こんばんは。
酒類メーカーの製造部門に勤め、今はお酒を飲むのが大好きな猫田です。
お酒をおしゃれに楽しめる空間…バー
価格も高そうで、どのような場所かもよくわからない…
敷居が高く感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
ただし、最低限の知識を身に着けて一度足を運んでしまえば、何も怖いものはありません!
そして何より!
一人飲みに最適な場所でもあるので、一人でゆっくり飲みたい方におすすめです!
■こんな悩みを解決します!
・バーって高そうで怖い
・バーでの注文方法がわからない
・バーでどのように過ごせば良いかわからない
・一人飲みできる場所がない
■本記事の内容
・バーでの注文方法
・バーでの過ごし方
・バーの予算、選び方
■筆者「猫田」について
・某ビール会社で3年間、生産管理の業務に携わっていました
・趣味はお酒を飲むこと、バー巡り、カクテルづくり
・特に好きなお酒はジンです
・お酒の情報に特化したブログ「猫田の酒ブログ」を運営しています
それでは早速解説していきます!
これだけ読めばバーデビューはばっちりです!
<猫田の余談>
猫田は、大学卒業の一人旅でバーデビューを果たしたのですが、人目を気にする性格なため本やネットでかなり下調べしてから突撃しました。
この経験で得た知識を一挙公開することで、みなさんのバーに対する不安をなくし、新しい世界へ踏み入れるひと押しをさせていただければ幸いです。
バーでの注文方法
バーでの注文方法は大きく二つ、「カクテル名で頼む」か「おすすめを聞く」です。
どちらも難しくありません。
さっそく、それぞれの方法について解説します!
注文方法1:カクテル名で頼む
これは単純ですね。
様々なカクテルがありますが、まずは自分の好きなカクテルをカクテル名で頼みましょう。
「ジントニックをお願いします」
「ハイボールを」※
「モスコミュールで」
※ウイスキーの場合、銘柄が多いために「どのウイスキーにしましょう」と聞かれてしまうかもしれません。その時は自信をもって「クセの強くないウイスキーを…おススメで」と言ってしまいましょう。それで十分です。
もちろんこの注文方法ではカクテル名を覚えておかなくてはいけませんが、「バーに行ったらこれを頼む」というカクテルを1つか2つ程度決めておけば問題ありません。
むしろ一杯目を決めておくとバーテンダーさんにも覚えてもらいやすくなります。
いつも飲んでいるカクテルでも、居酒屋で飲んでいるものと本格的なカクテルの違いを楽しむことができますよ。
どのカクテルにしようか迷う方はこちらの記事をご覧ください。
注文方法2:おすすめを聞く
おすすめの聞き方には若干の注意が必要です。
丸投げしないことに注意してください。
「今日の私にピッタリのカクテルを…」これはNGです。
NGの理由は単純。バーテンダーさんは初めて来たあなたのことを何も知りません。
では、どうすればよいのか。
答えは簡単。
以下の三つだけ決めて伝えるだけです。
・甘いか甘くないか
・度数は強めか強くないか(※)
・苦手なもの(炭酸やベースとなるお酒など…なければ不要)
※アルコール度数は、ロングカクテルかショートカクテルかで伝えるとスマートです。
ロングカクテル : 大き目のグラスに注がれるアルコール度数がやや低めのカクテル。
ショートカクテル : 小さめの足つきグラスに注がれるアルコール度数が高めのカクテル。
具体的には…
「甘めで、度数も高くないものがいいんですけど、炭酸入ってないもので何かありますか」
みたいな感じですね。
そうすると、
「このようなカクテルはいかがでしょう」
といった感じにおすすめしてもらえます。
その後は「それで」の3文字で十分。
二つの注文方法の組み合わせ方
さて、バーでの2種類の注文方法は理解していただけたかと思います。
ではそれをどのように使い分ければよいのか…
「一杯目はカクテル名で頼み、二杯目以降はおススメを聞きながら決める」ことを推奨します。
まず一杯目に関して「カクテル名」をお勧めする理由は2つです。
理由の1つ目は当然ですがあなたの手元に飲み物が何もないからです。
バーテンダーさんにいろいろ聞きながら決めていくには少し手持ち無沙汰ですよね。
理由の2つ目はあなたの情報をバーテンダーさんが持っていないからです。
あなたがどんなお酒が好きなのか、ごはんを食べてきたのか、バーにはよく来るのか…などなど、あなたの情報を何も持っていない状態だと何が合いそうかわからず、バーテンダーさんも困ってしまいます。
(まあ、プロなので何とかはしてくれますが)
なので、一杯目は自分の好きなカクテルを頼みましょう。
居酒屋の「トリアエズナマ」的な存在を決めておくようなイメージです。
二杯目以降に「おすすめ」を聞く理由ですが、これはバーを楽しむためです。
もちろん自分の好きな銘柄・カクテルを楽しむのも良いのですが、お酒のプロであるバーテンダーさんにお酒のことを聞くことで好きなお酒をあらたに発見できますし、またバーテンダーさんと適度なコミュニケーションをとることができます。
ただし、お客さんが多くバーテンダーさんが忙しそうなときは、カクテル名などで簡単に頼む配慮もあるといいでしょう。
また、自分よりもバーに慣れていない人と行く際には、相手のおすすめをバーテンダーさんに聞いてもらうようにして、自分はカクテル名でさっと頼む、というのもスマートな注文の仕方です。
長々と話してしまいました…
ここに書いたのはおすすめの方法ではありますが、あくまで猫田の主観ですので、みなさんなりの頼み方を見つけていただければと思います。
バーでの過ごし方
バーでは他のお客さんの邪魔にならなければ自由に過ごしていいのですが、何して過ごすか迷う気持ち…とても分かります!
そこで、猫田おすすめのバーでの過ごし方を何個か紹介させていただきます!
ぜひ参考にしてください。
ぼーっとする(おすすめ度:★★★★☆)
やっぱりこれですね。
バーは日常の喧騒を忘れられる場所。
日常と切り離すために、重たい扉にしていたり、窓をつけなかったりします。
とはいっても、無になるのは難しい…
カウンターの向こう側にいろんなお酒が並んでいたりするので、「あのお酒知ってる」「あれなんだろ…」とか考えるのも楽しいですよ。そこから二杯目を決めてみたりしても良いでしょう。
その他は、「明日何しよう」とか考えたり自由にぼーっとしちゃってください!
バーテンダーさんと話す(おすすめ度:★★★★★)
適度に話すのが吉。
軽く目を合わせたりするとほどよい距離感で話しかけてくれるので、うるさくならない程度に会話を楽しみましょう。(お店によってはぐいぐい話しかけてくることもありますが…)
何か話題を振るのであれば、やはりお酒のことを聞くのが良いでしょう。
例えば、「ジンが好きなんですけど、変わったジンってありますか」のように話を振ると、いくつかボトルを見せてもらえると思います。
お酒のプロなので詳しく教えてもらえるでしょう。
スマホを見る(おすすめ度:★★★☆☆)
気軽ですね。
せっかく日々の喧騒から離れられる時間なので少しもったいない気もしますが、くつろぎかたはひとそれぞれ。アリだと思います。
ただし、バーによってはスマホなどを見ることを禁止していたりするので注意が必要です。
日常から離れてくつろぐ空間なので…スマホの明かりが…など理由は様々ですが。
スマホを禁止しているのはお堅いバーなので、老舗だったりとても高いところだったりしなければ特に気にしなくて問題ありません。
ただし、どんなバーでも音を出したり、通話するようなことはやめましょう。
メモをしながら考え事をする(おすすめ度:★★☆☆☆)
悪くはないですが若干ハードルが上がります。
猫田は考えをまとめるときに手帳にいろいろ書いたりするので、それを試したこともあります。
その感想は…良くもなく悪くもなく…。
読書(★★☆☆☆)
バーで本を読むこと自体は悪くはないのですが、これもハードルが高いです。
読んでいる間バーテンダーさんは話しかけてきませんし、読むのをやめて話しかけてよさそうな雰囲気を出すと本に関する話題を振ってくれることが多いです。
ただしバーは暗かったりするので読みにくいかもしれません。注意が必要です。
バーでの注意点
バーでのお酒の頼み方、過ごし方をご説明してきました。
続いて、恥ずかしい思いをしないために、最低限押さえておきたい注意点をお伝えします。
食事は済ませてから
バーはあくまでお酒と雰囲気を楽しむところ。
様々な種類のバーがありますが、本格的なバーには食事のメニューが無いことが一般的です。
食事は先に済ませましょう。
メニュー表はないことが多い
居酒屋さんでは必ずあるメニュー表。これも基本的にはありません。
その時おすすめのカクテルを書いていたり、ベースとなるお酒の銘柄が書いてあったりしているメニュー表を置いているバーもありますが、基本的にはないと考える方が無難でしょう。
そのための注文方法は、先に解説した通り「カクテル名で頼む」か「おススメを聞く」になります。
飲みすぎない
バーで提供されるお酒は、居酒屋のお酒や缶チューハイと違って、アルコール度数の高いものも多いので注意が必要です。
お酒の種類によっても違い、度数の低いカクテルもありますが、一般的にはロングカクテルで12~15%、ショートカクテルで30~40%程度のものが多いです。
バーでは2, 3杯飲んで帰る、というのがスマートな飲み方でしょう。
バーの予算
予算については地域やお店によって様々なので、行く前にネットで下調べするのが無難でしょう。
ただし大体の目安としてご紹介します。
バーテンダーさんがしっかりとしたスーツを着ているような「オーセンティックバー」では2, 3杯飲んで4,000円~6,000円(格式が高いとそれ以上)、スーツまでは来ていないけどおしゃれな雰囲気なバーでは2,3杯で2,000円~4,000円、のようなイメージです。
居酒屋よりお酒の値段が高いのは事実なので、お財布には余裕をもっておくのが吉です。
バーの選び方
先ほども出てきたものもありますがバーにはいくつか種類があるので紹介します。
オーセンティックバー
「オーセンティック(Authentique)」とは、「本物の」という意味。
本格的なバーを指します。
一流のバーテンダーさんがクオリティの高いお酒を提供してくれる、伝統的なスタイルを守る落ち着いた雰囲気のバーです。
見分け方は、バーテンダーさんがスーツをしっかりと着ている(ネクタイも締めている)点ですね。
カジュアルバー
一言で表すのであれば、「オーセンティックバー以外のバー」です。
すみません。
これには明確な定義があるわけではなく、一杯ずつ料金を払って飲むタイプの「ショットバー」、食事の提供が多い「ダイニングバー」、ビールやウイスキーやワインなど一種類のお酒に特化した「専門バー」など様々なバーがあります。
初めてバーに行く方におススメしたいバーのスタイルは、
「オーセンティックとカジュアルの中間あたりのバー」です。
定義はあいまいなのですが、バーテンダーさんがある程度きれいな格好をしていて(ネクタイまでは締めていない)、店内はうるさくなく(ダーツがあったりしない)、のようなバーだと雰囲気も味わうこともでき、緊張もしないので初めての方にはお勧めです。
バーに関するよくある疑問
バーに関して、前述の情報でカバーしきれなかったよくある質問にお答えします。
〇ドレスコードはある?
バーによります。
よほど格式の高いバーでなければ気にしすぎる必要はありませんが、パーカーやサンダルなどあまりにカジュアルな服装は避けましょう。
「オフィスカジュアル」程度が丁度いいでしょう。
〇一人で行っても大丈夫?
一人で来る方が多いです。一人飲みにはバーがおすすめです。
むしろ3~4人以上の時には、話す声も大きくなりやすいためバーは避けた方がよいでしょう。
〇カクテルの写真を撮ってもいい?
バーテンダーさんに聞きましょう。
シャッター音が他の方の邪魔になったりしますので、あまり良い行為とは言えませんので、あくまで謙虚に聞いてみましょう。
【PR】お酒好きのお相手を見つけるには…
オンライン結婚相談所「お酒婚」がおすすめです!
マッチングアプリでは、良さそうな人がいてもその方があまりお酒を飲まない人で合わないなと感じたり、自分がお酒を飲むのが好きなことを無理して隠していませんか?
自分らしく一緒に時間を過ごすことができる相手を見つけるには、共通の趣味を持った方のみ登録される”専門婚活サービス”を使ってみるという手があります。
「お酒婚」では、気になった人が見つかりお見合いを希望するまでは完全無料で試せるのも魅力です!
オンライン完結で利用できるので、結婚を考えているお酒好きの方は一度試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
バーでの注文方法は「カクテル名で頼む」か「おススメを聞く」の2種類。
おススメを聞く際には丸投げにしない。
バーでの過ごし方は、「ぼーっとする」「バーテンダーさんと話す」など様々。
うるさくならなければOK。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
初めてのバーに必要な知識は十分お伝えできたと思っています。
もう何も恐れることはありませんので、バーに足を運んでみてください!
バーという大人の世界を知ることが、あなたの人生をより魅力的なものにする一助となれば幸いです。
もし、家でバーの雰囲気を楽しみたくなった方はこちらの記事をご覧ください。