【お酒のコスパ】家飲みにスピリッツ・ウイスキーをおススメする理由!

こんばんは、猫田です。

居酒屋で飲むビールや、バーで飲むカクテル…
恋しい気もしますが、最近は家で飲む機会が多くなっている方も多いのではないでしょうか。

お店で飲まない分、一回の出費や飲む量は抑えられるような気もしますが、
手軽に飲めてしまうということもあるため、
「お金をかけすぎていないか」
「お酒を飲む頻度が増えて太っていないか」
など、気になることもあるかと思います。

しかし、娯楽がなかなかない現状で、
お酒を無理に我慢するのも精神衛生上良くない!
ということで…

この記事では、
コスパ良く、飲みすぎずに満足感のある、お酒として”スピリッツ”をご提案します!
その理由を3点、解説していきます!

■こんな悩みを解決します!

・外で飲む機会が減ったのにお金がたまらない
・お酒代を抑えたいけど、ただ安ければいいわけじゃない
・宅飲みで何買おうか迷う

■筆者「猫田」について

・某ビール会社で3年間、生産管理の業務に携わっていました
・趣味はお酒を飲むこと、バー巡り、カクテルづくり
・特に好きなお酒はジンです
・お酒の情報に特化したブログ「猫田の酒ブログ」を運営しています

この記事を読むことで得られるメリットは「出費が抑えられる」だけはありません!
「酔いを楽しむ」ことから、「お酒を楽しむ」「お酒を趣味にする」ことができるようになる、きっかけをご提供します!

家飲みはスピリッツ・ウイスキーがおススメ!

gin

ビールやワイン、缶チューハイなど様々な商品がありますが、
ずばり、家飲みをするのであれば“スピリッツ”または“ウイスキー”をおススメします!

スピリッツとは、ジン・ウォッカ・テキーラ・ラムなどの蒸留酒を指す言葉です。
ウイスキーも広義ではスピリッツに入りますが、一般的には言葉は分けて使われます。

家飲みにスピリッツやウイスキーをおススメする理由は3つ!

理由1:コスパが良い
理由2:飲みすぎを防げる
理由3:見た目が良い

この理由について、具体例と一緒に解説していきます!

スピリッツ・ウイスキーをおススメする理由1

money

理由1:コスパが良い

やはりここは重要な点です!

「これまでは飲み会でしか飲んでいなかったけど、最近は家でも飲むようになった」
という方は多いと思います。

飲み会であればいくら使ったのか把握がしやすいですが、家で飲む場合はお酒にいくら使ったのか、わからなくなりがち…

そのため、あらかじめ「コスパが良いお酒」を選んでおくことが重要です。

そこで浮かぶのが「お得なお酒は…?」という疑問。

その疑問にお答えします!

今回は、ビール、チューハイ、ワイン、スピリッツ・ウイスキーのコスパを比較します!

まずは結論!
一般的なお酒に関してアルコール度数あたりの金額で比較した場合、以下のような結果になります。

[コスパ:◎]
チューハイ(ストロング系)
スピリッツ(低価格帯)

[コスパ:△]
ワイン(低価格帯)
チューハイ
新ジャンル

[コスパ:×]
ビール
スピリッツ(中価格帯)
ワイン(中価格帯)

詳細はこの後解説します!

アルコール度数あたりの価格比較

それではコスパについて、詳細に比較をしていきたいと思います。

<方法>

純アルコール20gあたりの価格で比較をしていきます。
(厚生労働省によって「節度ある適度な飲酒量」として定義されている、純アルコール20g/日程度を採用しています。)

価格(税込み)、アルコール度数、内容量から、「アルコール度数あたりの価格」を計算しています。
その結果から「コスパ:○・△・×」の評価をつけています。

なお、価格はビール、新ジャンル、チューハイ、チューハイ(ストロング)については、コンビニの価格を採用しています。(酒販店やスーパーでは店舗ごとの値段差が大きいためです。)

スピリッツやウイスキーの価格は様々ですが、
低価格帯:1,500円程度
中価格帯:5,000円程度
高価格帯:10,000円以上
あたりが一般的です。

ウイスキーなどは特に高い銘柄もあり、数万円、数十万円のものがありますが、そういうお酒についてコスパを考えるのは無粋と言えるため除外します。

<比較対象>

対象は以下の12種とします。

・ビール(350ml)
・ビール(500ml)
・新ジャンル(350ml)
・新ジャンル(500ml)
・チューハイ(350ml)
・チューハイ(500ml)
・ストロング(350ml)
・ストロング(500ml)
・ワイン(低価格帯)
・ワイン(中価格帯)
・スピリッツ(低価格帯)
・スピリッツ(中価格帯)

※ワイン、スピリッツ、ウイスキーは銘柄ごとに価格が異なるため、低価格帯:1500円、中価格帯:5000円として、比較対象としています。

<結果>

比較結果はこちらの表の通りです。

純アルコール20gあたりの価格は以下の通りです。

・ビール(350ml)   :313円
・ビール(500ml)   :286円
・新ジャンル(350ml) :229円
・新ジャンル(500ml) :223円
・チューハイ(350ml) :221円
・チューハイ(500ml) :210円
・ストロング(350ml) :123円
・ストロング(500ml) :117円
・ワイン(低価格帯)   :208円
・ワイン(中価格帯)   :1389円
・スピリッツ(低価格帯) :134円
・スピリッツ(中価格帯) :446円

やはりストロング系のコスパは恐ろしいですね…
ただしスピリッツも大きく離されてはいません!

スピリッツやウイスキーは高価なイメージもあるかもしれませんが、高価なものを選ばなければアルコール度数あたりの金額がかなり安いのです。

一方でコスパが悪いのは、5000円程度のワインやスピリッツ、それに続くのがビールです。
1本5000円もするお酒はもちろんですが、やはりビール=高級品というイメージ通りということでしょうか。

結果のまとめはこちらです。

[コスパ:◎]
チューハイ(ストロング系)
スピリッツ(低価格帯)

[コスパ:△]
ワイン(低価格帯)
チューハイ
新ジャンル

[コスパ:×]
ビール
スピリッツ(中価格帯)
ワイン(中価格帯)

この結果から、”低価格帯のスピリッツ”は非常にコスパが良い!と言えます。

スピリッツ・ウイスキーをおススメする理由2

健康

理由2:飲みすぎを防げる

満足感を保ちつつ酒量を減らしやすい点もスピリッツやウイスキーのメリットです。

缶チューハイや缶ビールは、缶を開けるだけで飲めるという手軽さから、飲みすぎを誘引してしまう原因の一つです。

その点、スピリッツやウイスキーの場合、カクテルであってもロックであっても、自分でお酒をつくるひと手間があるため、飲みすぎにも気が付くことができます。

また、一杯あたりの量も少なくなりやすいので、杯数が増えることで満足感が増す…というメリットも見込めます。

一杯あたりの量について、詳細は以下で説明します。

一杯あたりの量

「今日は一杯だけ飲もう」
そんな時を想像してください。

缶ビールや缶チューハイは350mlを飲むことになります。
(途中で残す人はなかなかいないと思っています)

一方カクテルの一杯の量は、
ロック:45ml
ショートカクテル:90ml
ロングカクテル:140ml

今日は1杯だけ、2杯だけ…
そう考えた時に、一杯の量が少ないスピリッツやウイスキーは結果的に酒量を減らすことにつながります。

ちなみに、基本的に一杯のカクテルに使用するお酒の量は45ml。
700ml(1500円)のスピリッツでは、15.5杯のカクテルをつくることができます。
一杯あたりの金額は97円になります。

なお、「自分でつくると濃くなってしまいそう…」
という方にはメジャーカップをおすすめします!

これを使用することで、お洒落に飲む量をコントロールすることができますよ!

スピリッツ・ウイスキーをおススメする理由3

理由3:見た目が良い

ここは感性の違いによって変わることもありますが…
人の家に遊びに行った時どちらの方が、印象が良いでしょうか?

A) ウイスキーのボトルが1本と冷蔵庫に炭酸水
B) 冷蔵庫に缶チューハイが6本

A) ゴミ箱には空き瓶1本と炭酸水のペットボトルが3本
B) ゴミ箱にはチューハイの空き缶が8缶

いかがでしょうか。

家に置いてあるアルコールの量としてはAの方が圧倒的に多いです。
しかしAの方が印象良いのではないでしょうか。

またごみの量も減るのでごみ捨てが楽になるので、
空き缶のごみ捨てが楽になり、ゴミ箱自体もなくすことができますよ!

コスパの良い家飲みにおススメのお酒銘柄と飲み方

さて、ここまで家飲みに”スピリッツ”、”ウイスキー”をおススメする理由を語ってきましたが、具体的にどのようなお酒を選べば良いか、気になりますよね。

理由1でも述べたように「低価格帯のスピリッツ」がコスパを抑えるうえではおススメです。

そこで、コスパ重視で1000円台で手に入るおススメのスピリッツ・ウイスキーの銘柄を紹介します。

どれも低価格帯とはいってもお洒落なものが多くあるのが魅力です。
家飲みをコスパ良くお洒落なものにするきっかけになれば幸いです!

ウイスキーのおススメ銘柄と飲み方

・ブラックニッカ クリア

コスパ最高のジャパニーズウイスキー。

ブラックニッカ クリアは「ノンピートモルト」を使用しており、香りや後味のクセがなくとても飲みやすい味わいが特徴。
初めてウイスキーを飲む方にもおススメしたい逸品です。

・バランタイン

お手頃のウイスキーを探している方におススメのスコッチウイスキー!
非常にバランスの取れた飲みやすい味わいながら、バニラの風味を感じる豊かでなめらかな味わいが特徴。

・ウイスキーのおススメの飲み方

ロック
必要なもの:ー

ハイボール
必要なもの:炭酸水

ウイスキーは基本的には、ロックかハイボールで飲むのがおススメ。
準備するものも非常に少ないのも嬉しいですね。

ハイボールでは、レモンを搾ると印象がガラッと変わるので気分転換に試してみてはいかがでしょうか。

ジンのおススメ銘柄

ビーフィータージン

ジンと言えばやはりこれ。
ロンドン・ドライジンの伝統的な製法を守って造られ続ける正統派のジンです。
ジンの特徴であるジュニパーベリーの香りもバランスが良く、カクテルに用いるのにまず間違いのない銘柄と言えるでしょう。

・ギルビー ジン

リーズナブルなジンを探している方におススメ!
味わいについては、非常に軽い口当たり。

香味について、正直なところスタンダードなジンからは何枚か落ちる印象です…
安いジンを探している方は、ご検討ください。

・ジンのおススメの飲み方

ジントニック
必要なもの:氷・トニックウォーター

ジンと言えばやはり”ジントニック”ですね。

トニックウォーター自体は、お酒の種類が豊富なスーパーやドラッグストアには置いてありますので、比較的手に入りやすいジュースです。

24本入りですが、Amazonでも取り扱いがありました。

ウォッカのおススメ銘柄

・スミノフウォッカ

ウォッカと言えばやはりスミノフ。
クリアでスムースな味わいはお墨付きです。

・ズブロッカ

ポーランドのウォッカです。
バイソングラスを漬け込んでおり、ボトル1本1本にバイソングラスが入っています。
無味無臭ではないウォッカを試してみたい方は是非お試しください。

・ウォッカのおススメの飲み方

スクリュードライバー
必要なもの:オレンジジュース

ウォッカトニック
必要なもの:トニックウォーター

ウォッカは香味の主張が少ないので、どのような割材にもマッチします。
もしストレートで楽しみたい方は、ズブロッカのように特徴のあるウォッカを試してみるといいでしょう。

テキーラのおススメ銘柄

・サウザ シルバー

テキーラの名付け親であるサウザ社が造るテキーラ。
”ブルー”という名の付くサウザはアガベ100%のプレミアムシリーズなので、コスパを考えるならこちらの”シルバー”がおススメ。

柑橘系のフローラルな香りと、テキーラらしいアガベの特徴的な甘味が感じられます。

・クエルボ エスペシャルゴールド

ゴールドの名の通り、琥珀色をしたテキーラ・レポサド。
熟成した香味がついているので、キンキンに冷やしてストレートやロックで楽しめます。

・テキーラのおススメの飲み方

ロック
必要なもの:-

テコニック
必要なもの:トニックウォーター

テキーラサンライズ
必要なもの:オレンジジュース

見た目が透明の”テキーラ・ブランコ”はテコニックやテキーラサンライズなどのカクテルにして楽しむのがおススメ。
琥珀色の見た目の”テキーラ・レポサド”、”テキーラ・アネホ”はロックやストレートで楽しむのがおススメです。

熟成年数が長くなると価格も高くなる傾向にあるのでコスパを考慮する際には注意が必要です。

ラムのおススメ銘柄

・バカルディ スペリオール ホワイト

ラムを代表するバカルディの看板銘柄!
カクテルにピッタリのホワイトラムです。
ラムらしい特徴的な甘味に加え、ライムやバナナを思わせるフルーティな香りも特徴です。

・バカルディ ゴールド

バカルディラムの原酒をオーク樽で2~3年熟成させたゴールドラムです。
厚みのある味わいが特徴で、ロックで飲んでもホットラムにしても美味しい銘柄です。

・ラムのおススメの飲み方

キューバリバー
必要なもの:コーラ

ラムコーク
必要なもの:コーラ

熟成をさせていないホワイトラムはカクテルにして飲むのがおススメ。
熟成をさせたゴールドラム、ダークラムはロックなどそのままの味を楽しむのが吉。

結論!

家飲みには”スピリッツ”や”ウイスキー”がおススメ。

理由1:コスパが良い
    ビールやワインより、アルコール1gあたりの価格が安い!

理由2:飲みすぎを防げる
    1杯あたりの液量が少ない。「お酒をつくる」手間から飲みすぎに気づける!

理由3:見た目が良い
    家に置いてあるお酒、ゴミ箱にある空き缶・空き瓶の印象が良い!

お好みのスピリッツかウイスキーを選んで、コスパ良く、お洒落に、酔うだけではない、家飲みライフをお過ごしください!

家飲みをよりお洒落にしたい方はこちらの記事もご覧ください。

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