こんばんは、猫田です。
偉人や歴史上の人物など、有名な人物にはお酒好きも多く存在します。
また、そのような人物は自身が好きなお酒、銘柄を持っていることも多くあります。
この記事では、政治家・作家・歌手・画家など様々なジャンルの偉人・歴史上の人物が愛したお酒を紹介します。
尊敬する方と同じお酒を飲んでみたり、自分のお気に入りのお酒を見つける手がかりにしていただいたり、何かのきっかけになれば幸いです。
目次からご自分の興味のある箇所のみご覧いただいても構いません!
■筆者「猫田」について
・某ビール会社で3年間、生産管理の業務に携わっていました。
・趣味はお酒を飲むこと、バー巡り、カクテルづくり。
・特に好きなお酒はジン(ゴードン)です。
・お酒の情報に特化したブログ「猫田の酒ブログ」を運営しています。
政治家
政治家の方々は、「自分の好きなお酒」というものをはっきりと持っている方が多いような気がします。
統計などはないため、個人の感想ですが…
吉田茂(オールドパー)
内閣総理大臣を5回も務めた人物。出身は東京。
5回という総理大臣任命回数は歴代最多となっています。
戦後の日本の立て直しを図り、日本国憲法の公布、サンフランシスコ平和条約・日米安全保障条約の締結など、現在の日本の基礎となるものを築いた人物です。
“バカヤロー解散” (第四次吉田内閣の解散)でも有名です。
さて、そんな吉田茂が愛したお酒が、スコッチウイスキー「オールドパー」。
日本で初めて飲まれたウイスキーとされる歴史あるウイスキーです。
上品な甘さと柔らかい味わいにかすかにスモーキーさを感じる、飲みやすい味わいは世代を超えて愛され続ける理由です。
田中角栄(オールドパー)
第64代内閣総理大臣を務めた人物。出身は新潟。
戦後の総理大臣として非常に人気の高い人物です。
人に貸す・渡すお金の額だけでなく「借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。」という言葉からもわかる羽振りの良さ、人の名前を覚える・葬式には真っ先に駆け付けるなど真摯な対応、非常に多くのエピソードがありますが、総じて人心掌握力が非常に優れていたとされています。
ロッキード事件で逮捕されてしまったことでも有名です。
さて、そんな田中角栄ですが、連日数多くの人が角栄に頼み事をするために訪れていたという、東京・目白の自宅で飲んでいたのがスコッチウイスキー「オールドパー」。
吉田茂と同じウイスキーを愛していたようです。
ジョン・F・ケネディ(タンカレー)
アメリカ第35代大統領。43歳という若さで大統領となった人物です。
出身はマサチューセッツ州ブルックリン。
1962年にソ連がキューバにミサイル基地をつくり緊張状態にありました。
ケネディはそのキューバ危機に対話による解決を果たし、ソ連との核戦争を回避しました。その後、米英ソでの部分的核実験禁止条約(PTBT)を締結したという実績もあります。
また、テキサス州ダラスでパレード中に暗殺されてしまった事件はあまりに有名です。
そんなジョン・F・ケネディが愛したお酒は、ジン「タンカレー ナンバーテン」。
タンカレーのプレミアムモデルであるナンバーテンは、シトラスの香りの華やかさ、後味のキレが素晴らしいバランスのとれた味わいになっています。
スターリン(キンズマラウリ)
ソビエト連邦の最高指導者。「スターリン」という名前は、「鋼鉄の人」を意味する名前。
出身はグルジア(現ジョージア)。
社会主義経済の実現のため五カ年計画をたて、ソ連を工業大国にしようとしていたその裏で、粛清として人々を虐殺する恐怖政治を敷いていた人物です。
そんなスターリンが愛したお酒は、グルジアワイン(ジョージアワイン)「キンズマラウリ」とされています。
グルジアワインは、果実を皮ごと粘土の容器の中で発酵させるという伝統的な製法で造られることが特徴です。
キンズマラウリは、やや甘口~甘口の赤ワイン。ジョージアで栽培されるブドウ品種サペラヴィを使用しています。
ウィンストン・チャーチル(ジョニーウォーカー)
第二次世界大戦時にイギリスの首相を務めた人物です。
出身はイギリス オックスフォードシャー。
「世界の経営者が最も尊敬するリーダー」の1位に選ばれるほど、リーダーシップに優れた人物として知られています。
ヒトラー率いるナチスと徹底抗戦し、イギリスを勝利に導きました。
そんなチャーチルですが、ウイスキーやブランデー、シャンパンなど様々なお酒を常に飲んでいたといわれていますが、なかでも愛していたのがスコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」。
ジョニーウォーカーはコスパのよいレッドラベルから、日本での人気が根強いブラックラベル(ジョニ黒)、最高品質のブルーラベルまで、様々なボトルがあるのが魅力の一つ。
マーガレット・サッチャー(グレンファークラス105)
イギリス初の女性首相を務めた人物です。
出身はイングランド リンカンシャー州です。
後に“鉄の女”と呼ばれた彼女は、もとは化学を専攻する科学者でありながら、34歳から政治家としてのキャリアをスタートさせました。
54歳で首相に任命されてからは、政府の関与が少ない「小さな政府」を目指し様々な分野の民営化を進め、「サッチャリズム」と呼ばれる政策を推し進めました。
日本との間では、「同じアルコール度数なら同じ税率にすべき」として、スコッチウイスキーの関税を引き下げさせた人物でもあります。
そんな鉄の女サッチャーが愛したお酒は、スコッチウイスキー「グレンファークラス105」。
105はなんとアルコール度数60%!少し水を加えると旨味が広がるとされています。
マッカランと同様にシェリー樽で熟成されたスコッチウイスキーです。
作家
作品を生み出すアーティストも、酒好きが多い印象があります。
江戸川乱歩(ディンプル)
日本の推理小説家。
「明智小五郎」や「少年探偵団」、「怪人二十面相」など、様々な人気シリーズ、作品を生み出した人物です。
そんな江戸川乱歩が愛したとされるお酒は、スコッチウイスキー「ディンプル」。
グラス片手に執筆に励んだといわれています。
ディンプルは16世紀から製造販売されている歴史あるブレンデッドウイスキー。
あっさりした飲み口はもちろん、ユニークな形のボトルも人気の理由です。
※コナン好きな方はこちらの記事もご覧ください。
アーネスト・ヘミングウェイ(フローズンダイキリ)
アメリカの小説家・詩人。
代表作は「老人と海」「日はまた昇る」「誰がために鐘は鳴る」「武器よさらば」。
短編から長編まで様々な名作を生み出した人物です。
そんなヘミングウェイが愛した酒で最も有名なのはカクテル「フローズンダイキリ」。
ホワイトライムとライムジュースをシェークし、クラッシュドアイスを入れたグラスに注ぐカクテルですが、ヘミングウェイはラムの量を通常の2倍にしていたといわれています。
ヘミングウェイが愛した特別レシピのフローズンダイキリは「パパ・ダイキリ」として知られています。
歌手
フランク・シナトラ(ジャックダニエル)
アメリカのエンターテイナー、ポピュラー歌手、ジャズ歌手、俳優。
出身はアメリカニュージャージー州。
20世紀を代表する史上最も偉大な歌手の一人として有名な人物です。
代表曲は「My Way」「Fly Me to the Moon」「NEW YORK,NEW YORK」など。
そんなシナトラが愛したお酒は、テネシーウイスキー「ジャックダニエル」。
シナトラの葬儀の際、妹が彼のポケットにジャックダニエルのミニボトルを入れたというエピソードもあります。
ジャックダニエルは、時間のかかるチャコールメローイング製法で一滴一滴濾過した、芳醇かつまろやかで、バランスの良い味わいのウイスキーです。
フランク・シナトラ生誕100年を記念し、「シナトラセレクト」というジャックダニエルの最高級品が造られました。
画家
さて、画家が愛したお酒についてはかなり偏りがあります。
それは「アブサン」というお酒を好んでいたということです。
アブサンは、ブランデーなどのスピリッツに薬草や香草、スパイスなどを漬け込んで香りづけしたスイス発祥の緑色のリキュール。
かなりクセの強いお酒ではありますが、有名になった要因は原料の「ニガヨモギ」です。
これに含まれるツヨンという成分が厳格を引き起こすとされて1915年ころから各国で製造・販売が禁止されてしまいます。
しかし、現在ではアブサンに含まれるツヨンの量では幻覚は起きないとされ、解禁されています。
グラスの上にアブサンスプーンを置き、その上に置いた角砂糖に火をつける、火が消えたらアブサンに砂糖を落として水を注いで完成、というのがアブサンの飲み方「アブサンウォーター」です。
ピカソ(アブサン)
スペインの画家。
「泣く女」「ゲルニカ」など有名な作品が多い他、最も多作な芸術家としてギネスブックに記されている人物としても有名です。
そんなピカソが愛したお酒も、19世紀の芸術家たちがこぞって好んで飲んでいたとされる「アブサン」。
ゴッホ(アブサン)
オランダのポスト印象派の画家。
代表作は「ひまわり」「自画像」。
そんなゴッホが愛したお酒も、19世紀の芸術家たちがこぞって好んで飲んでいたとされる「アブサン」。
ゴーギャン(アブサン)
フランスのポスト印象派の画家。
代表作は、「自画像(レ・ミゼラブル)」、「ひまわりを描くフィンセント・ファン・ゴッホ」、「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」。
そんなゴーギャンが愛したお酒も、19世紀の芸術家たちがこぞって好んで飲んでいたとされる「アブサン」。
ロートレック(アブサン)
フランスのポスト印象派の画家。
代表作は「ムーラン・ルージュにて」「ディアン・ジャポネ」。
そんなロートレックが愛したお酒も、19世紀の芸術家たちがこぞって好んで飲んでいたとされる「アブサン」。
その他
アル・カポネ(テンプルトン ライ)
アメリカの代表的ギャングのボス。
禁酒法時代のシカゴを拠点に活動していたギャングです。
悪名の一方で、いわゆる“仁義”や“筋”を通す人物でもあったという側面もあり、彼をとりあげた映画などもつくられています。
そんなアル・カポネが愛したとされるお酒が、ライウイスキー「テンプルトン・ライ」です。
独特なパンのような香ばしい風味が特徴の最高級ライウイスキーとして有名です。
【おまけ】現金派必見!アマゾンのお得な購入方法
Amazonにクレジットカード情報を登録したくない、クレジットカードを持っていない、など様々な理由で現金派の方もいるかと思います。
しかし、一般的に現金払いではポイントなどがつかず、あまりお得なサービスが利用できない点がデメリットに感じている方もいるのではないでしょうか。
そんな現金派かつAmazon派の方におすすめの購入方法が、「Amazonギフト券をチャージで使用する」方法です。
Amazonギフト券のメリット
Amazonギフト券とは、Amazonのほぼすべての商品で使用できる商品券。
ギフト券の有効期限は10年と非常に長くなっており、失効するリスクが低いのも魅力です。
コンビニで購入できるカードタイプのAmazonギフト券もありますが、お得になるのはチャージをするギフト券です。購入(チャージ)方法は非常に簡単です。次の章で説明します。
チャージしたギフト券は、Amazonの購入で優先的に選択されるので意識しなくても使用することができます。
では、どのようにお得なのか。
Amazonギフト券に現金でチャージするだけでポイント還元がされます。
以下のとおり、チャージ額に応じて0.5%~2.5%のポイント還元が受けられます。
1回のチャージ額 | 通常会員 | プライム会員 |
---|---|---|
5,000~19,999円 | 0.5% | 1.0% |
20,000~39,999円 | 1.0% | 1.5% |
40,000~89,999円 | 1.5% | 2.0% |
90,000円~ | 2.0% | 2.5% |
つまりプライム会員の場合、5,000円チャージすると50円をもらうことができ、50,000円チャージすると1,000円もらうことができます。
クレジットカードなどのポイント還元率にも引けを取らない還元率です。
他にも、細かな購入の度にコンビニなどで支払う手間を省ける、チャージする額を決めておくことで使いすぎを防ぐことができる、など使い方次第で様々なメリットがありますが、チャージをするだけでお金がもらえることがやはり最大のメリットかと思います。
Amazonギフト券の購入・使用方法
ご紹介したAmazonギフト券の恩恵を受ける方法は非常に簡単です。
以下で一応手順を説明しますが、とりあえずAmazonギフト券チャージページにアクセスすれば迷うことはほぼありません。
重要なのは、支払方法で「コンビニ・ATM・ネットバンキング」を選択することです。
これを選ばないとポイントがもらえません。
【購入方法】
Step1. Amazonギフト券チャージページにアクセスする
以下のリンクからアクセスできます。
Step2. 「チャージ(入金)する」ボタンをクリック
Step3. ギフト券の金額を選択する
Step4. 支払い方法を選択する
ここで「コンビニ・ATM・ネットバンキング」を選択する必要があります。
クレジットカード・電子マネー払いをするとキャンペーン対象外となってしまいます。
Step5. 注文を確定する
Step6. メールに従い期日までに支払いをする
後はポイントがつくのを待つだけです。
チャージしたギフト券はすぐに使用することができます。
【使用方法】
Amazonで自分のアカウントにログインした状態で購入するだけです。
アカウントに登録済みのAmazonギフト券は商品購入時に自動的に適用されます。
そのため注文内容の最終確認画面にて、Amazonギフト券の残高が支払いに割り当てられていることを確認するだけでOKです。
まとめ
この記事では、政治家、作家、歌手、画家など様々なジャンルの偉人・歴史上の人物とその方が愛したお酒を紹介しました。
ご自身の尊敬する人物と同じお酒を飲んでみたり、ご自身のお気に入りのお酒を見つける参考にしたり、あなたの人生を少し豊かにするきっかけになれば幸いです。