【神奈川県】ジン蒸溜所・ウイスキー蒸溜所とおすすめの銘柄を紹介!

こんばんは、猫田です。

横浜中華街に江の島、箱根…
名所あふれる都道府県「神奈川」

観光地としても住む場所としても人気の神奈川は「お酒」の文化についても、魅力がたくさんあることをご存知でしょうか。

そしてお酒の文化は今や「日本酒」だけではありません。

この記事では、神奈川にあるジン蒸溜所、ウイスキー蒸溜所、それぞれのおすすめの銘柄について解説していきます!

■こんな悩みを解決します!
・神奈川に住んでいるけど、神奈川のお酒をあまり知らない…
・神奈川に旅行するけど、どこを観光するか決まっていない…
・神奈川のお土産を買いたいけど、定番のお菓子には飽きてしまった…

■本記事の内容
・神奈川にあるジン蒸溜所とそのおすすめ銘柄
・神奈川にあるウイスキー蒸溜所とそのおすすめ銘柄
・各蒸溜所・醸造所の見学可否と地図

■筆者「猫田」について
・ビール会社で生産管理の業務をしていました。
・趣味はお酒を飲むこと、バー巡り、カクテルづくり。
・特に好きなお酒はジンです。
・お酒の情報に特化したブログ「猫田の酒ブログ」を運営しています。

それでは早速、神奈川にある蒸溜所・醸造所を紹介していきます!

(2022年5月の情報です。適宜更新していきます!)

神奈川にある蒸溜所一覧

まずは、ご紹介する蒸溜所の位置を地図上に示してご説明します。

神奈川県にはウイスキーの蒸溜所はありませんが、ジンの蒸溜所が4カ所もあります。
東京でも6カ所のジン蒸溜所が次々と設立されており、それと同じ傾向が神奈川でも見られています。

ジン製造において様々なボタニカルを使用できるという自由さウイスキーのように貯蔵する期間が要らないという手軽さ、がジン蒸溜所が増えている一因でしょう。
やはりジンブームを表しているといえるでしょう。

神奈川にあるジン蒸溜所

それでは、神奈川にあるジン蒸溜所を計4カ所ご紹介します。

ビール醸造を手掛けていた醸造所がジン製造を始めたり、日本酒醸造を手掛けていた酒蔵がジン製造を始めたりと、ジン専門ではないケースが多いのが特徴です。

黄金井酒造

公式HP

創業200年を迎えた日本酒の酒蔵である黄金井酒造が、2018年よりクラフトジンの製造を開始しました。
また、黄金井酒造は「さがみビール」というビールの醸造も1998年から手掛けています。

蒸溜所は神奈川県の厚木市。
使用するボタニカルは神奈川産の素材にこだわっています。

ベーススピリッツには自社製造の粕取焼酎と米焼酎を蒸留して使用しています。
発酵・蒸溜など酒造りの技術を活かし、ジンならではの香りを重視したジン造りをしています。

The Japanese Craft GIN黄金井

ボタニカルには、ジュニパーベリーの他、神奈川産のかぼすや湘南ゴールド、レモングラス、杉、檜、山椒、桜花、茶葉、どくだみなど、神奈川県産にこだわった計10種類を使用。

ウッディな香り、スパイシーな香りもありながら、カボスなどの柑橘系の香りがメインに香るジンに仕上がっています。

NUMBER EIGHT DISTILLERY

横浜の新名所、みなとみらいの商業施設”HUMMER HEAD”にある、レストラン「QuaysPacificGrill」(株式会社HUGE)内にあるジン蒸溜所が2019年から稼働しました。

同店ではビール醸造とコーヒーの焙煎もしており、ビールの原料であるホップ、コーヒー豆をボタニカルに使用したユニークなジンを製造しています。

レストランに併設した蒸溜所でもあり、「レストランで造るジン」「バーテンダーが造るジン」という点でもユニークです。

ナンバーエイトという名前は、蒸溜所のある場所が昔の8番埠頭だったことからつけられています。

100Lの蒸溜器が一つのみというマイクロディスティラリー。
小規模な設備で個性あふれるジンを製造しています。
またレストラン内に蒸溜設備があるため、料理やお酒を楽しみながら蒸溜設備を見ることができます。

NUMBER EIGHT GIN

日本酒造の吟醸粕取焼酎をベーススピリッツの原料に使用。
ボタニカルは、ジュニパーベリー、イエルバブエナ、レモンバーベナ、神奈川みかん、無農薬レモン、生ホップ、コーヒー豆、アボカドの種、という個性あふれる8種類。

特有の吟醸香を残しつつ、シトラス系のボタニカルから生み出される爽やかさを感じる仕上がりです。

横浜ジン蒸溜所

公式HP

2013年に設立した、クラフトビールの醸造を手掛ける横浜ベイブルーイング株式会社。
同社は横浜ベイブルーイング戸塚工場、横浜ジン蒸溜所、の2拠点で製造をしています。

2021年12月10日に日ノ出町フードホール内に開業したジン蒸溜所兼バーでは、蒸溜所で製造したジンの他に、樽生のクラフトビールも楽しむことができます。
シンプルでお洒落な空間になっており、蒸溜設備を間近で眺めることができます。

BRONCO 20

横浜ベイブルーイングのビールを蒸留したスピリッツをベースに、20種類のボタニカルで香りづけをしたクラフトジン。重厚なスパイス、シトラス、ハーバル、な香りが複雑に絡み合ったインパクトのある仕上がりです。

熊澤酒造

公式HP

「湘南ビール」を手掛ける創業150年の老舗酒造「熊澤酒造」。
湘南に残る唯一の酒蔵としても有名です。

熊澤酒造は1996年から湘南ビールの製造を開始し日本酒とビールの2本柱となり、2021年にクラフトジンをリリースしました。

熟成に年数がかかるため発売はまだ先ですが、ウイスキーの製造にも着手しているようです。
バラエティに富んだラインナップを目指している醸造所兼蒸溜所といえます。

白天狗

2021年2月8日に新発売したクラフトジン。

粕取焼酎を3回蒸留したスピリッツをベースに、ジュニパーベリーのみを使用するという、類を見ないほどにシンプルな製法でつくられています。

神奈川にあるウイスキー蒸溜所

神奈川にあるウイスキー蒸溜所をご紹介します。

…といきたいところですが、
残念ながら2022年5月現在、東京都にはウイスキー蒸溜所はありません。

(2022年5月現在、猫田調べ)

まとめ

神奈川県にあるジン蒸溜所4カ所を紹介しました。

ここ数年で新しくジン製造を始めた企業ばかりであり、ジン蒸溜所は全国でも増えていることを考えると、今後も増えることが予想されます。

その他、関東の都道府県についてはこちらの記事で解説しています。