『バーテンダー 神のグラス』は、バーを舞台にカクテルと人間ドラマを描いた作品です。
作中では、ジンフィズ、マティーニ、マンハッタン、キールロワイヤルなど、さまざまなお酒・カクテルが登場します。
カクテルの名前は聞いたことがあっても、
- どんなお酒を使うのか
- どんな味わいなのか
- 家でも作れるのか
- 作るならどの銘柄を選べばいいのか
までは、意外とわかりにくいかもしれません。
この記事では、『バーテンダー 神のグラス』に出てくるお酒・カクテルを、登場話数や材料、作り方とあわせて紹介します。
アニメを見て「このカクテルを飲んでみたい」と思った方は、ぜひ参考にしてみてください。
「バーテンダー 神のグラス」に出てくるお酒・カクテル一覧
『バーテンダー 神のグラス』では、ジン、ウォッカ、ウイスキー、ブランデーなどを使ったさまざまなカクテルが登場します。
まずは、アニメで確認できたカクテルを一覧で整理します。
| カクテル名 | ベース酒 | 登場話数 |
|---|---|---|
| ジンフィズ | ジン | 第3話 |
| ジントニック | ジン | 第2話・第7話 |
| マティーニ | ジン | 第4話 |
| A1 | ジン | 第10話 |
| シンガポールスリング(サヴォイスタイル) | ジン | 第7話 |
| マティーニ(オランダスタイル) | ジュネヴァ | 第2話 |
| モスコミュール | ウォッカ | 第4話 |
| ブルショット | ウォッカ | 第2話 |
| ウオツカ・マティーニ(ボンドマティーニ) | ウォッカ | 第4話・第11話 |
| ブラッディシーザー | ウォッカ | 第9話 |
| コスモポリタン | ウォッカ | 第1話 |
| スレッジハンマー | ウォッカ | 第12話 |
| マンハッタン | ウイスキー | 第3話 |
| ハイボール | ウイスキー | 第1話・第5話・第11話 |
| OLD PAL(オールド・パル) | ウイスキー | 第2話 |
| ボイラーメーカー | ウイスキー | 第10話 |
| アレキサンダー | ブランデー | 第6話 |
| トム&ジェリー | ブランデー/ラム | 第10話 |
| B&B | ブランデー | 第3話 |
| ニコラシカ | ブランデー | 第12話 |
| キールロワイヤル | シャンパーニュ | 第7話 |
| バンブー | シェリー | 第6話 |
| グラスホッパー | リキュール | 第1話 |
| カイピリーニャ | カシャッサ | 第9話 |
※登場話数はアニメ本編を確認した内容をもとに整理しています。
「バーテンダー 神のグラス」とは
『バーテンダー 神のグラス』は、漫画『バーテンダー』を原作とした2024年放送のTVアニメです。
原作漫画の正式な作品名は『バーテンダー』で、アニメ版のタイトルが『バーテンダー 神のグラス』となっています。
バーを舞台に、天才バーテンダー・佐々倉溜が、客の悩みや人生に寄り添う一杯を提供していく物語です。
原作漫画情報
漫画『バーテンダー』は、原作・城アラキさん、漫画・長友健篩さんによる作品です。
2004年から2012年にかけて、「スーパージャンプ」と「グランドジャンプ」で連載されました。
発行部数は2023年4月時点で360万部とされており、バーやお酒の知識だけでなく、バーで繰り広げられる人間ドラマも魅力の作品です。
物語の中心にいるのは、バーテンダーの佐々倉溜(ささくら りゅう)。
彼が作る一杯は「神のグラス」と呼ばれ、バーに訪れる人々の心に寄り添っていきます。
アニメ情報
『バーテンダー 神のグラス』は、漫画『バーテンダー』を原作とした完全新作アニメーションです。
2024年4月3日からテレ東で放送され、各配信プラットフォームでも順次配信されました。
アニメでは、プライベート・バー “イーデンホール” で働く佐々倉溜と、ホテル・カーディナルのバー開業をめぐる人々の物語が描かれます。
各話には、ジンフィズ、マティーニ、マンハッタンなど、印象的なカクテルが登場します。
その他のメディア
『バーテンダー』は、2024年版の『バーテンダー 神のグラス』以外にもメディア化されています。
主なメディア展開は以下です。
- 2006年:TVアニメ『バーテンダー』
- 2011年:相葉雅紀さん主演のTVドラマ『バーテンダー』
- 2024年:完全新作TVアニメ『バーテンダー 神のグラス』
2006年には一度TVアニメ化されており、2011年には相葉雅紀さん主演で実写ドラマも放送されています。
2024年版の『バーテンダー 神のグラス』は、これらに続く新たなアニメ化作品です。
作中カクテル|ジンベース
ジンは、”大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料として、ジュニパーベリーなどで風味付けをした蒸留酒”です。
すっきりした味わいのものから、華やかで個性的なものまで幅が広く、カクテルベースとしてもよく使われます。
『バーテンダー 神のグラス』でも、ジンフィズやジントニック、マティーニなど、ジンを使った定番カクテルが登場します。
ここで紹介するカクテルを作るときにおすすめしたいジンは「タンカレー」です。
バーには必ず置いてあると言っても過言ではない定番のジンです。
その他のジンは、以下の記事で詳しく紹介しています。
ジンフィズ
登場話数・作品での扱い
登場話数:第3話
ミスターパーフェクトに試された一杯。
プロが新しいバーで力量を試すにはジンフィズを頼むとされています。
漢字の「永」と同じく基本技術が含まれるためです。
誕生は「1888年ニューオーリンズ、インペリアルキャビネットサロン、ラモス氏の創作」と作中で紹介されています。
また、名前の由来は、「フィズは炭酸のはじける音」。ただ、実際にはフィズフィズと聞こえないという親しみやすいコメントも印象的です。
材料
- ジン(45ml)
- レモンジュース(15〜30ml)
- 砂糖またはシロップ(小さじ1〜10ml)
- ソーダ(適量)
作り方
- ソーダ以外の材料をシェーカーに入れる
- 氷を加えてシェークする
- グラスに注ぐ
- 氷を入れてソーダで満たす
- 軽く混ぜる
ジントニック
登場話数・作品での扱い
登場話数:第2話・第7話
2話では、気難しいお爺さんに不味いと言われてしまいます。
7話では、佐々倉溜が「迷った時や自信を無くしたときにつくる」と発言しています。
ちなみに、作中ではシップスミスというジンが描かれています。
材料
- ジン(45ml)
- トニックウォーター(適量/目安90〜120ml)
- ライムまたはレモン(1切れ)
作り方
- グラスに氷を入れる
- ジンを注ぐ
- トニックウォーターを注ぐ
- 炭酸が抜けないように軽く混ぜる
- ライムまたはレモンを添える
マティーニ
登場話数・作品での扱い
登場話数:第4話
ビーフィーターの個性を引き出す必要があります。
「加水しすぎると香りが生きないので、氷を溶かさず、空気を含ませるのが重要」とのことです。
材料
- ジン(60ml)
- ドライベルモット(10ml)
- オリーブまたはレモンピール(適量)
作り方
- ミキシンググラスにジンとドライベルモットを入れる
- 氷を加えてステアする
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ
- オリーブまたはレモンピールを添える
A1
登場話数・作品での扱い
登場話数:第10話
どのカクテルブックでも一番最初に紹介されるカクテルとして紹介されています。
作中同様に、「昇進祝い」に飲むのも良いかもしれません。
材料
- ジン(45ml)
- オレンジキュラソーまたはグランマルニエ(30ml)
- レモンジュース(7.5ml)
- グレナデンシロップ(5ml)
作り方
- シェーカーに材料を入れる
- 氷を加えてシェークする
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ
シンガポールスリング
登場話数・作品での扱い
登場話数:第7話
材料が多く手間のかかる「ラッフルズスタイル」と、シンプルな材料で作る「サヴォイスタイル」の両方が登場します。
腕を見せつけたくて複雑なものをつくるのは、サービスの基本がわかっていないと言われてしまいます。
最終的に作ったサヴォイスタイルでは、「六<ROKU>」が使用されました。
材料
- ジン(45ml)
- レモンジュース(15ml)
- シュガーシロップ(小さじ1)
- ソーダ(適量)
- チェリーリキュール(10ml)
作り方
- チェリーリキュールとソーダ以外の材料をシェーカーに入れる
- 氷を加えてシェークする
- 氷を入れたグラスに注ぐ
- ソーダで満たす
- チェリーリキュールを加える
作中カクテル|ウォッカベース
ウォッカは、“大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料として糖化・発酵・蒸留した原酒を白樺炭にてろ過した蒸留酒”です。
クセが少ないため、ジュース、ジンジャーエール、フルーツ系の割り材などとも合わせやすく、カクテルベースとしてよく使われます。
『バーテンダー 神のグラス』でも、モスコミュール、ウオツカ・マティーニ、ブラッディシーザーなど、ウォッカを使ったカクテルが登場します。
家でウォッカベースのカクテルを作るなら、まずはスミノフがおすすめ。
スミノフは手に入りやすく価格も手頃ですが、クセが少ないのでカクテルに使いやすい定番ウォッカです。
その他のウォッカ銘柄も見たい方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
モスコミュール
登場話数・作品での扱い
登場話数:第4話
ただ美味しいだけでない、「よしもうひと踏ん張り!と思わせる」と言わせた、神のグラスの力を示した一杯。
カクテル言葉は「その日の内に仲直り」。
材料
- ウォッカ(45ml)
- ジンジャービアまたはジンジャーエール(120ml)
- ライムジュース(10ml)
- ライム(1切れ)
作り方
- グラスに氷を入れる
- ウォッカとライムジュースを注ぐ
- ジンジャービアまたはジンジャーエールで満たす
- 炭酸が抜けないように軽く混ぜる
- ライムを添える
ウオツカ・マティーニ
登場話数・作品での扱い
登場話数:第4話・第11話
映画「007」の主人公ジェームズボンドが好むマティーニ。
ジンベースより味がシャープになります。
特別に開店したBar風で注文した際には、「映画きっかけで興味を持つのもうれしいこと」、とバーテンダー度量の広さが感じられました。
材料
- ウォッカ(60ml)
- ドライベルモット(10ml)
- オリーブまたはレモンピール(適量)
作り方
- シェーカーにウォッカとドライベルモットを入れる
- 氷を加えてシェークする
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ
- オリーブまたはレモンピールを添える
ブラッディシーザー
登場話数・作品での扱い
登場話数:第9話
佐々倉の先輩が造るカクテル。
ブラッディメアリーではなく、ウォッカだけを先にシェークすることで、Alc.88%のウォッカを飲みやすく仕上げています。クラム(ハマグリ)が入ったトマトジュースを使用しているのも特徴的です。
材料
- ウォッカ(45ml)
- クラマトジュース(90〜120ml)
- レモンジュース(10〜15ml)
- ウスターソース(数滴)
- タバスコ(数滴)
- 塩、胡椒(少量)
作り方
- グラスに氷を入れる
- ウォッカ、クラマトジュース、レモンジュースを注ぐ
- ウスターソース、タバスコ、塩、胡椒を加える
- 軽く混ぜる
- 好みでレモンやセロリを添える
コスモポリタン
登場話数・作品での扱い
登場話数:第1話
ウォッカで作るため、マティーニより軽い飲み口のカクテル。
ピンクが映えるお酒。
材料
- ウォッカ(40ml)
- ホワイトキュラソー(15ml)
- クランベリージュース(30ml)
- ライムジュース(15ml)
作り方
- シェーカーに材料を入れる
- 氷を加えてシェークする
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ
スレッジハンマー
登場話数・作品での扱い
登場話数:第12話
口当たりは優しいが、ガツンとくるカクテル。
作中では、死にたいと思っていた小説家に生きる希望を与えた一杯です。
材料
- ウォッカ(45ml)
- ライムジュース(15ml)
作り方
- シェーカーにウォッカとライムジュースを入れる
- 氷を加えてシェークする
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ
ブルショット
登場話数・作品での扱い
登場話数:第2話
ウォッカをビーフブイヨン(コンソメソープ)で割ったカクテル。
1950年代にステーキ店で誕生したカクテルとして紹介されています。
材料
- ウォッカ(45ml)
- ビーフブイヨン(90ml)
- レモンジュース(15ml)
- ウスターソース(数滴)
- タバスコ(数滴)
- 塩、胡椒(少量)
作り方
- グラスまたはシェーカーに材料を入れる
- 氷を加えてよく混ぜる
- 冷たい状態でグラスに注ぐ
作中カクテル|ウイスキーベース
ウイスキーは、”穀物を原料にして木製のたるで熟成して造られる蒸留酒”です。
ストレートやロックでじっくり味わうイメージが強いお酒ですが、ハイボールやマンハッタンのように、カクテルベースとしてもよく使われます。
『バーテンダー 神のグラス』でも、ハイボール、マンハッタン、オールド・パル、ボイラーメーカーなど、ウイスキーを使ったカクテルが登場します。
家でウイスキーベースのカクテルを作るなら、まずはサントリー角瓶が使いやすいです。
角瓶はスーパーやコンビニでも見つけやすく、価格も比較的手頃。
ハイボールはもちろん、シンプルなウイスキーカクテルの練習用にも選びやすい一本です。
もちろん、マンハッタンやオールド・パルのようなクラシックカクテルを作る場合は、ライウイスキーやバーボンを使うとより本格的に楽しめます。
マンハッタン
登場話数・作品での扱い
登場話数:第3話
カクテルの女王。
ミスターパーフェクトは、「足し算ではなく掛け算でないといけない」と語ります。
材料
- ライウイスキーまたはウイスキー(50ml)
- スイートベルモット(20ml)
- アンゴスチュラビターズ(1dash)
- カクテルチェリー(1個)
作り方
- ミキシンググラスに材料を入れる
- 氷を加えてステアする
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ
- カクテルチェリーを添える
ハイボール
登場話数・作品での扱い
登場話数:第1話・第5話・第11話
「私にピッタリのお酒」と無理難題を言われて佐々倉がつくったカクテル。
疲れているお客様にはアルコール度数を下げる工夫をしています。
(時間をかけてつくった硬い氷を使用しています)
材料
- ウイスキー(30〜45ml)
- ソーダ(適量/目安90〜120ml)
作り方
- グラスに氷を入れる
- ウイスキーを注ぐ
- ソーダを注ぐ
- 炭酸が抜けないように軽く混ぜる
OLD PAL(オールド・パル)
登場話数・作品での扱い
登場話数:第2話
「古き仲間」という意味を持つカクテル。
気難しい老人に、「うまい」と言わしめた一杯です。
材料
- ライウイスキー(30ml)
- ドライベルモット(30ml)
- カンパリ(30ml)
- レモンピール(適量)
作り方
- ミキシンググラスにライウイスキー、ドライベルモット、カンパリを入れる
- 氷を加えてステアする
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ
- レモンピールを添える
ボイラーメーカー
登場話数・作品での扱い
登場話数:第10話
バーボンを入れた小さなグラスをビールに入れることで、比重の違いにより一気に泡立ちます。
上品な飲み方ではないが、ボイラーのようにかっと勇気が出るカクテルとして紹介されています。
材料
- ウイスキーまたはバーボン(30〜45ml)
- ビール(適量/目安200〜350ml)
作り方
- ビールをグラスに注ぐ
- ウイスキーをショットグラスに注ぐ
- ショットグラスをビールに沈める、またはビールとウイスキーを交互に楽しむ
作中カクテル|ブランデーベース
ブランデーは、”果実を原料にして造られる蒸留酒”です。
そのまま飲むと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、アレキサンダーやB&B、ニコラシカのようにカクテルにすると楽しみ方が広がります。
『バーテンダー 神のグラス』でも、ブランデーを使った印象的なカクテルが登場します。
家でブランデーベースのカクテルを作るなら、まずはサントリーブランデーV.Oが使いやすいです。
サントリーブランデーV.Oは手に入りやすく、価格も比較的手頃。アレキサンダーやニコラシカのようなカクテルを試す最初の一本として選びやすい銘柄です。
少し上品に作りたい場合は、ヘネシー V.Sのようなコニャックを選ぶのもよいでしょう。
アレキサンダー
登場話数・作品での扱い
登場話数:第6話
エドワード7世、アレキサンドラ女王が愛したカクテル。
甘口で口当たりはいいがアルコールは強いカクテルとして紹介されています。
材料
- ブランデーまたはコニャック(30ml)
- カカオリキュール(30ml)
- 生クリーム(30ml)
- ナツメグ(少量)
作り方
- シェーカーにブランデー、カカオリキュール、生クリームを入れる
- 氷を加えてシェークする
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ
- 仕上げにナツメグをふる
トム&ジェリー
登場話数・作品での扱い
登場話数:第10話
バーテンダー ジェリートーマスが造ったカクテル。
(残念ながら、猫とネズミの作品とは関係ありません)
材料
- ブランデー(30ml)
- ラム(15〜30ml)
- 卵(1個)
- 砂糖(小さじ1〜2)
- 温めた牛乳またはお湯(適量)
- ナツメグなどのスパイス(少量)
作り方
- 卵と砂糖を混ぜてベースを作る
- ブランデーとラムを加える
- 温めた牛乳またはお湯を注ぐ
- 軽く混ぜる
- 仕上げにナツメグなどのスパイスをふる
B&B
登場話数・作品での扱い
登場話数:第3話
ナイトキャップによいと紹介されているカクテル。
Bar南のバーテンダー(カワカミキョウコ)が造る、ステアの技術が求められる一杯。
材料
- ブランデー(30ml)
- ベネディクティン(30ml)
作り方
- グラスにブランデーを注ぐ
- ベネディクティンを加える
- 軽く混ぜる
- 好みでロックにして楽しむ
ニコラシカ
登場話数・作品での扱い
登場話数:第12話
ブランデーを入れたグラスの上に、レモンと砂糖をのせて提供。
口の中で作るカクテル(バーテンダーが作れないカクテル)として紹介されています。
材料
- ブランデー(30ml)
- スライスレモン(1枚)
- 砂糖(小さじ1程度)
作り方
- ブランデーをグラスに注ぐ
- スライスレモンに砂糖をのせる
- レモンと砂糖を口に含む
- そのあとにブランデーを飲む
作中カクテル|ワイン・シャンパンを使うカクテル
ワインは、主にぶどうを発酵させて造る醸造酒です。
赤ワイン、白ワイン、ロゼワインのほか、泡のあるスパークリングワイン、酒精強化したシェリーやポートワイン、香草やスパイスで香りづけしたベルモットなど、さまざまなタイプがあります。
シャンパンは、スパークリングワインの一種です。
ただし、すべてのスパークリングワインがシャンパンと呼べるわけではありません。一般的には、フランスのシャンパーニュ地方で、決められた条件のもとで造られたスパークリングワインをシャンパン、またはシャンパーニュと呼びます。
『バーテンダー 神のグラス』では、キールロワイヤルやバンブーのように、ワイン系のお酒を使ったカクテルも登場します。
家で作る場合は、バンブーにはドライシェリーの定番であるティオ・ペペがおすすめです。
キールロワイヤルには、テタンジェ ブリュット レゼルヴのようなシャンパーニュを使うと、特別感のある一杯になります。
ただし、キールロワイヤルはクレーム・ド・カシスを加えるカクテルなので、気軽に作るなら手頃なスパークリングワインでも十分楽しめます。
キールロワイヤル
登場話数・作品での扱い
登場話数:第7話
キールは、白ワインとクレームドカシスを3:1で混ぜたカクテル。
白ワインをシャンパンに代えたのがキールロワイヤル。
少し豪華な食前酒。
材料
- シャンパンまたはスパークリングワイン(90〜120ml)
- クレーム・ド・カシス(10〜15ml)
作り方
- グラスを冷やしておく
- クレーム・ド・カシスを注ぐ
- シャンパンまたはスパークリングワインで満たす
- 炭酸が抜けないように軽く混ぜる
バンブー
登場話数・作品での扱い
登場話数:第6話
日本生まれのカクテル、バンブーは香りが繊細なカクテル。
疲れた会社員が葉巻を吸う女性とトラブルになってしまいます。
子供の出産祝いの葉巻の話が印象的な回。(個人的なお気に入り回です)
材料
- ドライシェリー(45ml)
- ドライベルモット(45ml)
- オレンジビターズ(1dash)
- レモンピール(適量)
作り方
- ミキシンググラスにドライシェリー、ドライベルモット、オレンジビターズを入れる
- 氷を加えてステアする
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ
- レモンピールを添える
作中カクテル|リキュール・その他のお酒を使うカクテル
リキュールは、蒸留酒などをベースに、果実、ハーブ、スパイス、ナッツ、クリームなどで香りや甘みを加えたお酒です。
ジンやウォッカのように単体でベースになることもありますが、カクテルでは「香り」「甘み」「色合い」を加える役割で使われることが多くあります。
『バーテンダー 神のグラス』では、グラスホッパーのようにリキュールを主役にしたカクテルも登場します。
また、カイピリーニャに使われるカシャッサは、ブラジルを代表する蒸留酒です。
サトウキビを原料にして造られるため、ラムに近い印象もありますが厳密にはラムとは別のお酒。
家で作る場合は、グラスホッパーならミントリキュールとカカオリキュール、カイピリーニャならカシャッサを用意する必要があります。
リキュール系のカクテルは材料をそろえるハードルがありますが、甘みがあり飲みやすいものも多いため、バーで頼む一杯としても楽しみやすいでしょう。
グラスホッパー
登場話数・作品での扱い
登場話数:第1話
比重が違うお酒を混ざらないようにするプースカフェスタイルで注文されます。
作品では、混ざらないように、かつ、素早く作る腕が求められています。
佐々倉は30秒という早さで造りました。
材料
- グリーンミントリキュール(20ml)
- ホワイトカカオリキュール(20ml)
- 生クリーム(20ml)
作り方
- シェーカーに材料を入れる
- 氷を加えてシェークする
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ
カイピリーニャ
登場話数・作品での扱い
登場話数:第9話
ポルトガル語で田舎のお嬢さん。
ライムを切って押しつぶすのが特徴的なカクテル。
材料
- カシャッサ(60ml)
- ライム(1個)
- 砂糖(小さじ4)
- 氷(適量)
作り方
- グラスにカットしたライムと砂糖を入れる
- ライムを軽くつぶして果汁を出す
- 氷を加える
- カシャッサを注ぐ
- 軽く混ぜる
「バーテンダー 神のグラス」のカクテルを楽しむときの注意点
『バーテンダー 神のグラス』に出てくるカクテルはどれも魅力的です。
ただし、作中の雰囲気そのままに楽しもうとすると、材料をそろえるのが大変だったり、アルコール度数が高かったりするものもあります。
家で試す場合は無理に完璧を目指しすぎず、できる範囲で楽しむのがおすすめです。
(そもそもアニメのカクテルそのものを作れたら神のグラスがつくれたことになってしまいますね。)
レシピはバーや流派によって違う
カクテルのレシピは、バーやバーテンダーによって少しずつ違います。
同じマティーニでも、ジンとベルモットの比率、ステアかシェークか、オリーブを使うかレモンピールを使うかで印象が変わります。
この記事で紹介している材料や分量は、あくまで標準的なレシピの一例です。
- 甘みを強くしたい
- アルコール感を軽くしたい
- 炭酸を多めにして飲みやすくしたい
このように、家で作る場合は好みに合わせて調整しても問題ありません。
最初からバーの味を完璧に再現しようとするより、まずは基本の材料で試し、自分が飲みやすいバランスを探すのがおすすめです。
度数が高いカクテルは少量で楽しむ
カクテルは飲みやすく見えても、アルコール度数が高いものがあります。
(作中では、「ブラッディシーザー」の話が印象的ですね。)
特に、マティーニ、マンハッタン、オールド・パル、ニコラシカのようなカクテルは、ベースのお酒の量が多く、ソーダやジュースで大きく割るタイプではありません。
見た目はきれいでも、実際にはかなり強い一杯です。
家で楽しむときは、以下の点に注意しましょう。
- 一気に飲まない
- 空腹で飲みすぎない
- 水も一緒に飲む
- 強いカクテルは少量から試す
- 無理に作中の飲み方を真似しない
『バーテンダー 神のグラス』のカクテルは、ゆっくり味わってこそ魅力が伝わるものも多いです。
作品の雰囲気を楽しみながら、自分のペースで無理なく味わってみてください。
まとめ
『バーテンダー 神のグラス』には、ジンフィズ、マティーニ、マンハッタン、キールロワイヤルなど、さまざまなお酒・カクテルが登場します。
作品の中で描かれるカクテルは、ただのお酒ではなく、登場人物の気持ちや物語の空気を映す一杯として扱われています。
アニメを見て気になったカクテルがあれば、まずは以下のように楽しむのがおすすめです。
- 気軽に試すなら:ジントニック、ハイボール、モスコミュール
- バーで飲んでみたいなら:マティーニ、マンハッタン、オールド・パル
- 甘めで飲みやすいものなら:グラスホッパー、キールロワイヤル
- 作品の雰囲気を味わいたいなら:ジンフィズ、アレキサンダー、ニコラシカ
まずは登場したカクテル名やベースのお酒を知り、そこから自分に合いそうな一本を探してはいかがでしょうか。
『バーテンダー 神のグラス』をきっかけに、ジン、ウォッカ、ウイスキー、ブランデー、リキュールなどの世界を少しずつ広げていくと、アニメもお酒もより深く楽しめるでしょう。
お気に入りのお酒を見つけたい方はこちらの記事もご覧ください。