こんばんは、猫田です。
自然豊かであり、全国でも有数の広さを持つ都道府県といえば「長野」。
温泉にお城、スキー場など観光地としても栄えている県でもあります。
ただそれだけではなく、長野は「お酒」の文化も魅力がたくさんあることをご存知でしょうか。
そしてお酒の文化は今や日本酒だけではありません。
この記事では、長野にあるジン蒸溜所、ウイスキー蒸溜所、それぞれのおすすめの銘柄について解説していきます!
■こんな悩みを解決します!
・長野に住んでいるけど、長野のお酒をあまり知らない…
・長野の名産を聞かれても、ありきたりなものしか答えられない…
・長野に旅行するけど、どこを観光するか決まっていない…
・長野のお土産を買いたいけど、定番のお菓子には飽きてしまった…
■本記事の内容
・長野にあるジン蒸溜所とそのおすすめ銘柄
・長野にあるウイスキー蒸溜所とそのおすすめ銘柄
■筆者「猫田」について
・ビール会社で生産管理の業務をしていました。
・趣味はお酒を飲むこと、バー巡り、カクテルづくり。
・特に好きなお酒はジンです。
・お酒の情報に特化したブログ「猫田の酒ブログ」を運営しています。
それでは早速、長野にある蒸溜所を紹介していきます!
(2022年9月の情報です。適宜更新していきます!)
長野にある蒸溜所一覧
まずは、ご紹介する蒸溜所の位置を地図上に示してご説明します。
長野のジン蒸留所、ウイスキー蒸留所は4か所のみであり、ある程度離れた場所に位置しています。
長野にあるジン蒸溜所
では早速、長野にあるジン蒸溜所をご紹介します。
計3か所となっています。
芙蓉酒造協同組合
芙蓉酒造協同組合は、1887年創業の依田酒造店に起源をもつ、日本酒の製造を中心とする酒蔵です。
清酒のほかに、焼酎、リキュールの製造を手掛けています。
芙蓉酒造の定番銘柄は金宝芙蓉(きんぽうふよう)。
酒蔵は長野県佐久市にあります。
代表銘柄:YOHAKU
芙蓉酒造はYOHAKHU(ヨハク)というジンブランドを展開しています。
ベーススピリッツは、日本酒の副産物として得られる酒粕から造られた酒粕焼酎や穀類スピリッツ、果実スピリッツなどを使用。
香りの主体はジュニパーベリーとしながらも、長野県の自然でとれるクロモジや熊笹、リンゴなどの特徴ある11種類のボタニカルによって香りづけしています。
複雑な香りの中に甘さとスパイシーさを感じる味わいになっています。
YOHAKUは、公式ホームページから購入できますので是非ご覧ください。
養命酒製造 駒ヶ根工場
その名の通り、薬酒として有名な養命酒。
養命酒製造株式会社は養命酒のほかにも「夜のやすらぎハーブの恵み」などのリキュールも人気です。
そして養命酒でおなじみの養命酒造株式会社は「香の森(KANOMORI)」というクラフトジンも製造しています。
中央アルプスの麓にある自然に囲まれた工場で造られています。
代表銘柄:香の森(KANOMORI)
IWSC2021でGoldを受賞している世界的にも評価の高いジンとなっています。
18種類のボタニカルを使用した、複雑な味わいのジン。
ボタニカルには、ジュニパーベリーを主役としながらも、国産の「クロモジ」をはじめとする特徴あるボタニカル(ローズマリー、杉の葉、松の葉、シナモン、ローレル、セージ、カショウ、オレンジピール、アンジェリカ、クコの実、ショウガ、レモンピール、リコリス、アニスシード、桑の実、カルダモン)を使用しています。
ウッディーな香りに、重厚感のあるスパイス、ベリーのほのかな甘さが感じられる個性ある一本です。クラフトジン初心者の方にも、玄人の方にも、飲んでいなければぜひ飲んでいただきたい銘柄です。
Amazonや楽天でも購入できるようになっています。
しっかりと個性のあるジンになっていますので、いつもと一味違うジントニックや、ジンリッキーとして複雑な香りをお楽しみください。
野沢温泉蒸溜所
2022年に設立した新しい蒸留所。
年内の製造開始を予定しているとのことです。
スキー場で有名なリゾート地「野沢温泉」初の蒸留所でもあり、新たな観光地としても期待が集まります。
野沢温泉蒸留所があるのは、長野県北東部に位置する野沢温泉村。
豊かな自然が生み出す湧き水と山で採れるボタニカルを活かしたジン、ウイスキー造りを目指しているとのこと。
ジンやウイスキー造りはこれからですが 、地元の素材を活かしたジン造り、ウイスキー造りが楽しみです。
長野にあるウイスキー蒸溜所
続いて長野にあるウイスキー蒸溜所をご紹介します。
ウイスキー蒸留所は1か所となっています。
本坊酒造 マルス信州蒸溜所
本坊酒造は、鹿児島県に本社をかまえる1872年創業の老舗の焼酎製造業者。
現在では焼酎のほかにも、ウイスキー、梅酒、ワインなどの製造も手掛けています。
そのウイスキー造りの中心となるのが、「マルス信州蒸留所」。
中央アルプス駒ヶ岳山麓の緑に囲まれた蒸留所となっています。
見学については、コロナ禍もあり、状況に応じて対応しているようですので、公式HPをご覧ください。
代表銘柄: シングルモルト 駒ヶ岳
毎年、限定製造のシングルモルトウイスキーがリリースされています。
深みがありながら、滑らかな口当たりが特徴の飲みやすいウイスキーとなっています。
そのほかにも「マルスウイスキー」なども人気です。
まとめ
4か所のジン・ウイスキー蒸留所がありました。
・芙蓉酒造協同組合(ジン)
・養命酒製造 駒ヶ根工場(ジン)
・野沢温泉蒸溜所(ジン・ウイスキー)
・本坊酒造 マルス信州蒸留所(ウイスキー)
長野には、ジン専門、ウイスキー専門の蒸留所はなかったのですが、2022年創業の野沢温泉蒸溜所はジンとウイスキーのために造られた蒸留所であるため猫田も注目しています!
自然豊かな長野県でどのようなジン、ウイスキーが造られていくのか注目です!