こんばんは、猫田です。
テキーラに興味はあるけれど、「最初の1本に何を選べばいいのかわからない」と感じる方は多いと思います。
テキーラはショットのイメージが強い一方で、実際には種類や価格帯、飲み方の幅も広く、初心者ほど少し迷いやすいお酒です。
ただ、最初から高価なテキーラや特別なボトルを選ばなくても大丈夫です。
初心者が最初の1本を選ぶなら、まずは飲みやすさ や 試しやすさ を優先して考えた方が失敗しにくいと思います。
この記事では、初心者が最初の1本を選ぶときに知っておきたいテキーラの種類や、現実的に選びやすいおすすめの銘柄、試しやすい飲み方をわかりやすく整理します。
- 初心者がテキーラ選びで迷いやすい理由
- テキーラの種類と選び方
- 現実的に選びやすい初心者向けテキーラ
- 初心者におすすめできないテキーラ
- 試しやすい飲み方
こうした内容をまとめているので、「テキーラを飲んでみたいけれど、何から選べばいいかわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
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豪華なプレゼントに最適!プレミアムなテキーラ6ブランド23銘柄を一挙紹介!
テキーラの種類と選び方
テキーラは様々な種類があるため迷う方も多いかと思います。
そこで、各種類の特徴を簡単に解説します。
原料による分類
テキーラは使用する原料によって、「プレミアムテキーラ」と「ミクストテキーラ」に分かれます。
テキーラの原料は、ブルーアガベ(リュウゼツラン)です。
「プレミアムテキーラ」は、ブルーアガベを100%使用して造られます。
「ミクストテキーラ」は、原料の半分以上はブルーアガベ、そこに糖類等を追加して造られます。
基本的には、プレミアムテキーラはアガベ特有の味、テキーラらしい味わいがしっかりと出ており、ミクストテキーラはクセが少なくすっきりとした味わいになります。
今人気があるのはブルーアガベ100%のプレミアムテキーラですが、オレンダインなどミクストテキーラでも評価が高いものがありますので、プレミアムテキーラであることにこだわりすぎる必要はありません。
製法による分類
テキーラは熟成期間によって「ブランコ」「レポサド」「アネホ」に分類されます。
後ろに行くほど熟成期間が長くなります。
熟成期間が短いとフレッシュなアガベの味わいを感じられます。
熟成期間が長くなると樽熟成によるコクと芳醇な香味が感じられるようになります。
味の好みももちろんですが、どのような飲み方をするかによって適したテキーラが変わってきます。
カクテルのベースとするなら“ブランコ”
ストレートで飲むなら“レポサド”
ロックでゆっくり飲むなら“アネホ”
基本的にはこの選び方がおすすめです。
しかし、これ以外の飲み方がダメなわけではありません。
特に“レポサド”に関しては、カクテルのベースとして用いると程よいアクセントになり、ロックでゆっくり飲んでも味わい深いものが多くなっています。
いずれにせよ、製法による違いが味に与える影響は大きく、自分の好きな種類を見つけることがテキーラを楽しむ第一歩と言えます。
テキーラのブランド
テキーラはメキシコの限られた地域でのみ造られるお酒です。
そのため、ブランドの種類はある程度限られています。
スタンダードなテキーラでは、「サウザ」「クエルボ」「オレンダイン」が有名です。
高価なテキーラでは、「ドンフリオ」「パトロン」。
少し下がって「エラドゥーラ」が有名です。
おすすめの銘柄紹介にて、詳細を解説します。
テキーラの選び方
一本目は、「原料による分類」はそこまでこだわる必要はありません。
ブルーアガベ100%の“プレミアムテキーラ”はアガベの味わいがしっかり感じられるため人気も高いのですが値段もその分高くなります。ミクストテキーラであっても高い評価を得ているものは多数あります。
「製法の違い」が最も影響の大きい違いになります。
各銘柄を気にせず、初心者におすすめするのであれば“レポサド”です。
理由は、レポサドであればストレート、カクテルのベースいずれにも使用しやすいからです。
しかし、銘柄によってはストレートで楽しめるブランコ、カクテルのベースとして楽しめるレポサド、などもありますので、初心者におすすめしたいテキーラ銘柄は後程紹介します!
初心者におすすめのテキーラ
スタンダードなテキーラから、初心者におすすめのテキーラを紹介します。
迷ったらまずはここから試していただければ間違いありません!
クエルボ エスペシャル
世界中で愛されるコクのあるレポサド!
テキーラのトップブランド“ホセ・クエルボ社”の代表銘柄。
同社は創業200年以上と長い歴史を持ちます。
2018年にはテキーラの販売数量で世界1位となっている人気ブランドです。
クエルボ エスペシャルは2ヶ月以上の樽熟成により、甘い樽香とコクのある味わいに仕上がっています。クエルボはスタンダードな製品であれば価格も比較的抑えめであり、初心者におすすめの銘柄と言えます。
【クエルボの種類】
クエルボのテキーラは、大きく分けると「1800」と「エスペシャル」の二種類があります。
ブルーアガベ100%のプレミアムテキーラである「1800」には、シルバー・レポサド・アネホの3種類があり、(製法の違いによる違いはもちろんありますが)総じてまろやかな味わいとなめらかな口当たりが特徴です。
一方、「エスペシャル」はスタンダードシリーズという位置づけです。
2ヶ月以上の樽熟成を行ったレポサドである「クエルボ エスペシャル」の他、樽熟成を行わない「クエルボ エスペシャル シルバー」があります。カクテルのベースに用いる想定でキレのよい味わいが欲しい場合は後者を、それ以外の場合は前者を、選ぶと良いでしょう。
迷うのであれば、まずは最もスタンダードな「クエルボ エスペシャル」がおすすめです。
【クエルボのおすすめの飲み方】
今回ご紹介するクエルボ エスペシャルは、コクのある味わいを持つため“ストレート”で飲むのがおすすめです。
しかし、アメリカでは“マルガリータ”のベースによく使用されるなど、カクテルベースとしても高い評価を得ているため、好きな飲み方で飲むことができます。
サウザ ブルー
様々な飲み方ができる万能タイプ!
サウザは1873年にメキシコのハリスコ州テキーラ村で生まれた歴史あるテキーラブランドです。約150年という長い期間、非常に高い人気を集めてきました。
日本でも最も知名度のあるテキーラブランドの一つであり、カクテルのベースにも、ストレートで味わうにも適したテキーラを製造しています。
価格は抑えられており、手軽にブルーアガベ100%のテキーラを味わうことのできる貴重なブランドとも言えます。
【サウザの種類】
サウザは大きく「サウザ」と「サウザ ブルー」の二つに分かれます。
「サウザ」はすっきりとした味わいが特徴のミクストテキーラ。サウザの定番製品であり、「サウザ シルバー」と「サウザ ゴールド」があります。
「サウザ ブルー」はブルーアガベ100%のプレミアムテキーラ。通常のサウザと比べアガベの独特の甘さやコクを感じることができます。近年はプレミアムテキーラへ注目が集まっており、サウザ ブルーの人気が高まっています。
“テキーラ”を楽しみたい初心者の方におすすめしたいのは「サウザ ブルー」です。
「え?最初の1本にプレミアムの方を勧めるの?」と思った方もいるかと思います。しかし、安心してください。1本(750ml)あたりの価格でサウザとサウザ ブルーでは150円程度、サウザ ゴールドとサウザ ブルー ゴールドでは400円程度の差しかありません。
そのため、サウザを選ぶのであれば「サウザ ブルー」から選ぶことをおすすめします。
【サウザのおすすめの飲み方】
今回おすすめの「サウザ ブルー」は非常に多様な楽しみ方ができる点も魅力です。
カクテルのベースとしては、テキーラとホワイトキュラソー、ライムジュースをシェークした“マルガリータ”など、サウザ ブルーの味わいをしっかり感じられるカクテルがおすすめです。
家でつくるのであれば、トニックウォーターと混ぜた“テコニック”がおすすめです。アガベ100%の贅沢な味わいを感じることができます。
ストレートで飲むことにも適しています。味わいをしっかり感じるには常温で、軽く飲みやすい味わいにしたい場合は冷凍庫冷やして、お好みの飲み方で楽しむことができます。
さらに、味わいがしっかりしているのでオンザロックでも、ゆっくりと氷が溶けていく味わいの変化も楽しむことができます。
オレンダイン オリータス ブランコ
ミクストテキーラの大人気銘柄!
ミクストテキーラではありながあら、評価が非常に高い人気ブランド。
オレンダインは1926年から続く老舗ブランドです。
日本での知名度は、クエルボやサウザと比べるとやや低いものの、現地メキシコでの人気が非常に高く、ミクストテキーラのブランコカテゴリではNo.1となっているようです。
【オレンダインの種類】
オレンダインは「オレンダイン」「オレンダイン オリータス」「グラン オレンダイン」の大きく三つに分かれます。
「オレンダイン」は、価格も低めのミクストテキーラ。ミクストテキーラの中でオレンダインは非常に評価が高い銘柄になっています。
「オレンダイン オリータス」は、アルコール度数35%と低めで、味わいもすっきり系のシリーズです。オリータスには、ブランコ、レポサド、レポサド(クリスタリーノ)の3種類があります。
「グラン オレンダイン」はプレミアムシリーズ。ブランコ、レポサド、アネホの3種類があり、通常は熟成期間が長くなると価格が一気に上がるのですが、グラン オレンダインのアネホはその中では良心的な価格設定です。
初心者におすすめしたいのは「オレンダイン オリータス ブランコ」です。
軽い飲み口は好みが分かれますが、度数の高いお酒をあまり飲んだことがなく、不安に感じる方にとてもおすすめできる唯一無二の銘柄です。
【オレンダインのおすすめの飲み方】
「オレンダイン オリータス ブランコ」は、ロック、ストレートなど様々な飲み方に適しています。アルコール度数が低めなので、ストレートにチャレンジするのはオレンダインからが良いかもしれません。
初心者におすすめできないテキーラ
ここまで、初心者におすすめのテキーラとして「クエルボ エスペシャル」「サウザ ブルー」「オレンダイン オリータス ブランコ」を、値段を気にしない初心者におすすめのテキーラとして「パトロン レポサド」「エラドゥーラ レポサド」「ドンフリオ アネホ」をご紹介しました。
おすすめの銘柄があるということは、同時におすすめできない銘柄もあります。
もちろんその銘柄が悪いといいたいのではなく、「初心者に」「最初の一本に」という観点であまりおすすめできない銘柄を選びました。
カサ・ノブレ

色彩豊かな、プレミアムテキーラです。
雑味が少なく、濃厚でマイルドな味わいで人気のある銘柄です。
なぜ、初心者におすすめしないのか。
これには、競合の強さが大きな理由です。
カサ・ノブレ自体はとても美味しいテキーラですが、価格が高いテキーラでもあります。
そして価格の高いテキーラとしては、テキーラ界の二大巨頭とされる「パトロン」と「ドンフリオ」があります。この2ブランドも非常に美味しく、さらに世界中で人気があります。
そのため、高価なテキーラを選ぶのであればパトロンかドンフリオを、カサ・ノブレを選んでほしい明確な理由が見つからない、ということが正直な思いです。(もちろん猫田の主観ではあります。)
カサ・ノブレは、パトロン、ドンフリオを飲んでみて、さらに他のプレミアムテキーラに手を出したい方におすすめします!
ポルフィディオ
熱狂的なファンの多い銘柄です。
アガベ100%の雑味のない、上品で濃厚な甘味のある最高峰のアガベスピリッツです。
ポルフィディオを1本目におすすめ理由しない理由ですが、“アガベスピリッツ”と記載した通り、ポルフィディオは厳密には“テキーラ”ではありません。
“テキーラ”は非常に定義が厳しいお酒です。
ポルフィディオは品質で劣っている等の理由ではなく、製造するインモビリアリア・マスト蒸溜所が「テキーラ規制委員会(CRT)」に加盟していない、という理由から“テキーラ”を名乗ることができなくなっています。
そういった背景から、ポルフィディオを1本目に選んでしまうと「初めて飲んだテキーラは…」という話のときに無駄な注釈がついてまわります。
おすすめしない理由は基本的にこれだけなのですが、どうせ1本目にプレミアムテキーラを選ぶのであれば、にプレミアムテキーラの二大巨頭「パトロン」「ドンフリオ」がおすすめ、という点も影響しています。
ポルフィディオは、3本目以降に飲んでみてその美味しさを認識していただくのが良いかと思います。
その他レアなテキーラ
もちろん、ここで紹介していない銘柄で美味しいものもありますし、掘り出しものがあったりしますが、最初の一本で冒険をするのはあまりおすすめできません。
この記事で紹介した銘柄で、定番のテキーラはほぼカバーできていると自負します。
ブランコかレポサドかアネホか、などの選択は自由ですが、それ以外のブランドに手を出すことにメリットをほぼ感じません。
初心者におすすめのテキーラの飲み方

ここでは、初心者におすすめしたい、テキーラ飲み方をご紹介します。
猫田の主観ではありますが、家で飲む場合のおすすめ度を★で示しています。
ストレート(おすすめ度:★★★★☆)
テキーラと言えばこの飲み方。
単にテキーラだけを飲むのではなく、テキーラの本場メキシコの伝統的な飲み方である“メキシカンスタイル”と呼ばれるスタイルをおすすめします。
ショットグラスにテキーラを注いで、塩とカットライムを用意します。最初にカットライムをかじり、すぐにテキーラを流し込む、最後に塩をなめる、というやり方です。
塩は、左手の親指と人差し指の付け根あたりを軽く濡らして乗せておくのが一般的です。
ショットガン(おすすめ度:★★☆☆☆)
映画などでもたまに見かけるテキーラの飲み方。
ショットグラスにテキーラと炭酸水を1:1で混ぜて、勢いよくテーブルに叩きつけ、あふれる前に一気に飲む、という方法です。
やや見栄えは良くない飲み方ではありますが、衝撃を与えることによってテキーラが炭酸と一気に混ざり、テキーラのクセやアルコール感が抑えられて飲みやすくなるというメリットがあります。
ロック(おすすめ度:★★★☆☆)
「ストレートはキツすぎるけど、テキーラの味を直接楽しみたい」という方におすすめのお手軽な飲み方です。
ライムを絞ると爽やかな香りも加わって一段と飲みやすくなります。
テコニック(おすすめ度:★★★★☆)
ジントニックのテキーラ版。
トニックウォーターで割るだけの簡単カクテルです。
ロングカクテル用のグラスにテキーラ(30ml or 45ml)を注いで、トニックウォーターで満たすと美味しく出来上がります。メジャーカップなどを持っていない方は、テキーラ:トニックウォーター=1:4を目安につくってもOKです。
テキーラサンライズ(おすすめ度:★★★★☆)
ローリング・ストーンズのミック・ジャガーが愛飲していたカクテルとして有名なカクテル。
テキーラとオレンジジュースを注ぎ、そしてグレナデンシロップを静かに沈めます。
割合はお好みですが、通常はテキーラ45ml、オレンジジュース90ml、グレナデンシロップ2tsp(※)が一般的です。
※1tsp=ティースプーン1杯
グレナデンシロップはザクロの果汁からつくられるシロップです。
酒販店やお酒の取り扱いが充実しているスーパーやドラッグストアにも置いてあったりします。
近くになさそうという方は、Amazonや楽天からも購入できます。
まとめ
この記事では
・テキーラの種類と選び方
・初心者におすすめのテキーラ
・初心者におすすめできないテキーラ
・初心者におすすめのテキーラの飲み方
を紹介・解説しました。
まずは価格で二分して、その後どういう飲み方をしたいかを考え、あとは直感で決める
という気持ちで選んでいただければ間違いはないかと思います。
セレブに人気のお酒“テキーラ”の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
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