ウォッカは、ジンやラム、テキーラと並ぶ4大スピリッツのひとつです。
クセが少なく、モスコミュールやスクリュードライバーなどのカクテルに使いやすい一方で、銘柄ごとの違いが少しわかりにくいお酒でもあります。
「安くて使いやすいウォッカを選びたい」
「ストレートやロックでも楽しめる銘柄を知りたい」
「プレゼントにできる高級ウォッカを探している」
このように、ウォッカは用途によって選ぶべき銘柄が変わります。
このページでは、ウォッカのおすすめ銘柄を、カクテルベース向き・ストレート向き・プレゼント向きなどに分けて紹介します。
ウォッカはクセが少ないお酒というイメージがありますが、銘柄によって口当たり、原料、香りの印象、ボトルの高級感には違いがあります。
<このページでわかること>
- カクテルベースに使いやすいウォッカ
- ストレートやロックで楽しみたいウォッカ
- 初心者にも選びやすい定番ウォッカ
- プレゼントにも向く高級ウォッカ
- ウォッカの選び方と飲み方
- ジン・ラム・テキーラとの違い
ジン・ウォッカ・テキーラ・ラムは四大スピリッツと呼ばれます。
それぞれのおすすめ銘柄を以下の記事で紹介しています。
家飲みにおすすめのお酒を探している方は、あわせて参考にしてみてください。
- ジンのおすすめ銘柄はこちら
- ウォッカのおすすめ銘柄はこちら
- テキーラのおすすめ銘柄はこちら
- ラムのおすすめ銘柄はこちら
ウォッカのおすすめ銘柄を選ぶ前に知っておきたいこと
ウォッカは、ジンやラム、テキーラと並ぶ4大スピリッツのひとつです。
クセが少なく、カクテルベースとして使いやすい一方で、銘柄によって原料や口当たり、香りの印象には違いがあります。
まずは、ウォッカを選ぶ前に知っておきたいポイントを簡単に整理します。
ウォッカはクセが少なく、家飲みカクテルに使いやすいお酒
ウォッカは、すっきりとした味わいが特徴のスピリッツです。
ジンのようにボタニカルの香りが強いわけではなく、ラムのように甘い香りが目立つタイプでもありません。そのため、ジュースや炭酸、ジンジャーエールなどと合わせやすく、家飲みカクテルに使いやすいお酒です。
モスコミュール、スクリュードライバー、ウォッカトニックなど、シンプルな材料で作れるカクテルも多いので、初心者でも扱いやすいと思います。
カクテルベースなら、まずは定番ウォッカで十分
カクテルベースに使うなら、まずは定番のウォッカから選べば十分です。
ウィルキンソン、ギルビー、スミノフ、アブソルートのような銘柄は、価格も手に取りやすく、クセも強すぎないため、家飲み用として使いやすいです。
高級ウォッカをカクテルに使ってももちろんおいしいですが、ジュースや炭酸で割るなら、最初は無理に高い銘柄を選ばなくてもよいと思います。
ストレートやロックで飲むなら、少し良いウォッカも候補
ウォッカはカクテルベースのイメージが強いですが、銘柄によってはストレートやロックでも楽しめます。
グレイグース、ベルヴェデール、ケテルワン、ニッカ カフェウォッカのようなプレミアムウォッカは、口当たりのなめらかさや原料由来の個性を感じやすいタイプです。
よく冷やしてストレートで飲んだり、ロックでゆっくり味わったりするなら、少し良いウォッカを選ぶのもおすすめです。
この記事では個人的感想も交えて紹介します
この記事では、ウォッカの定番銘柄から高級ウォッカ、個性派ウォッカまで、用途別に紹介します。
また、公式情報や一般的な特徴だけでなく、猫田が実際に飲んで感じたことも<個人的感想>として添えています。
ウォッカは銘柄ごとの差がわかりにくいお酒と思われがちですが、カクテルにしたときの使いやすさや、ストレートで飲んだときの印象には違いがあります。
「家飲みで使いやすい一本を選びたい」「少し良いウォッカを試してみたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
まず結論|迷ったらこれ。おすすめウォッカ3選
ウォッカは銘柄数が多いので、最初は用途から選ぶと失敗しにくいです。
カクテルベースにしたいのか、ストレートやロックで飲みたいのか、プレゼントにしたいのかで、選ぶべき銘柄は少し変わります。
迷った場合は、まず以下の3本から考えると選びやすいです。
カクテルベースにするならアブソルート
カクテルベースとして使うなら、アブソルート ウォッカがおすすめです。
クセが少なくすっきりしていながら、穀物由来のほどよい厚みもあるため、ジュースや炭酸で割っても味がぼやけにくい印象があります。
モスコミュール、スクリュードライバー、ウォッカトニックなど、家飲みで作りやすいカクテルに幅広く使いやすい一本です。
「安すぎるものではなく、使いやすさと品質のバランスで選びたい」という人に向いています。
ストレート・ロックで楽しむならベルヴェデール
ストレートやロックでも楽しみたいなら、ベルヴェデールがおすすめです。
ポーランド産ライ麦由来のなめらかさやコクがあり、ただクセが少ないだけではない味わいを感じやすいウォッカです。
よく冷やしてストレートで飲んだり、ロックでゆっくり味わったりすると、プレミアムウォッカらしい質感がわかりやすいと思います。
「カクテルだけでなく、そのまま飲んでも楽しめるウォッカを選びたい」という人に向いています。
プレゼントにするならグレイグース
プレゼントとして選ぶなら、グレイグースがおすすめです。
高級ウォッカとしての知名度があり、ボトルの雰囲気も上品なので、お酒好きな人への贈り物として選びやすい銘柄です。
味わいもなめらかで、ストレートやロック、シンプルなカクテルでも楽しめます。ウォッカに詳しくない人にも「少し良いウォッカ」として伝わりやすいのが魅力です。
「見た目やブランド感も含めて、プレゼント向きのウォッカを選びたい」という人に向いています。
おすすめウォッカ比較表|用途・産地・価格目安で一覧比較
ここでは、この記事で紹介するウォッカを用途・産地・価格目安で一覧にしました。価格は通販や量販店での目安で、時期や容量によって変動します。
| 銘柄 | 産地 | 用途 | 価格目安 |
|---|---|---|---|
| ウィルキンソン ウォッカ | 日本 | カクテルベース・安く抑えたい人向け | 1,000円前後 |
| ギルビー ウォッカ | 韓国 | カクテルベース・安く抑えたい人向け | 1,000円前後 |
| スミノフ ウォッカ | イギリス系 | カクテルベース・定番 | 1,000〜1,500円前後 |
| アブソルート ウォッカ | スウェーデン | カクテルベース・定番 | 1,500〜2,000円前後 |
| スカイウォッカ | アメリカ | カクテルベース・すっきり系 | 1,500〜2,000円前後 |
| フィンランディア | フィンランド | カクテルベース・すっきり系 | 1,500〜2,500円前後 |
| グレイグース | フランス | ストレート・ロック・プレゼント | 4,000〜5,000円前後 |
| ベルヴェデール | ポーランド | ストレート・ロック・プレゼント | 4,000〜5,000円前後 |
| ケテルワン | オランダ | ストレート・ロック・カクテル | 3,000〜4,000円前後 |
| シロック | フランス | ストレート・ロック・個性派 | 4,000〜5,000円前後 |
| ニッカ カフェウォッカ | 日本 | ストレート・ロック・国産プレミアム | 4,000〜6,000円前後 |
| ズブロッカ | ポーランド | 個性派・アップルジュース割り | 1,500円前後 |
| アブソルート シトロン | スウェーデン | 個性派・柑橘系カクテル | 1,500〜2,500円前後 |
| Haku Vodka | 日本 | 個性派・国産ウォッカ・プレゼント | 3,000〜5,000円前後 |
| クリスタルヘッド | カナダ | 個性派・ボトル映え・プレゼント | 4,000〜6,000円前後 |
| スピリタス | ポーランド | 高アルコール注意枠 | 2,000円前後 |
この記事での評価方法
この記事では、各銘柄の特徴を比較しやすいように、3つの評価軸と2つのタイプ軸で整理しています。
評価軸は以下の3つです。
- 飲み方の幅:ストレート、ロック、ソーダ割り、カクテルなど、どれくらい幅広く楽しめるか
- 価格に対する満足度:価格に対して、味わい・香り・ボトルの満足感があるか
- 手に入りやすさ:Amazonや楽天、酒販店などで比較的見つけやすいか
あわせて、味わいや立ち位置がわかりやすいように、以下の2つのタイプ軸も入れています。
- 王道 ←→ 個性派:定番として選びやすいか、個性的な味わいやボトルの印象が強いか
- 軽やか ←→ 重厚:すっきり飲みやすいタイプか、濃厚でじっくり楽しむタイプか
評価は、この記事内で銘柄同士を比較しやすくするための目安です。
飲み方や予算、好みに合わせて選ぶときの参考にしてみてください。
各銘柄に評価軸・タイプ軸を、以下のような評価カードとして載せています。
星評価は5段階で、数値が高いほどその項目を高く評価しています。
タイプ軸は、左右どちらの特徴に近いかを目安として表示しています。
ウォッカの選び方
ウォッカは銘柄ごとの香りが強く出るジンやラムと比べると、違いがわかりにくいお酒です。
ただし、使い方を決めてから選ぶとかなり選びやすくなります。
カクテルに使うのか、ストレートやロックで飲むのか、まずは目的に合わせて選んでみましょう。
カクテルベースにするなら定番銘柄を選ぶ
ウォッカをカクテルベースにするなら、まずは定番銘柄から選ぶのがおすすめです。
ウィルキンソン、ギルビー、スミノフ、アブソルートなどは、クセが強すぎず、モスコミュールやスクリュードライバー、ウォッカトニックなどに使いやすい銘柄です。
ジュースや炭酸で割る場合、高級ウォッカを使わなくても十分楽しめます。家飲み用なら、価格と使いやすさのバランスがよい定番ウォッカを選ぶと失敗しにくいです。
ストレート・ロックで飲むならプレミアムウォッカを選ぶ
ストレートやロックで飲むなら、少し良いプレミアムウォッカを選ぶのがおすすめです。
ウォッカはクセが少ないお酒ですが、そのまま飲むと口当たりのなめらかさや、原料由来の甘み、後味の違いが出やすくなります。
グレイグース、ベルヴェデール、ケテルワン、ニッカ カフェウォッカなどは、カクテルだけでなく、よく冷やしてストレートやロックで楽しみたい銘柄です。
「ウォッカそのものの味わいも楽しみたい」という人は、定番の安価な銘柄よりも、プレミアム系から選ぶと満足しやすいと思います。
個性を楽しむなら原料やフレーバーにも注目する
ウォッカはクセが少ないお酒というイメージがありますが、個性を楽しめる銘柄もあります。
たとえば、ズブロッカはバイソングラス由来の香りがあり、一般的なウォッカとはかなり違った印象があります。アブソルート シトロンのようなフレーバードウォッカは、柑橘系のカクテルを作りたいときに便利です。
Haku Vodkaのように白米を使った国産ウォッカや、ニッカ カフェウォッカのように蒸溜機や原料に特徴がある銘柄もあります。
定番ウォッカに慣れてきたら、原料やフレーバーに注目して選ぶと、ウォッカの楽しみ方が広がります。
カクテルベースにおすすめのウォッカ
ウィルキンソン ウォッカ
ウィルキンソン ウォッカは、家飲みのカクテルベースとして使いやすい定番ウォッカです。
白樺炭でろ過することで、軽やかでなめらかな飲み心地に仕上げられています。クセが強すぎず、後味もすっきりしているため、モスコミュール、スクリュードライバー、ウォッカトニックなどのカクテルに使いやすい一本です。
価格が手に取りやすいのも魅力です。ストレートやロックでじっくり味わう高級ウォッカというより、割って飲むために家に置いておきたい実用的なウォッカだと思います。
「まずは安くて使いやすいウォッカを選びたい」という人に向いています。
<個人的感想>
ザ・ウォッカという印象。
悪くない。
ギルビー ウォッカ
ギルビー ウォッカは、カクテルベースとして使いやすい定番ウォッカです。
高品質な活性炭で丹念にろ過されており、クリアでスムースな味わいに仕上げられています。クセが強すぎず、まろやかな口当たりがあるため、モスコミュールやスクリュードライバー、ウォッカトニックなどに使いやすい一本です。
価格が手に取りやすいのも魅力です。ストレートでじっくり味わう高級ウォッカというより、割って飲む前提で気軽に使える実用的なウォッカだと思います。
「安くてカクテルに使いやすいウォッカを選びたい」という人に向いています。
<個人的感想>
そのまま飲むと、他の銘柄に比べて少し雑味がある感じがしました。
スミノフ ウォッカ
スミノフ ウォッカは、世界的に知られている定番ウォッカです。
3回蒸留、10回ろ過によって、すっきりとしたドライな味わいに仕上げられています。クセが少なく、カクテルベースとして使いやすいタイプなので、モスコミュール、ウォッカトニック、ブラッディメアリーなど幅広い飲み方に合わせやすい一本です。
入手しやすさも大きな魅力です。スーパーや酒販店、通販でも見つけやすく、初めてウォッカを買う人にも選びやすい銘柄です。
「どれを選べばいいかわからないけど、まずは定番から試したい」という人に向いています。
<個人的感想>
ウォッカの王道。
ウォッカは銘柄間の違いが大きくないため、基準となるウォッカとして常備しておきたい。
アブソルート ウォッカ
アブソルート ウォッカは、スウェーデンを代表する定番ウォッカです。
スウェーデン南部のオーフス周辺で造られており、冬小麦と水を使ったなめらかな味わいが特徴です。クセが少ないだけでなく、穀物由来のほどよい厚みもあるため、カクテルにしても味がぼやけにくい印象があります。
モスコミュール、エスプレッソマティーニ、ブラッディメアリーなど、幅広いカクテルに使いやすいのも魅力です。価格と品質のバランスがよく、家飲み用の一本としてかなり選びやすいウォッカだと思います。
「カクテルベースにする定番ウォッカを、少ししっかり選びたい」という人に向いています。
<個人的感想>
ザ・ウォッカという印象。
悪くない。
スカイウォッカ
スカイウォッカは、アメリカ・サンフランシスコ発のウォッカです。
4回蒸留、3回ろ過によって、クリーンでクリアな味わいに仕上げられています。コバルトブルーのボトルも印象的で、家飲み用として置いておいても見た目に少し雰囲気があります。
味わいはすっきり軽やかで、カクテルベースに使いやすいタイプです。モスコミュールやウォッカソーダ、スクリュードライバーなど、爽やかに飲むカクテルと相性がよいと思います。
「重さよりも、すっきりした飲みやすさを重視したい」という人に向いています。
<個人的感想>
見た目は特別感がありますが、ザ・ウォッカという印象。
フィンランディア
フィンランディアは、フィンランドで造られるウォッカです。
フィンランド産の大麦を使い、ラヤマキの氷河由来の湧き水を加えて造られています。北欧らしいクリアな印象があり、すっきりとした味わいを楽しみやすいウォッカです。
カクテルベースとして使いやすく、ウォッカトニックやモスコミュール、スクリュードライバーなど、シンプルな飲み方に合わせやすい一本です。定番ウォッカの中でも、少し産地の個性を感じられる銘柄として紹介しやすいと思います。
「すっきりした定番ウォッカを選びたい」「北欧系のウォッカを試してみたい」という人に向いています。
<個人的感想>
軽やかなウォッカ。
ストレート・ロックでも楽しみたいプレミアムウォッカ
グレイグース
グレイグースは、フランスで造られるプレミアムウォッカです。
原料にはフランス・ピカルディ地方周辺の冬小麦と、コニャック地方のジャンサックの湧き水が使われています。ウォッカらしいクリアさはありつつ、口当たりはなめらかで、やわらかな甘みや丸みを感じやすいタイプです。
価格は高めですが、高級ウォッカとしての知名度があり、ボトルの雰囲気も上品です。カクテルベースとしても使えますが、せっかくならよく冷やしてストレートやロックで試したい一本です。
「プレゼントにも使いやすい高級ウォッカを選びたい」という人に向いています。
<個人的感想>
きれいなウォッカという印象。
大きな違いを感じられるわけではないが、特別な雰囲気は十分に感じられる。
主張しすぎない大人な一本。
ベルヴェデール
ベルヴェデールは、ポーランドで造られるプレミアムウォッカです。
原料にはポーランド産のライ麦が使われており、クリアな中にも穀物由来のコクやなめらかさを感じやすいのが特徴です。すっきり軽いだけのウォッカというより、ストレートやロックで飲んだときに味わいの輪郭が出やすいタイプだと思います。
カクテルにも使えますが、ウォッカマティーニやロックのように、ウォッカそのものの質感が出る飲み方と相性がよいです。価格は安くありませんが、プレミアムウォッカとしての完成度を考えると納得感があります。
「そのまま飲んでも楽しめるウォッカを選びたい」という人に向いています。
<個人的感想>
やや重厚感を感じられます。
少し特別なウォッカを楽しみたいときにおすすめです。
ケテルワン
ケテルワンは、オランダで造られるプレミアムウォッカです。
オランダのスキーダムにあるノレット家の蒸溜所で造られており、銅製ポットスチルの名前に由来するブランドです。クリアでなめらかな飲み口があり、カクテルにしてもストレートやロックにしても使いやすい、バランスのよいウォッカです。
高級感はありつつ、グレイグースやベルヴェデールほど強く主張するタイプではありません。バーで使われるような上質なウォッカを、家でも気軽に楽しみたいときに選びやすい一本です。
「王道感のあるプレミアムウォッカを選びたい」という人に向いています。
<個人的感想>
上質なウォッカという印象。ただし、利きウォッカはあまり自信はない。
シロック
シロックは、フランスで造られるプレミアムウォッカです。
一般的なウォッカは小麦やライ麦、とうもろこしなどの穀物を原料にすることが多いですが、シロックはフランス産のブドウを原料にしています。5回蒸溜によって仕上げられており、なめらかでフルーティーな印象を感じやすいのが特徴です。
ウォッカらしいクリアさはありつつ、穀物系ウォッカとは少し違った華やかさがあります。ストレートやロックでも楽しめますが、ソーダ割りやカクテルにしても香りの個性が出やすいタイプです。
「定番のプレミアムウォッカとは少し違う、華やかな一本を選びたい」という人に向いています。
<個人的感想>
特別感を感じられる一本。
ブドウを原料にしていますが、ブドウの味が直接するわけではないのでご注意を。
ニッカ カフェウォッカ
ニッカ カフェウォッカは、日本のニッカウヰスキーが手がけるプレミアムウォッカです。
特徴は、カフェ式連続式蒸溜機で造られた原酒を使っていること。とうもろこしと大麦をそれぞれ蒸溜し、複数の原酒をブレンドしたうえで、白樺炭でろ過して仕上げられています。
ウォッカとしてはクリアでありながら、穀物由来の甘みやなめらかな質感を感じやすいタイプです。カクテルベースとして気軽に大量に使うというより、ロックやソーダ割りで、原料や蒸溜由来の個性を楽しみたい一本です。
「国産のプレミアムウォッカを試したい」「ニッカらしい蒸溜の個性を感じるウォッカが気になる」という人に向いています。
<個人的感想>
きれいなウォッカという印象。
個性を楽しめるウォッカ
ズブロッカ
ズブロッカは、ポーランドで造られる個性派ウォッカです。
大きな特徴は、バイソングラス由来の独特な香り。一般的なウォッカはクセの少なさが魅力になることが多いですが、ズブロッカは草原やハーブを思わせる香りがあり、普通のウォッカとはかなり印象が違います。
そのまま冷やして飲むのもよいですが、特に有名なのはアップルジュース割りです。リンゴの甘みとズブロッカの香草感が合わさることで、かなり飲みやすく、家飲みでも試しやすい一杯になります。
定番ウォッカのように何にでも使いやすいタイプではありませんが、価格は比較的手に取りやすく、個性もはっきりしています。
「普通のウォッカでは少し物足りない」「香りに特徴のあるウォッカを試したい」という人に向いています。
<個人的感想>
猫田のお気に入りのウォッカです!
バイソングラスが入った特別感も感じられ、ハーブの香りも程よいアクセントになっています。
アブソルート シトロン
アブソルート シトロンは、アブソルートのレモンフレーバーウォッカです。
通常のアブソルート ウォッカがクセの少ない定番タイプだとすると、シトロンはレモンの爽やかな香りが加わった、かなりカクテル向きの一本です。柑橘系の香りがあるため、ソーダ割りやトニック割りでも飲みやすく、家飲みに取り入れやすいウォッカだと思います。
特に相性がよいのは、コスモポリタンやレモン系のカクテルです。普通のウォッカにレモンを足すよりも、香りがまとまりやすく、爽やかな印象を出しやすいのが魅力です。
一方で、クセのないピュアウォッカを探している人には少し用途が限られます。
「柑橘系のカクテルを作りたい」「爽やかに飲めるウォッカを選びたい」という人に向いています。
<個人的感想>
レモンのフレーバーがしっかり感じられるため、通常のウォッカとは異なります。
そのまま飲むのも良いですが、普通のウォッカと同じ使い方をしてみると違いを楽しむことができます。
Haku Vodka
Haku Vodkaは、サントリーが手がけるジャパニーズクラフトウォッカです。
原料には日本の白米が使われており、さらに竹炭でろ過して仕上げられています。ウォッカらしいクリアさはありつつ、白米由来のやわらかさや、なめらかな印象を感じやすい一本です。
強い香りで個性を出すタイプではなく、上品で整った味わいのウォッカです。ソーダ割りやロック、シンプルなカクテルにすると、すっきりした飲み口とやさしい甘みを楽しみやすいと思います。
価格は定番ウォッカより少し上がりますが、国産ウォッカとしてのわかりやすい個性があり、プレゼントにも使いやすい雰囲気があります。
「国産のウォッカを試してみたい」「クセが少なく、上品に飲めるウォッカを選びたい」という人に向いています。
<個人的感想>
ロックで飲んでみるとなめらかな印象を感じられます。
(これはどの銘柄もですが、冷凍庫で冷やすと少しトロッとするのでより飲みやすくなります)
クリスタルヘッド
クリスタルヘッドは、カナダで造られるプレミアムウォッカです。
まず印象に残るのは、スカル型のボトルデザインです。ウォッカの中でもかなり見た目のインパクトが強く、飾って楽しめるお酒としても存在感があります。
中身はカナダ産コーンを原料にしたウォッカで、ニューファンドランドの水を使い、複数回のろ過を経て仕上げられています。味わいはクリアでなめらかですが、この記事で紹介する中では、味わい以上にボトルデザインの個性が目立つ銘柄です。
価格は高めなので、普段のカクテルベースとして気軽に使うタイプではありません。どちらかというと、プレゼントやインテリア性も含めて楽しみたいウォッカです。
「見た目にもインパクトのあるウォッカを選びたい」「プレゼント向きの個性的なボトルを探している」という人に向いています。
<個人的感想>
見た目を楽しむウォッカ。
注意して扱いたい高アルコールウォッカ
スピリタス
※スピリタスはアルコール度数が非常に高いため、火気や飲み方には十分注意が必要です。
スピリタスは、ポーランドで造られる非常に高アルコールのスピリッツです。
アルコール度数は96%前後と非常に高く、一般的なウォッカのようにストレートやロックで気軽に飲むお酒ではありません。ウォッカとして紹介されることもありますが、実際にはリキュール作りや果実酒、香味の抽出などに少量使うような、かなり特殊な存在です。
知名度は高いものの、初心者におすすめできる銘柄ではありません。火気にも注意が必要で、飲み方を間違えると危険です。
<個人的感想>
実は「飲んだ」ことはありません。
嗅いでみた感想は思った通り、ただただアルコールです。
国別で見るおすすめウォッカ|世界地図で産地を整理
ウォッカというと東欧のイメージが強いかもしれませんが、日本、スウェーデン、フィンランド、フランス、ポーランド、オランダ、アメリカ、カナダなど、さまざまな国で造られています。

日本のウォッカは、ウィルキンソンのような家飲み向けの定番から、Haku Vodkaやニッカ カフェウォッカのような国産ならではの個性を楽しめる銘柄まであります。
北欧系では、アブソルートやフィンランディアのように、すっきりとした味わいでカクテルベースに使いやすい銘柄が目立ちます。フランスでは、グレイグースやシロックのようなプレミアム感のあるウォッカがあり、ストレートやロック、プレゼント用としても選びやすいです。
ポーランドは、ベルヴェデールのような高級ウォッカ、ズブロッカのような香りに特徴のあるウォッカ、スピリタスのような高アルコールスピリッツまで幅があります。オランダのケテルワンは、王道感のあるプレミアムウォッカとして紹介しやすい銘柄です。
産地だけで味が決まるわけではありませんが、原料やブランドの方向性を知る手がかりにはなります。地図で見てみると、ウォッカにも意外と多様な産地と個性があることがわかります。
※地図上の位置は、厳密な蒸溜所所在地ではなく国・地域の目安です。
家飲みにおすすめのウォッカの飲み方
ウォッカはクセが少ないため、家飲みカクテルに使いやすいお酒です。
ジュースや炭酸、ジンジャーエールなどと合わせやすく、特別な道具がなくても楽しめる飲み方が多いのが魅力です。
ここでは、家でも試しやすいウォッカの定番カクテルを紹介します。
モスコミュール

モスコミュールは、ウォッカをジンジャーエールで割り、ライムを加えて作るカクテルです。
ジンジャーエールの甘みとスパイス感があるため、ウォッカのアルコール感がやわらぎ、初心者でも飲みやすい一杯になります。
家で作るなら、ウォッカにジンジャーエールを注ぎ、ライムを少し搾るだけでも十分楽しめます。
辛口のジンジャーエールを使うと、甘すぎずすっきりした味わいになります。
スクリュードライバー

スクリュードライバーは、ウォッカをオレンジジュースで割るシンプルなカクテルです。
材料が少なく、作り方も簡単なので、家飲みでかなり試しやすい飲み方です。
オレンジジュースの甘みと酸味で飲みやすくなるため、ウォッカを初めて試す人にも向いています。
ウォッカトニック

ウォッカトニックは、ウォッカをトニックウォーターで割る飲み方です。
トニックウォーターの甘みとほろ苦さが加わるため、ウォッカソーダよりも飲みやすく、シンプルながら満足感があります。
ライムやレモンを添えると、より爽やかな印象になります。甘すぎるカクテルが苦手な人や、すっきり飲みたい人におすすめです。
ソルティドッグ

ソルティドッグは、ウォッカとグレープフルーツジュースを合わせ、グラスのふちに塩をつけて作るカクテルです。
グレープフルーツの酸味と苦味に、塩味が加わることで、甘すぎずすっきり飲めるのが魅力です。
本格的に作るならグラスのふちに塩をつけますが、家飲みなら塩なしで作っても十分楽しめます。塩なしの場合は、ブルドッグとも呼ばれます。
ブラッディメアリー

ブラッディメアリーは、ウォッカをトマトジュースで割るカクテルです。
甘いカクテルとは違い、トマトの旨味や酸味を楽しめるのが特徴です。レモン、黒こしょう、タバスコ、ウスターソースなどを加えると、食事に合わせやすい一杯になります。
好みは分かれますが、甘いお酒が苦手な人や、食中酒としてウォッカを楽しみたい人にはおすすめです。
まとめ|ウォッカは用途に合わせて選ぶべし
ウォッカはクセが少なく、家飲みカクテルに使いやすいスピリッツです。
モスコミュールやスクリュードライバー、ウォッカトニックなどを作るなら、ウィルキンソン、ギルビー、スミノフ、アブソルートのような定番銘柄から選ぶと使いやすいです。
一方で、ストレートやロックでも楽しみたいなら、グレイグース、ベルヴェデール、ケテルワン、ニッカ カフェウォッカなどのプレミアムウォッカも候補になります。
また、ズブロッカやアブソルート シトロン、Haku Vodka、クリスタルヘッドのように、香りや原料、ボトルデザインに個性がある銘柄もあります。
ウォッカは銘柄ごとの差がわかりにくいと思われがちですが、用途を決めて選ぶと自分に合う一本を見つけやすいです。
まずはカクテルベースに使いやすい定番ウォッカから試し、慣れてきたらプレミアムウォッカや個性派ウォッカにも広げてみると、家飲みの幅がかなり広がると思います。
その他の4大スピリッツ
おすすめのジンはこちらの記事で紹介しています。
おすすめのラムはこちらの記事で紹介しています。
おすすめのテキーラはこちらの記事で紹介しています。