こんばんは、猫田です。
偉人や有名人、歴史上の人物には、お酒好きとして知られる人が少なくありません。
しかも、ただお酒を飲んでいただけではなく、「この人物といえばこの銘柄」と結びつくような、印象的なお酒を持っていることもあります。
この記事では、政治家・作家・歌手・画家など、さまざまな偉人・有名人が好きだったお酒をまとめて紹介します。
「ヘミングウェイはどんなお酒を飲んでいたのか」「チャーチルやケネディが好んだ銘柄は何か」といったことを、人物ごとに見やすく整理しました。現状の記事内でも、政治家から芸術家まで幅広い人物と銘柄がすでに並んでいます。
尊敬する人物と同じお酒を飲んでみたい方はもちろん、いつもとは少し違う切り口でお酒を知りたい方にも楽しんでいただけるはずです。
気になる銘柄があれば、その人物を想いながら飲んでみてください!
偉人・有名人の好きなお酒 一覧
偉人や有名人がどんなお酒を好んでいたのかは、それぞれの人物像を知るうえでも面白いポイントです。
ここでは、まず人物名とお酒の組み合わせを一覧でまとめました。
気になる人物がいる方は、まずここから探してみてください。
お酒の種類やエピソードも含めて知りたい方は、このあと人物ごとの章で詳しく紹介していきます。
- 吉田茂:オールドパー
- 田中角栄:オールドパー
- ジョン・F・ケネディ:タンカレー No.10
- スターリン:キンズマラウリ
- ウィンストン・チャーチル:ジョニーウォーカー
- マーガレット・サッチャー:グレンファークラス105
- 江戸川乱歩:ディンプル
- アーネスト・ヘミングウェイ:フローズンダイキリ
- フランク・シナトラ:ジャックダニエル
- ピカソ:アブサン
- ゴッホ:アブサン
- ゴーギャン:アブサン
- ロートレック:アブサン
- アル・カポネ:テンプルトン ライ
この記事では偉人・有名人に愛されたお酒を職業ごとにまとめています。
特定の職業が気になる方はこちらから該当箇所にジャンプしてください。
すでに気になるお酒が見つかった方はこちらの記事もご確認ください。
ウイスキー全般をもう少し広く見たい方はこちらの記事をご覧ください。
ジンの違いを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
アブサンが気になった方はこちらの記事をご覧ください。
政治家が好きだったお酒
政治家が好んでいたお酒には、その人の生き方や時代背景がにじむことがあります。
格式のあるウイスキーから、その国らしさを感じるお酒まで、選ばれている銘柄にもそれぞれ個性があります。
ここでは、日本と海外の政治家たちが好んでいたお酒を紹介します。
人物のイメージとあわせて見ると、お酒の印象もまた違って見えてくるはずです。
吉田茂が好きだったお酒:オールドパー
内閣総理大臣を5回も務めた人物。出身は東京。
5回という総理大臣任命回数は歴代最多となっています。
戦後の日本の立て直しを図り、日本国憲法の公布、サンフランシスコ平和条約・日米安全保障条約の締結など、現在の日本の基礎となるものを築いた人物です。
“バカヤロー解散” (第四次吉田内閣の解散)でも有名です。
そんな吉田茂が愛したお酒が、スコッチウイスキー「オールドパー」。
日本で初めて飲まれたウイスキーとされる歴史あるウイスキーです。
上品な甘さと柔らかい味わいにかすかにスモーキーさを感じる、飲みやすい味わいは世代を超えて愛され続ける理由です。
田中角栄が好きだったお酒:オールドパー
第64代内閣総理大臣を務めた人物。出身は新潟。
戦後の総理大臣として非常に人気の高い人物です。
人に貸す・渡すお金の額だけでなく「借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。」という言葉からもわかる羽振りの良さ、人の名前を覚える・葬式には真っ先に駆け付けるなど真摯な対応、非常に多くのエピソードがありますが、総じて人心掌握力が非常に優れていたとされています。ロッキード事件で逮捕されてしまったことでも有名です。
さて、そんな田中角栄ですが、連日数多くの人が角栄に頼み事をするために訪れていたという、東京・目白の自宅で飲んでいたのがスコッチウイスキー「オールドパー」。
吉田茂と同じウイスキーを愛していたようです。
ジョン・F・ケネディが好きだったお酒:タンカレー
アメリカ第35代大統領。43歳という若さで大統領となった人物です。
出身はマサチューセッツ州ブルックリン。
1962年にソ連がキューバにミサイル基地をつくり緊張状態にありました。
ケネディはそのキューバ危機に対話による解決を果たし、ソ連との核戦争を回避しました。その後、米英ソでの部分的核実験禁止条約(PTBT)を締結したという実績もあります。また、テキサス州ダラスでパレード中に暗殺されてしまった事件はあまりに有名です。
そんなジョン・F・ケネディが愛したお酒は、ジン「タンカレー ナンバーテン」。
タンカレーのプレミアムモデルであるナンバーテンは、シトラスの香りの華やかさ、後味のキレが素晴らしいバランスのとれた味わいになっています。
スターリンが好きだったお酒:キンズマラウリ
ソビエト連邦の最高指導者。「スターリン」という名前は、「鋼鉄の人」を意味する名前。
出身はグルジア(現ジョージア)。
社会主義経済の実現のため五カ年計画をたて、ソ連を工業大国にしようとしていたその裏で、粛清として人々を虐殺する恐怖政治を敷いていた人物です。
そんなスターリンが愛したお酒は、グルジアワイン(ジョージアワイン)「キンズマラウリ」とされています。
グルジアワインは、果実を皮ごと粘土の容器の中で発酵させるという伝統的な製法で造られることが特徴です。
キンズマラウリは、やや甘口~甘口の赤ワイン。ジョージアで栽培されるブドウ品種サペラヴィを使用しています。
ウィンストン・チャーチルが好きだったお酒:ジョニーウォーカー
第二次世界大戦時にイギリスの首相を務めた人物です。
出身はイギリス オックスフォードシャー。
「世界の経営者が最も尊敬するリーダー」の1位に選ばれるほど、リーダーシップに優れた人物として知られています。ヒトラー率いるナチスと徹底抗戦し、イギリスを勝利に導きました。
そんなチャーチルですが、ウイスキーやブランデー、シャンパンなど様々なお酒を常に飲んでいたといわれていますが、なかでも愛していたのがスコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」。
ジョニーウォーカーはコスパのよいレッドラベルから、日本での人気が根強いブラックラベル(ジョニ黒)、最高品質のブルーラベルまで、様々なボトルがあるのが魅力の一つ。
マーガレット・サッチャーが好きだったお酒:グレンファークラス105
イギリス初の女性首相を務めた人物です。
出身はイングランド リンカンシャー州です。
後に“鉄の女”と呼ばれた彼女は、もとは化学を専攻する科学者でありながら、34歳から政治家としてのキャリアをスタートさせました。
54歳で首相に任命されてからは、政府の関与が少ない「小さな政府」を目指し様々な分野の民営化を進め、「サッチャリズム」と呼ばれる政策を推し進めました。
日本との間では、「同じアルコール度数なら同じ税率にすべき」として、スコッチウイスキーの関税を引き下げさせた人物でもあります。
そんな鉄の女サッチャーが愛したお酒は、スコッチウイスキー「グレンファークラス105」。
105はなんとアルコール度数60%!少し水を加えると旨味が広がるとされています。
マッカランと同様にシェリー樽で熟成されたスコッチウイスキーです。
作家が好きだったお酒
作家とお酒には、どこか相性のよさを感じる方も多いのではないでしょうか。
作品の世界観や本人の生き方を思い浮かべながら見ると、どんなお酒を好んでいたのかにも興味がわいてきます。
ここでは、作家として知られる人物たちが愛したお酒を紹介します。
名前を知っている人物でも、意外なお酒が出てくるかもしれません。
江戸川乱歩が好きだったお酒:ディンプル
日本の推理小説家。
「明智小五郎」や「少年探偵団」、「怪人二十面相」など、様々な人気シリーズ、作品を生み出した人物です。
そんな江戸川乱歩が愛したとされるお酒は、スコッチウイスキー「ディンプル」。
グラス片手に執筆に励んだといわれています。
ディンプルは16世紀から製造販売されている歴史あるブレンデッドウイスキー。
あっさりした飲み口はもちろん、ユニークな形のボトルも人気の理由です。
※コナン好きな方はこちらの記事もご覧ください。
【酒専門ブログが解説】コナンに出てくるお酒(コードネーム)を解説!
アーネスト・ヘミングウェイが好きだったお酒:フローズンダイキリ
アメリカの小説家・詩人。
代表作は「老人と海」「日はまた昇る」「誰がために鐘は鳴る」「武器よさらば」。
短編から長編まで様々な名作を生み出した人物です。
そんなヘミングウェイが愛した酒で最も有名なのはカクテル「フローズンダイキリ」。
ホワイトライムとライムジュースをシェークし、クラッシュドアイスを入れたグラスに注ぐカクテルですが、ヘミングウェイはラムの量を通常の2倍にしていたといわれています。
ヘミングウェイが愛した特別レシピのフローズンダイキリは「パパ・ダイキリ」として知られています。
歌手が好きだったお酒
歌手やエンターテイナーが好んでいたお酒には、その人の華やかなイメージや生き方が重なることがあります。
銘柄そのものの知名度も高いことが多く、「その人らしい」と感じる組み合わせも少なくありません。
ここでは、歌手として知られる有名人が好きだったお酒を紹介します。
人物のエピソードとあわせて見ることで、お酒の印象もより強く残りやすくなります。
フランク・シナトラが好きだったお酒:ジャックダニエル
アメリカのエンターテイナー、ポピュラー歌手、ジャズ歌手、俳優。
出身はアメリカニュージャージー州。
20世紀を代表する史上最も偉大な歌手の一人として有名な人物です。
代表曲は「My Way」「Fly Me to the Moon」「NEW YORK,NEW YORK」など。
そんなシナトラが愛したお酒は、テネシーウイスキー「ジャックダニエル」。
シナトラの葬儀の際、妹が彼のポケットにジャックダニエルのミニボトルを入れたというエピソードもあります。
ジャックダニエルは、時間のかかるチャコールメローイング製法で一滴一滴濾過した、芳醇かつまろやかで、バランスの良い味わいのウイスキーです。
フランク・シナトラ生誕100年を記念し、「シナトラセレクト」というジャックダニエルの最高級品が造られました。
芸術家が好きだったお酒
アブサンとはどんなお酒か
アブサンは、ブランデーなどのスピリッツに薬草や香草、スパイスなどを漬け込んで香りづけしたスイス発祥の緑色のリキュール。
かなりクセの強いお酒ではありますが、有名になった要因は原料の「ニガヨモギ」です。
これに含まれるツヨンという成分が厳格を引き起こすとされて1915年ころから各国で製造・販売が禁止されてしまいます。
しかし、現在ではアブサンに含まれるツヨンの量では幻覚は起きないとされ、解禁されています。
グラスの上にアブサンスプーンを置き、その上に置いた角砂糖に火をつける、火が消えたらアブサンに砂糖を落として水を注いで完成、というのがアブサンの飲み方「アブサンウォーター」です。
ピカソが好きだったお酒:アブサン
スペインの画家。
「泣く女」「ゲルニカ」など有名な作品が多い他、最も多作な芸術家としてギネスブックに記されている人物としても有名です。
そんなピカソが愛したお酒も、19世紀の芸術家たちがこぞって好んで飲んでいたとされる「アブサン」。
ゴッホが好きだったお酒:アブサン
オランダのポスト印象派の画家。
代表作は「ひまわり」「自画像」。
そんなゴッホが愛したお酒も、19世紀の芸術家たちがこぞって好んで飲んでいたとされる「アブサン」。
ゴーギャンが好きだったお酒:アブサン
フランスのポスト印象派の画家。
代表作は、「自画像(レ・ミゼラブル)」、「ひまわりを描くフィンセント・ファン・ゴッホ」、「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」。
そんなゴーギャンが愛したお酒も、19世紀の芸術家たちがこぞって好んで飲んでいたとされる「アブサン」。
ロートレックが好きだったお酒:アブサン
フランスのポスト印象派の画家。
代表作は「ムーラン・ルージュにて」「ディアン・ジャポネ」。
そんなロートレックが愛したお酒も、19世紀の芸術家たちがこぞって好んで飲んでいたとされる「アブサン」。
その他の有名人が好きだったお酒
偉人や有名人が愛したお酒は、政治家や作家、芸術家だけに限りません。
歴史の中で強い印象を残した人物のなかには、その人らしいお酒と結びついて語られる人物もいます。
ここでは、ほかのカテゴリには収まりきらない人物たちが好きだったお酒を紹介します。
アル・カポネが好きだったお酒:テンプルトン ライ
アメリカの代表的ギャングのボス。
禁酒法時代のシカゴを拠点に活動していたギャングです。
悪名の一方で、いわゆる“仁義”や“筋”を通す人物でもあったという側面もあり、彼をとりあげた映画などもつくられています。
そんなアル・カポネが愛したとされるお酒が、ライウイスキー「テンプルトン・ライ」です。
独特なパンのような香ばしい風味が特徴の最高級ライウイスキーとして有名です。
まとめ
この記事では、政治家、作家、歌手、画家など様々なジャンルの偉人・有名人とその方が愛したお酒を紹介しました。
ご自身の尊敬する人物と同じお酒を飲んでみたり、ご自身のお気に入りのお酒を見つける参考にしたり、あなたの人生を少し豊かにするきっかけになれば幸いです。
気になる人物やお酒があった方は、関連記事もあわせてご覧ください。
芸術家たちと結びつけて語られることの多いアブサンについては、特徴や飲み方をまとめたこちらの記事で詳しく紹介しています。
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