こんばんは。
職場の人間関係と完全に切り離された場所を求めて、バーにたどり着いた猫田です。
バーに少し興味はあるけれど、「何を注文すればいいのかわからない」と感じる方は多いと思います。
カクテルは種類がとても多く、名前だけ見ても違いがわかりにくいため、最初は少しハードルが高く感じやすいです。
ただ、バーで注文するカクテルは、最初から細かく覚えようとしなくても大丈夫です。
甘いか甘くないか、ロングかショートか という2つの軸で考えるだけでも、自分に合う一杯はかなり選びやすくなります。
この記事では、バーで注文したいカクテルを
- 甘い
- 甘くない
- ロング
- ショート
の組み合わせで整理しながら、初心者でも頼みやすいカクテルを紹介します。
「バーに行ってみたいけれど、最初の一杯に迷う」「自分に合うカクテルを見つけたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
バーでの過ごし方に不安がある方はこちらの記事もご覧ください。
各ジャンルのカクテルをすぐに見たい方はこちらから。
バーでカクテルを選ぶときはこの2軸で考えるとわかりやすい
バーでカクテルを選ぶときは、最初から名前をたくさん覚えようとしなくても大丈夫です。
甘いか甘くないか、ロングかショートか の2つを意識するだけでも、自分に合う一杯はかなり選びやすくなります。
甘い/甘くない
まず考えやすいのが、味の方向です。
甘さのあるカクテルが好きか、すっきりした甘くないカクテルが好きかで、かなり選びやすくなります。
甘いカクテルというとジュースのようなものをイメージするかもしれませんが、実際には果実感があったり、リキュールのやわらかさがあったりと、いろいろなタイプがあります。
反対に、甘くないカクテルはキリッとした飲み口のものが多く、すっきり飲みたいときに向いています。
「お酒感が強すぎない方がいい」「飲みやすいものがいい」という方は甘めから、
「すっきりした味が好き」「食後にさっぱり飲みたい」という方は甘くない方から考えると選びやすいです。
ロング/ショート
もうひとつの軸が、ロングかショートかです。
これは味というより、量やアルコール度数の違いだと考えるとわかりやすいです。
ロングカクテルは氷や割り材が入っていて、比較的ゆっくり飲みやすいタイプです。
ジントニックやモスコミュールのように、バー初心者でもイメージしやすく、最初の一杯としても選びやすいものが多いです。
ショートカクテルは量が少なめで、アルコール度数も高めのタイプです。
一杯の満足感はありますが、ロングよりお酒らしさを感じやすいことも多いので、最初は少しだけハードルが高く見えるかもしれません。
「ゆっくり飲みたい」「最初の一杯として頼みたい」という方はロング、「カクテルらしい雰囲気を楽しみたい」「少し背伸びしたい」という方はショートから考えるとわかりやすいです。
まずはこの2つをざっくり決めればOK
バーでカクテルを選ぶときは、
- 甘いか甘くないか
- ロングかショートか
この2つをざっくり決めるだけでもかなり十分です。
細かい名前や材料を全部覚えていなくても、まずはこの2軸で考えるだけで、自分に合いそうな一杯を見つけやすくなります。
結論:初めて頼むならこの4杯
ここまで、カクテルは 甘いか甘くないか、ロングかショートか の2軸で考えると選びやすいと書いてきました。
ただ、最初はそれでも少し迷うと思うので、バー初心者がまず頼みやすい4杯を先にまとめておきます。
甘くない×ショートなら ダイキリ

ラムベースのショートカクテル。
ショートカクテルの中では比較的バランスがよく、ただ強いだけではなく、すっきりした飲みやすさも感じやすい一杯です。
ショートを頼んでみたいけれど、いきなり重すぎるものは少し不安、というときにも入りやすいと思います。
>ラムの種類にも興味が出た方はこちらの記事もご覧ください
甘くない×ロングなら ジントニック

ジンベースのロングカクテル。
バーで最初の一杯としてかなり頼みやすい定番です。
すっきりしていて飲みやすく、ロングカクテルの中でもイメージしやすいので、「まずは無難に頼みたい」というときにかなり向いています。
>ジンの種類にも興味が出た方はこちらの記事もご覧ください
甘め×ショートなら アレキサンダー

ブランデーベースのショートカクテル。
甘めのショートカクテルを試してみたいなら、まず候補に入れやすい1杯です。
やわらかい甘さがあって飲みやすく、ショートカクテルに少しハードルを感じている方でも比較的入りやすいと思います。
甘め×ロングなら モスコミュール

ウォッカベースのロングカクテル。
甘め寄りで飲みやすく、バー初心者にもかなりすすめやすいロングカクテルです。
重たすぎず、すっきりしすぎもしないので、「カクテルっぽい一杯を飲んでみたい」というときにも選びやすいと思います。
甘くない×ショートカクテル
甘くないショートカクテルは、キリッとした飲み口や、お酒らしい雰囲気を楽しみたいときに向いています。
ロングカクテルより量は少なめですが、そのぶん味がぎゅっとまとまっていて、「カクテルを飲んでいる感じ」が出やすいのも特徴です。
バー初心者には少しだけハードルが高く見えるかもしれませんが、選ぶカクテルによっては意外と飲みやすいものもあります。
「甘すぎるものは避けたい」「少しだけ背伸びした一杯を頼んでみたい」という方は、この分類から選んでみるのもおすすめです。
マティーニ(Alc. 35%)
<基本のレシピ>
- ドライジン
- ドライベルモット
- オリーブ
「カクテルの王様」と呼ばれるジンベースのカクテル。
辛口好みで、カクテルらしいカクテルを飲んでみたい人にまずお勧めしたい一杯。
ベルモットとは、白ワインに香草の香味をつけたフレーバードワイン。
さて、マティーニを頼んで必ずと言っていいほど迷うのが、オリーブをどうするか。
結論は「好きな時に食べてよい」です。
口やすめとして途中に食べるのもよいですし、飲み終わった後に食べても全く問題ありません。
マルガリータ(Alc. 25%)
<基本のレシピ>
- テキーラ
- ホワイトキュラソー
- ライムジュース
- 塩(スノースタイル)
サッパリとした酸味が特徴のテキーラベースのカクテル。
辛口すぎず、カクテルらしさと適度な飲みやすさを求めている人にお勧め。
ホワイトキュラソーとは、オレンジの果皮のリキュール。コアントローという製品が有名。
スノースタイルとは、グラスのふちをレモン果汁などで湿らせて、塩を付着させるデコレーション技法。
塩と一緒に飲むことでカクテルの味も変わるので、一口ごとにグラスを回してバランスを取りながら味わうという楽しみ方がおすすめです。
ダイキリ(Alc. 30%)
<基本のレシピ>
- ホワイトラム
- ライムジュース
- シュガーシロップ
ほどよい酸味と甘み、清涼感のある飲み口が特徴のラムベースのカクテル。
ほどよい甘味とサッパリとした飲み口のカクテルを飲みたい人にお勧めの一杯。
シュガーシロップをグレナデンシロップに変えれば「バカルディ」。
飲み方は以下の2種類。
「フローズン・ダイキリ」…クラッシュした氷を使うシャーベット状のダイキリ。とても飲みやすくなります。
「アメリカンスタイル・ダイキリ」…シェイクしたものをそのまま注ぐダイキリ。一般的なカクテルのイメージであればこちら。
甘くない×ロングカクテル
ジントニック(Alc. 15%)
<基本のレシピ>
- ジン
- トニックウォーター
バーで最初の一杯としてかなり頼みやすい、定番のロングカクテルです。
ジンの香りは感じつつも、トニックウォーターが入ることで飲みやすくなりやすく、「まずは無難に頼みたい」 というときにも選びやすい1杯だと思います。
味わいはすっきりしていますが、ただ軽いだけではなく、ジンらしい爽やかな香りも楽しめます。
甘すぎるカクテルは避けたいけれど、いきなりショートカクテルは少しハードルが高い、という方にも向いています。
ロングカクテルなのでゆっくり飲みやすく、バー初心者でも入りやすいのも良いところです。
「バーで何を頼むか迷ったら、まずジントニック」というくらい、最初の一杯としてかなり使いやすい定番です。
ジンリッキー(Alc. 15%)
<基本のレシピ>
- ドライジン
- ライム
- ソーダ
しぼったライムをジンとソーダにそのまま沈めて飲むロングカクテル。
アルコール度数は高すぎず、すっきりとした飲み口のカクテルを飲みたい人にお勧め。
「リッキー」とは、ロングカクテルのスタイルの1種で、蒸留酒にライムジュースを加えて炭酸水で割ったカクテルの総称。
ジンの味をそのまま味わうことができるので、銘柄による違いを楽しめるのもポイント。
モヒート(Alc. 25%)
<基本のレシピ>
- ホワイトラム
- ライム
- シュガーシロップ
- ミント
- ソーダ
ミントが特徴的な、清涼感たっぷりの夏向きカクテル。
程よい甘味とさっぱりとしたものが飲みたい人にお勧めの一杯。
クセの少ないホワイトラムを使うのが一般的ですが、ゴールドラムなど熟成して造られる風味豊かなラムを使っても、違った味わいを楽しめます。
ドッグスノーズ(Alc. 11%)
<基本のレシピ>
- ドライジン
- ビール
ジンをビールで割った辛口のカクテル。
「居酒屋ではビールばかり飲むけどバーでどうしよう…」というビール好きの人におすすめ。
アルコール度数が高くないため飲みやすいカクテルです。
ただしビールと同じような飲み方をすると危険です。
甘め×ショートカクテル
オレンジブロッサム(Alc. 25%)
<基本のレシピ>
- ドライジン
- オレンジジュース
もとは粗悪な出来のジンの味をかき消すためにオレンジジュースを混ぜたことからできたカクテル。
今では、ジンのさわやかな香りとオレンジジュースのフルーティーな味がマッチしたカクテルとして人気。
カクテルらしくて、さっぱりとした甘みがあり、見た目も華やかなカクテルを飲みたい人にお勧め。
甘いカクテルとしましたが、アルコールも強いので、ジュースみたいな甘口とは違いますのであしからず。
アレキサンダー(Alc. 25%)
<基本のレシピ>
- ブランデー
- カカオリキュール
- 生クリーム
クリーミーでチョコのような甘味が特徴。
甘い飲み物が好きな人にお勧めの一杯。
ただしアルコールは高いので注意が必要。
ピニャカラーダ(Alc. 10%)
<基本のレシピ>
- ホワイトラム
- パイナップルジュース
- ココナッツミルク
- カットパイン
ショートカクテルでありながら、度数が低めの一杯。
華やかで甘いカクテルが飲みたい人にお勧め。
変わった名前は「パイナップルの茂る峠」という意味のスペイン語。
パインのココナッツのまろやかな甘味が特徴で、トロピカルな気分を味わえるカクテル。
甘め×ロングカクテル
モスコミュール(Alc. 13%)
<基本のレシピ>
- ウォッカ
- ライムジュース
- ジンジャエール
- カットライム
バー初心者にもかなりすすめやすい、飲みやすさのあるロングカクテルです。
ウォッカベースですが、お酒の強さが前に出すぎる感じはそこまでなく、「カクテルらしい一杯を飲んでみたい」 というときにも選びやすいと思います。
甘さはありつつも重たすぎず、すっきりした飲みやすさもあるので、バーで最初の一杯としても頼みやすいです。
甘いカクテルに興味はあるけれど、デザートのような甘さまでは求めていない、という方にも合いやすいと思います。
ロングカクテルなのでゆっくり飲みやすく、味のイメージもしやすいのも良いところです。
「あまり外したくない」「飲みやすいカクテルから入りたい」というときには、かなり頼みやすい定番のひとつです。
ソルティドッグ(Alc. 13%)
<基本のレシピ>
- ウォッカ
- グレープフルーツジュース
- 塩(スノースタイル)
グレープフルーツジュースの酸味と甘みを、スノースタイルの塩が引き立たせる。
若い人にも人気で缶チューハイとしても売り出されています。
甘口でありながら、スタイリッシュな見た目のカクテルをお探しの人にまずお勧めしたい一杯。
特別甘いわけではないですが、塩味もあり甘さをうまく引き出してくれます。
テキーラサンライズ(Alc. 12%)
<基本のレシピ>
- テキーラ
- オレンジジュース
- グレナデンシロップ
- スライスオレンジ
鮮やかな見た目をしたオレンジのさわやかな甘味が特徴のカクテル。
華やかで、甘くて、度数も高くないカクテルを飲みたい人にお勧め。
ローリング・ストーンズのボーカリスト、ミック・ジャガーが好んで飲んだことで人気に火がついたといわれています。
フルーティーで甘口でありながらも、テキーラの特徴が感じられるため幅広いファンがいます。
カンパリオレンジ(Alc. 8%)
<基本のレシピ>
- カンパリ
- オレンジジュース
- スライスオレンジ
カンパリの特徴的な香味と、オレンジジュースの甘さがマッチした一杯。
度数が高くなく、甘くて、バーらしいカクテルをお探しの人にお勧めしたいカクテル。
カンパリとは、特徴的な苦みを持つリキュールで鮮やかな赤色も特徴。
特徴的な味でありながらも、男女問わずファンが多いリキュールで、カンパリオレンジをはじめ、カンパリソーダなども根強いファンが多い。
バーで迷ったときの頼み方
好みを伝えれば大丈夫
バーで迷ったときは、無理に銘柄やカクテル名を指定しなくても問題ありません。
たとえば、次のように伝えるだけでも十分です。
- 甘くないロングカクテルで飲みやすいものがほしい
- 甘めであまり強すぎないものが飲みたい
- すっきりした味のカクテルがいい
- 初心者でも飲みやすいものをお願いしたい
このくらいの伝え方でも、かなり候補を絞ってもらいやすいです。
バーは詳しい人だけが行く場所、というより、好みを伝えながら一杯を選ぶ場所でもあるので、最初から完璧に頼もうとしなくて大丈夫です。
名前がわからなくても問題ない
カクテルは種類が多いので、名前だけで全部覚えるのはかなり大変です。
だからこそ、「名前はわからないけれど、こういう感じが飲みたい」と伝える頼み方で問題ありません。
たとえば、
- ジントニックのようなすっきりした感じが飲みたい
- モスコミュールみたいに飲みやすいものがいい
- もう少し甘いものにしたい
といった伝え方でも、かなりイメージは伝わります。
バーでの頼み方:中~上級編
ここまでは、バーの初心者の方向けにバーでの頼み方を解説してきました。
最後におまけとして、バーに何度か行ったことがある方に向けて、「わかっているな」と思わせられる頼み方を解説します。
それはずばり「お酒の銘柄を指定する」ことです。
「ジントニックを、ゴードンで。」
「モヒートをお願いしたいのですが、キャプテンモルガンはありますか?」
「マッカランの、ロックを。」
このように銘柄まで指定すると、「わかっているな」「この人はお酒が好きなんだな」と思われます。
単にかっこいいだけでなく、バーテンダーさんから他の銘柄も紹介してもらえたりするので、バーをより楽しむことができるようになります。
このステップに進むには、自分のお気に入りのお酒を見つけることが第一歩です。
以下の記事でお酒の種類ごとにおすすめの銘柄を紹介していますので、まずは直観で選んでみてください!
まとめ
バーでカクテルを注文するときは、最初から名前をたくさん覚えようとしなくても大丈夫です。
甘いか甘くないか、ロングかショートか の2つを意識するだけでも、自分に合う一杯はかなり選びやすくなります。
すっきり飲みたいならジントニック、甘めで飲みやすいものがいいならモスコミュール、ショートカクテルを試してみたいならダイキリ、甘めのショートならアレキサンダー、といった形で考えると最初の一杯も決めやすいです。
バーは、詳しい人だけが行く場所というより、自分の好みに合うお酒を少しずつ知っていく場所でもあります。
名前がわからなくても、「甘くないロングがいい」「飲みやすいものが飲みたい」と伝えるだけで十分です。
最初は難しく考えすぎず、まずは気になった一杯から試してみてください。
そこから少しずつ、自分の好きなカクテルが見つかっていくと思います。
バーでの過ごし方に不安がある方はこちらの記事もご覧ください。
バーで時間を持て余したら、こちらの記事から好きなお酒を探してみてはいかがでしょうか。