ジンはどれも同じように見えて、実際に飲んでみると銘柄ごとの差がかなり大きいお酒です。
王道らしいジュニパーベリーの香りを楽しめるものもあれば、多数のボタニカルの個性が全面に出た華やかなジンもあり、銘柄によって印象は大きく変わります。
だからこそ、ジンを選ぶときは単に有名な銘柄を選ぶだけではなく、自分がどんな方向性の味わいが好きかを意識することが大切です。
また、ジントニックやジンソーダで楽しみたいのか、シーンによってもあなたに合う一本は変わってきます。
このページでは、ジンのおすすめ銘柄を、王道・個性派・飲み方の幅などを踏まえて紹介します。
ジンは、ボタニカルの使い方によって味わいの個性が出やすく、同じジンでもかなり印象が変わるお酒です。
<このページでわかること>
- 初心者にも選びやすい王道ジン
- クラフトジンや個性派ジンの選び方
- ジントニックやロックに合うジン
- プレゼントにも選びやすいジン
- 評価カードで見るジンの特徴
- 自分に合うジンの選び方
ジン・ウォッカ・テキーラ・ラムは四大スピリッツと呼ばれます。
それぞれのおすすめ銘柄を以下の記事で紹介しています。
家飲みにおすすめのお酒を探している方は、あわせて参考にしてみてください。
- ジンのおすすめ銘柄はこちら
- ウォッカのおすすめ銘柄はこちら
- テキーラのおすすめ銘柄はこちら
- ラムのおすすめ銘柄はこちら
好みの方向性がある程度固まっている方は、以下から該当箇所にジャンプしてください。
まず結論|迷ったらこれ。おすすめジン3選
まずは、結論。
「ジンの魅力を感じられる王道の銘柄」、「個性派として印象に残りやすい銘柄」、そして「幅広い楽しみ方がしやすい銘柄」として猫田が心からおすすめする1本を紹介します。
ジンは銘柄ごとの差が大きいお酒ですが、この3本を見れば、王道と個性派の違いや方向性の違いもつかみやすくなります。とにかく間違いのない一本をすぐに選びたいかたは、ここだけチェックすれば問題ありません。
ゴードン|ジンの魅力を感じられる王道の一本
ゴードンは、ジュニパーの香りがしっかり立つ、王道かつ重厚寄りのロンドンドライジンです。
1769年創業の歴史あるブランドで、現在もジュニパーを軸にしたクラシックな方向性が特徴になっています。
王道の香味をベースにしながらもジンらしさをきちんと感じやすく、定番の中でも満足感を感じられるおすすめの銘柄です。
ジンマーレ|個性を感じられる印象に残る一本
ジンマーレは、スペインのコスタ・ドラダにルーツを持つ地中海スタイルのクラフトジンです。
ジュニパーや柑橘に加えて、オリーブ、バジル、タイム、ローズマリーといった地中海らしいボタニカルを使っており、爽やかさの中にハーブの個性が感じられます。王道のドライジンとは少し違う方向の魅力があり、香りの個性やボトルの美しさも含めて印象に残る一本です。
タンカレー|幅広い楽しみ方のできる一本
タンカレーは、王道のロンドンドライジンとして長く支持されている定番銘柄です。
ジュニパーベリーを軸にしたクラシックな方向性をベースにしながら、ハーブ感やキレのよさも感じやすく、ジントニックやジンソーダなど幅広い楽しみ方に向いています。定番ジンの中でもバランスがよく、カクテルベースとして選ばれる一本です。
おすすめジン比較表
この記事で紹介している、おすすめのジンを一覧にしました。
各銘柄名から該当箇所へジャンプできますので、気になる銘柄があればクリックしてみてください。
| 銘柄 | タイプ | 産地 |
|---|---|---|
| ゴードン | 王道 | イギリス |
| ビーフィーター | 王道 | イングランド・ロンドン |
| タンカレー | 王道 | イギリス |
| プリマスジン | 王道 | イングランド・プリマス |
| ボンベイ・サファイア | 王道 | イングランド・ハンプシャー |
| No.3 | 王道 | オランダ |
| シップスミス | 王道 | イングランド・ロンドン |
| 季の美 | 王道 | 日本・京都 |
| ROKU<六> | 王道 | 日本 |
| 翠 SUI | 王道 | 日本 |
| 桜尾 ORIGINAL | 王道 | 日本・広島 |
| タンカレー No.TEN | 定番上位 | イギリス |
| スター・オブ・ボンベイ | 定番上位 | イングランド・ハンプシャー |
| 季の美 勢 | 定番上位 | 日本・京都 |
| ジンマーレ | 個性派 | スペイン |
| ヘンドリックス | 個性派 | スコットランド |
| モンキー47 | 個性派 | ドイツ・ブラックフォレスト |
| クローバージン | 個性派 | ベルギー |
| バスタブジン | 個性派 | イギリス |
| エンプレス1908 | 個性派 | カナダ |
| ザ・ボタニスト | 個性派 | スコットランド・アイラ島 |
| ボビーズ ジン | 個性派 | オランダ |
| 9148 | 個性派 | 日本・北海道 |
| ディスティレリ・ド・パリ | 個性派 | フランス・パリ |
| サイレントプール | プレゼント | イングランド・サリー |
| ジェネラス ジン | プレゼント | フランス |
| フェルディナンズ ザール | プレゼント | ドイツ・ザール地方 |
| ジーヴァイン・フロレゾン | プレゼント | フランス・コニャック地方 |
| ボルス ジュネヴァ | その他 | オランダ |
| ジンクス オールドトムジン | その他 | イングランド |
この記事での評価方法
この記事では、各銘柄の特徴を比較しやすいように、3つの評価軸と2つのタイプ軸で整理しています。
評価軸は以下の3つです。
- 飲み方の幅:ストレート、ロック、ソーダ割り、カクテルなど、どれくらい幅広く楽しめるか
- 価格に対する満足度:価格に対して、味わい・香り・ボトルの満足感があるか
- 手に入りやすさ:Amazonや楽天、酒販店などで比較的見つけやすいか
あわせて、味わいや立ち位置がわかりやすいように、以下の2つのタイプ軸も入れています。
- 王道 ←→ 個性派:定番として選びやすいか、個性的な味わいやボトルの印象が強いか
- 軽やか ←→ 重厚:すっきり飲みやすいタイプか、濃厚でじっくり楽しむタイプか
評価は、この記事内で銘柄同士を比較しやすくするための目安です。
飲み方や予算、好みに合わせて選ぶときの参考にしてみてください。
各銘柄に評価軸・タイプ軸を、以下のような評価カードとして載せています。
星評価は5段階で、数値が高いほどその項目を高く評価しています。
タイプ軸は、左右どちらの特徴に近いかを目安として表示しています。
王道のおすすめジン銘柄
ゴードン
ゴードンは、ジュニパー感がしっかり立った王道のロンドンドライジンです。王道らしいドライな方向性を持ちながらも、香りと味わいに厚みが感じられる一本です。
定番ジンとしてよく名前が挙がる銘柄ですが、ビーフィーターやタンカレーとはまた少し違った存在感があります。王道の枠に収まりつつも、ジンらしい香味をしっかり感じやすいため、定番ジンを飲んできた中で「もう少し力強さがほしい」と感じる人にも合いやすい銘柄です。
また、ゴードンはリニューアル時に47%→43%の度数変更が話題になった銘柄でもあります。
<個人的感想>
猫田が一番好きなジンです!
きりっとしつつ、どっしりと。
トニックウォーターにも負けないジュニパー感があるので、ジントニックがおすすめです。
是非一度は飲んでいただきたい、自信をもっておすすめできる一本です!
こちらの記事で詳細を解説しています。
ビーフィーター
ビーフィーターは、王道のロンドンドライジンの中で最もメジャーな一本です。
ロンドン塔の近衛兵を描いたラベルでも知られており、ジンにあまり詳しくない人でもボトルを見れば思い浮かぶことが多い銘柄だと思います。
味わいは比較的すっきりしていて、柑橘の爽やかさとジュニパーの香りのバランスが取れているのが特徴です。
王道ジンとしてクセがなく、全体としてまとまりのよい仕上がりになっています。
<個人的感想>
いい意味で思うことがない。
ジンと言えばこれ、という味。
他の銘柄を試すときに比較対象になるため、一本は持っておきたい。
ジンを語るうえでは必修科目ですね。
タンカレー
タンカレーは、王道のロンドンドライジンの中でも、カクテルベースとして特に評価の高い定番銘柄です。バーで見かける機会も多く、ジンらしいクラシックな方向性をしっかり押さえた一本として知られています。
味わいは、ジュニパーを中心にしながらも、シトラスの爽やかさや後味のキレが感じやすく、王道感と洗練された印象を両立しているのが魅力です。すっきり飲みやすいだけでなく、軽すぎず、カクテルにしてもジンの存在感を感じられるバランスのよさがあります。
そのため、ジントニックやジンソーダはもちろん、さまざまなカクテルで使いやすく、活躍の幅が広いタイプのジンです。
<個人的感想>
調べたわけではありませんが、タンカレーを置いていないバーはないでしょう。
切れの良さは確かに感じられるものの、利きジンでタンカレーを当てれる自信は正直ない。
カクテルの味を邪魔しない優等生タイプのジンという印象。
ビーフィーターは嫌いじゃないけどありきたり、と思う方におすすめです。
プリマスジン
プリマスジンは、日本ではビーフィーターやタンカレーほど名前が挙がる銘柄ではないかもしれませんが、正統派ジンとして確かな実績を持つ一本です。イギリス最古の蒸溜所で造られているジンとして知られており、名だたるカクテルのベースにも使われてきた歴史があります。
ボトル中央に描かれている船は、イギリス南西部プリマスから新天地アメリカへ渡った「メイフラワー号」です。
味わいはジュニパーベリーの香りがしっかりありながら、ほかのボタニカルは華やかに出すぎず、全体として硬派で正統派の印象にまとまっています。
落ち着きと厚みを感じやすいジンなので、王道の中でもやや重厚寄りの一本を探しているときに合いやすいです。
<個人的感想>
ゴードンが好きな方は絶対好き。
ゴードンよりもややどっしり感が強い印象。
価格も高くないので、満足感が非常に感じられる一本。
ボンベイ・サファイア
ボンベイ・サファイアは、王道のロンドンドライジンの中でも、ボタニカルの香りを豊かに楽しみやすい定番銘柄です。知名度の高いメジャーなジンですが、ただ無難にまとまっているだけではなく、ジュニパーベリーに加えてシトラスやフローラルなニュアンスがほどよく感じられるのが魅力です。
使用されている10種類のボタニカルが生み出す香りは、爽やかさをベースにしながらも単調すぎず華やかな印象も覚えます。
様々なボタニカルの香りを自然に感じられるため、定番のロンドンドライジンの中でも華やかさを楽しみたいときに合いやすい一本です。
<個人的感想>
香りの豊かさは確かに感じられるが、ロックで飲みたいというとこまではいかない。
ジントニックにしてももったいなさを感じないところは良き。
ボトルの美しさ含めて買う価値ある一本。
ただし、家のみで以外と減らない印象があるのも事実。
No.3
No.3は、創業300年を超えるベリー・ブラザーズ&ラッド社が手がけるプレミアムジンです。
王道のロンドンドライジンらしく、ジュニパーベリーをしっかり軸に置きながら、シトラスやコリアンダー由来のスパイシーなニュアンスもきれいに重なっていて、全体として非常に整った印象があります。
香りはクラシックな方向性ですが、ただ無骨なだけではなく、繊細さや上品さも感じやすいのが特徴です。
ブランド名の「No.3」は、同社オフィスの所在地であるロンドンのセント・ジェームス・ストリート3番地に由来しています。鍵をモチーフにしたデザインも印象的で、味わいだけでなく、背景や佇まいも含めてクラシックな魅力を感じられるジンです。
<個人的感想>
タンカレーに似た優等生タイプのジン。
緑色のボトルにつられているかもしれませんが。
スパイスの香りは前面に出ているわけではありませんが、ロックで飲んだ時に感じられました。
クラフトジンまで冒険はしたくないけど、いつもと違うジンを飲みたいときにおすすめです。
季の美
季の美は、日本らしい繊細な香味を楽しめる、ジャパニーズクラフトジンを代表する一本です。
ベースには米を原料にしたライススピリッツを使い、ボタニカルにも柚子、山椒、玉露、檜など、日本らしさや京都らしさを感じる素材が取り入れられています。
方向性としては、ジュニパーの効いたロンドンドライジンの骨格を持ちながら、そこに和の要素を重ねたような印象です。
また、季の美は素材だけでなく製法にもこだわりがあり、ボタニカルを6つのグループに分け、それぞれに適した方法で香りづけしたうえでブレンドしています。
ボトルや箱にも上質感があるので、自分で楽しむだけでなく、贈り物として選びやすいのも季の美の良さだと思います。
<個人的感想>
ユニークなボタニカルを使いつつも、しっかりとまとめ上げている。
日本の繊細さが良い意味でも悪い意味でも出ている印象。
ジャパニーズクラフトジンの先駆けでありますが、そんな気持ちも込めて王道ジンに入れてます。
シップスミス
シップスミスは、ロンドンで造られるクラフトジンです。
タイプとしては、かなり王道寄りのロンドンドライジン。
ジュニパーベリーを中心に、柑橘系の爽やかさやスパイス感もあり、ジンらしい香りをしっかり楽しめます。
ゴードンやビーフィーターのような定番ジンよりも少し価格は上がりますが、その分、香りや味わいにまとまりがあり、家で飲むジントニックを少し上質にしたいときに選びやすい一本です。
<個人的感想>
知る人ぞ知る、という印象のロンドンドライジン。
しっかりジュニパーベリーの香りが感じられる中に、やや複雑な香りを感じました。
価格が高く、個性がすごく強いわけではないので人を選びますが、ジン好きとして家に置いておきたくなる一本であるのは間違いない。
ROKU
ROKU〈六〉は、サントリーが手がけるジャパニーズクラフトジンです。
特徴は、桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子という6種類の和素材を使っていること。
ジュニパーベリーを中心としたジンらしさはありつつ、柚子やお茶のような和のニュアンスが加わるため、海外のロンドンドライジンとは少し違った上品さがあります。
味わいは個性が強すぎないバランス型です。
華やかさや和素材の印象はありながら、ジンソーダやジントニックにしても飲みやすく、はじめて国産ジンを試す人にも間違いのない一本だと思います。
<個人的感想>
日本では知名度も高いクラフトジン。
ただ、知名度が高すぎるが故、あえて手に取る機会は少ないかもしれません。
和素材を使っているということで、季の美と張り合う位置づけ。
一本満足というよりは、他と比較する、食事と楽しむ、脇役的な印象。
翠
翠 SUIは、サントリーが手がけるジャパニーズジンです。
特徴は、柚子、緑茶、生姜という3種類の和素材を使っていること。
ジンらしい爽やかさはありつつ、柚子の香りや生姜のニュアンスがあるため、ソーダで割ったときにかなり飲みやすいタイプです。
価格も手に取りやすく、スーパーやコンビニでも見かけることがあるので、ジンを初めて買う人にも選びやすい一本だと思います。
特におすすめなのは、やはりジンソーダ。
トニックウォーターで甘さを足すよりも、ソーダで割ることで柚子や生姜の爽やかさが出やすく、食事にも合わせやすいです。
<個人的感想>
今や居酒屋にもよく置いてある定番のジンになっています。
国内ではビーフィーターの立ち位置を脅かす存在。
おすすめする理由はビーフィーターと同じく、基準として飲んでおきたいためです。
レビューの詳細はこちらの記事で解説しています。
桜尾 ORIGINAL
桜尾 ORIGINALは、広島のSAKURAO DISTILLERYが手がける国産クラフトジンです。
特徴は、広島産の柑橘や山椒など、地域性を感じるボタニカルを使っていること。
ジュニパーベリーを軸にしながら、柑橘の爽やかさや山椒のスパイス感が重なり、国産クラフトジンらしい個性を楽しめます。
ただし香りが極端に尖っているわけではなく、ジントニックやジンソーダにすると柑橘の香りがきれいに出るので、国産ジンを少し深掘りしたい人にも選びやすい一本です。
価格はやや高めですが、地域の素材を使ったクラフトジンらしさを感じやすく、国産ジンの面白さを知るきっかけにもなります。
<個人的感想>
季の美や六と異なる素材を使用した、広島のクラフトジン。
柑橘の香りは確かに感じられました。
ジンも初めての人におすすめするジャパニーズクラフトジンはこれ、という印象です。
定番の上位版・プレミアムジン
タンカレー No.TEN
タンカレー No.TENは、定番ジンとして人気の高いタンカレーの上位版にあたるジンです。
通常のタンカレーが、ジュニパーベリーを中心にしたキリッとした王道タイプだとすると、タンカレー No.TENはそこに柑橘の華やかさやなめらかさが加わった印象です。
グレープフルーツやライムなどのフレッシュな香りがあり、ドライな飲み口ながらも、香りの広がりを感じやすい一本です。
特に相性がよいのは、ジントニックやマティーニ。
シンプルなカクテルにすると、タンカレーらしい芯のある味わいと、No.TENならではの華やかさがきれいに出ます。
<個人的感想>
柑橘って華やかさを感じますよね。
優等生のタンカレーに個性を与えているので、タンカレーを飲みたいときもTENを飲みたいときもちらもあり、プレミアムの展開として理想的と感じています。
その展開も含めて優等生なのかもしれません。
スター・オブ・ボンベイ
スター・オブ・ボンベイは、ボンベイ・サファイアの上位版にあたるプレミアムジンです。
通常のボンベイ・サファイアが、華やかで軽やかな香りを楽しみやすいジンだとすると、スター・オブ・ボンベイはそこに香りの厚みや余韻が加わった印象です。
ボンベイ・サファイアらしい透明感はありつつ、よりリッチでなめらかな味わいを楽しめます。
特に相性がよいのは、ジントニックやマティーニ。
シンプルな飲み方にすると、華やかな香りときれいな飲み口が出やすく、普段のボンベイ・サファイアよりも少し特別感のある一杯になります。
<個人的感想>
華やかさは確かに感じます。
ただ、ボンベイ自体も華やかさを売りにしているので、やや被っている感。
もちろん美味しかったのですが、タンカレー/タンカレーTEN、ボンベイ/スターオブボンベイの組合わせを考えるとタンカレーの方がプレミアムを買った満足度が感じられました。
季の美 勢
季の美 勢は、京都蒸溜所が手がける「季の美」のネイビーストレングス版です。
通常の季の美が、柚子や玉露、山椒などの和素材を上品にまとめた国産クラフトジンだとすると、季の美 勢はアルコール度数が高く、香りや味わいの輪郭もより力強い印象です。
和のボタニカルの繊細さはありつつ、ジントニックやカクテルにしても存在感が残りやすく、通常版よりも飲みごたえがあります。
特におすすめなのは、ジントニックやジンソーダ。
割っても香りがぼやけにくいので、季の美らしい柚子やお茶、スパイスのニュアンスをしっかり楽しめます。
<個人的感想>
季の美の特徴をより感じられる味わい。
クラフトジンらしい個性を感じられるので、ジントニックだけでなくロックやストレートで「味わう」のもアリと思わせてくれました。
個性派のおすすめジン銘柄
ジンマーレ
ジンマーレは、地中海の空気感をそのまま閉じ込めたような個性派クラフトジンです。
スペインのコスタドラダにルーツを持つ銘柄で、クラフトジンの中でも早い段階から注目されてきた存在として知られています。
ボタニカルには、ジュニパーベリーやオレンジピール、レモンピールといったジンの王道要素に加えて、オリーブ、バジル、タイム、ローズマリーといった地中海らしい素材が使われています。そのため、単に爽やかなだけではなく、柑橘の明るさにハーブの香りが重なった、印象に残る香味に仕上がっています。
また、ジンマーレはボトルデザインの美しさでも目を引きますが、見た目だけで終わらず、香味の完成度もしっかり高い一本です。
<個人的感想>
何よりも所有欲が満たされる一本。
画像で見る以上にボトルが大きくてもはやインテリアでした。
華やかさがあり、個性もちゃんと感じられる満足度抜群の一本です。
詳細なレビューはこちらです。
ヘンドリックス
ヘンドリックスは、「きゅうり」と「バラ」という個性的な仕上げで知られる、スコットランド生まれのクラフトジンです。
ジュニパーベリーやレモンピールなど、ジンの基本となるボタニカルをベースにしながら、最後に加えられるきゅうりとバラのニュアンスによって、ほかのジンとは違う独特の個性が生まれています。
香りの印象は、個性派でありながら尖りすぎておらず、全体としては軽やかで飲みやすいタイプです。
特にジントニックにするとヘンドリックスらしさが出やすく、レモンやライムの代わりにきゅうりを添えると、このジンならではの個性がよりはっきり感じられます。
個性派ではあるけれど飲みにくさはあまりなく、普段あまりジンを飲まない人にとってもおすすめできる銘柄です。
<個人的感想>
「軽い!」初めて飲んだ印象はこれです。
ジンリッキーなどシンプルな割材のカクテルに合います。
一方で、ジントニックにするとヘンドリックスである意味が薄れてしまいます。
詳細なレビューはこちらです。
モンキー47
モンキー47は、クラフトジンを語るうえで一度は飲んでおきたい一本です。
南ドイツで造られており、クラフトジンブームの先駆けとして高い評価を受けてきた銘柄として知られています。
最大の特徴は、47種類ものボタニカルを使って生まれる香りの複雑さです。
ジュニパーの香りを軸にしながら、シトラスの爽やかさ・甘さを感じるフローラルなニュアンス・わずかなビター感まで重なり合っていて、複雑で芳醇な香りに仕上がっています。
まずはロックやストレートで香りの複雑さをじっくり楽しみたくなる銘柄ですが、ジントニックにしてもモンキー47らしい厚みや個性がしっかり残ります。王道の定番ジンとは違う、クラフトジンならではの豊かさを味わいたいときにおすすめしやすい一本です。
<個人的感想>
ジントニックを飲んで最も感動しました。
明らかに普通のジンと違う、味の豊かさ・複雑さを感じました。
クラフトジンの先駆けでもあり、クラフトジンを楽しむうえでは必ず飲んでいただきたい一本です!
クローバージン
クローバージンは、ベルギーの3姉妹が手がける、軽やかで華やかな個性派クラフトジンです。洋梨、カモミール、クローバー、エルダーフラワーなど、フローラルな印象を持つボタニカルが使われていて、一般的なジンとは少し違うやわらかな香り立ちが楽しめます。
ただ、個性が華やかな方向に寄っている一方で、土台にはジュニパーベリーやコリアンダーといったジンの基本となるボタニカルがしっかり効いています。
そのため、ただ軽くて甘いだけではなくジンとしての輪郭を保ちながら、フローラルな個性を自然に感じられる仕上がりになっています。
また、ボトルデザインもシンプルで洗練されていて、見た目の印象が良いのも魅力です。
香りの華やかさ、飲みやすさ、見た目の上品さをあわせて楽しめるので、自分用にはもちろん贈り物として選びやすいクラフトジンでもあります。
<個人的感想>
「華やかさ」を確かに感じられる印象的な一本でした。
個人的にはボトルデザインが何よりも好き。本棚に置いておきたい。
ただ、個性がありつい手に取ってしまうためすぐになくなってしまうのが悩みです。
バスタブジン
バスタブジンは、一本ずつ丁寧にパッケージされたボトルデザインが印象的なクラフトジンです。
見た目のおしゃれさで目を引く銘柄ですが、それだけではなくワールド・ジン・アワードで評価された実績もあり、クラフトジンとしての中身もしっかりした一本として知られています。
味わいは、ジュニパーベリーをしっかり軸にしながら、カルダモン、オレンジピール、シナモンといったボタニカルの個性がわかりやすく感じられるのが特徴です。個性派ジンではあるものの、極端に尖った方向ではなく、スパイス感や柑橘感がほどよくまとまっていて、全体としては飲みやすく仕上がっています。
また、ボトルのかわいらしさや特別感も大きな魅力なので、自分で楽しむのはもちろんプレゼントとしても選ばれるのもこの銘柄の強みです。
<個人的感想>
華やかなジンは多いですが、華やかかつどっしりしたジンは他にない味わいでした。
ジントニックにしても個性が負けないためいろんな飲み方ができます。
ボトルデザインも良くクラフトジンをプレゼントするときはこれで決まり。
詳細なレビューはこちらです。
エンプレス1908
エンプレス 1908 は、インディゴブルーの美しい色合いが印象的な個性派ジンです。そのままでも華やかな見た目ですが、トニックやレモン、ライムのような酸性のものを加えると鮮やかなピンク系の色に変化するのが大きな特徴で、グラスに注いだときの楽しさまで含めて印象に残りやすい一本です。
この色は着色料によるものではなく、ボタニカルのひとつであるバタフライピー由来の天然色素によるものです。
見た目のインパクトが強いため、ビジュアル先行のジンに見えるかもしれませんが香味の面でもきちんと個性があります。
味わいはジュニパーベリーの香りを土台にしながら、グレープフルーツやオレンジを思わせる爽やかさと、やややわらかな甘みが感じられます。個性派ジンではありますが、極端に重い方向ではなく、軽やかで華やかな印象にまとまっているため、見た目だけでなく飲みやすさの面でも手に取りやすい銘柄だと思います。
<個人的感想>
色は藍色からピンクに思っている以上にはっきり変わって驚きました。
人を呼んで宅飲みをする方は是非試していただきたい一本です。
色の違いを楽しむために、トニックウォーターかレモン・ライムを用意しておきましょう。
ザ・ボタニスト
ザ・ボタニストは、スコットランドのアイラ島で造られるクラフトジンです。
アイラ島というと、ウイスキー好きにはピート香の強いシングルモルトで有名な場所ですが、ザ・ボタニストはその島で採れる植物を活かしたジン。
ジュニパーベリーを軸にしながら、ハーブや花のような香りが重なり、自然な複雑さを感じられる一本です。
「華やかすぎるジンより、自然なハーブ感や奥行きのあるジンを飲みたい」という人に向いています。
ウイスキー好きの方なら、アイラ島の蒸溜所が造るジンとして選んでみるのも面白いと思います。
<個人的感想>
味というより香りで楽しむジンという印象。
ジントニックというよりは、ジンリッキーやロックなど直接的にジンの香味を感じられる飲み方がおすすめ。
アイラ島のウイスキーほどは個性が強くないのでご安心ください。
ボビーズ ジン
ボビーズ ジンは、オランダで造られるクラフトジンです。
特徴は、ジュニパーベリーを軸にしながら、レモングラスやクローブ、コリアンダー、シナモンなど、スパイスやハーブの印象をしっかり感じられること。
いわゆる王道のロンドンドライジンとは少し違い、爽やかさの中にエキゾチックな雰囲気があります。
個性派ジンではありますが、甘く派手な香りで押してくるタイプではありません。
ジントニックにすると、柑橘やハーブの爽やかさにスパイス感が重なり、食事にも合わせやすい一杯になります。
ボトルデザインも印象的で、クラフトジンらしい特別感があるのも魅力です。
<個人的感想>
こちらも香りが印象的なクラフトジン。
ボトルのデザインや、オランダのジンという先入観からとても個性的なジンを想像していましたが、意外とまとまった味わいのジンでした。
9148
9148は、北海道・札幌の紅櫻蒸溜所が手がける国産クラフトジンです。
特徴は、北海道らしさを感じるボタニカルを使っていること。
ジュニパーベリーを軸にしながら、昆布や椎茸、切干大根といった和の素材も使われており、一般的なジンとは少し違う個性を楽しめます。
かなり個性派のジンではありますが、ただ変わった素材を使っているだけではありません。
香りにはハーブやスパイスのような複雑さがあり、ジントニックやジンソーダにすると、ボタニカルの奥行きが出やすいタイプです。
<個人的感想>
9148は様々な種類を出しているため、一言で表せません。
その年その年で違った味わいを楽しみたい方にはおすすめです。
ディスティレリ・ド・パリ ジン
ディスティレリ・ド・パリ ジンは、フランス・パリの中心部にある蒸溜所で造られるクラフトジンです。
今回紹介する中でも、かなり個性派寄りの一本です。
香水やフランスらしい香りの文化を感じさせる、華やかで繊細なジンです。
代表的な「Batch #1」は、クラシックなロンドンドライジンをベースにしつつ、ベルガモットやフレッシュコリアンダーなどを使ったジン。フランスの香水「シプレ」から着想を得たジンとして紹介されています。
飲み方としては、まずはジントニックやソーダ割りで香りを楽しむのがおすすめです。
個性はありますが、重たく飲み疲れるタイプではなく、華やかさや余韻を楽しむタイプなので、普通のジンでは少し物足りない人に向いています。
<個人的感想>
香りが華やか!
飲む香水というのは、納得もできます。
個性が強いので、頻繁に飲む銘柄ではないのも事実。
価格は高め(容量も少なめなので注意)なので、何かのご褒美に買いたい一本です。
プレゼントにもおすすめ・ボトル映えするジン
サイレントプール
サイレントプールは、イギリスで造られるクラフトジンです。
まず印象に残るのは、青いボトルの美しさ。
ジンは味わいだけでなくボトルデザインも魅力のひとつですが、サイレントプールはその中でもかなり“飾りたくなる”タイプの一本です。
味わいは、華やかで上品な印象です。
ジュニパーベリーを軸にしながら、花や柑橘、ハーブのような香りが重なり、ジントニックにすると爽やかさと香りの広がりを楽しめます。
価格はやや高めですが、ボトルの見た目、香りの華やかさ、クラフトジンらしい特別感を考えると、贈り物としての納得感があります。
<個人的感想>
「香りが華やか」飲んだ感想はこれにつきます。
ボトルデザインもあり、完成する一本という印象です。
ジェネラスジン
ジェネラスジンは、フランスで造られるクラフトジンです。
まず目を引くのは、白を基調にしたボトルデザイン。
花柄のような装飾が入った上品な見た目で、ジンの中でもかなりプレゼント向きの雰囲気があります。
味わいも、ボトルの印象に近い華やかでやさしいタイプです。
ジュニパーベリーを軸にしながら、柑橘や花、ハーブのような香りが重なり、重厚というよりは軽やかで上品に楽しめます。
ゴードンやタンカレーのようなドライでキリッとしたジンとは少し方向性が違います。
どちらかというと、「ジンらしい力強さ」よりも「香りの華やかさ」や「飲みやすさ」を楽しむ銘柄です。
「強くて硬派なジンより、上品で華やかなジンを選びたい」という人におすすめです。
<個人的感想>
味は軽く、香りは華やか。
フランスらしさと言えるのかもしれません。
コース料理と合わせることもできそうです。
キャップの閉まりがあまり強くないのはやや注意です。
フェルディナンズ ザール
フェルディナンズ ザールは、ドイツで造られるクラフトジンです。
大きな特徴は、ドイツのワイン産地として知られるザール地方のリースリングワインを使っていること。
ジュニパーベリーやハーブの香りに、白ワイン由来の華やかさや果実感が重なり、一般的なジンとは少し違った上品な印象があります。
ドライでキリッとしたロンドンドライジンというより、香りの広がりや余韻を楽しむタイプです。
ジントニックにすると、ハーブ感とワイン由来の華やかさが出やすく、少し特別感のある一杯になります。
「ジンらしさは残しつつ、ワインのような上品さも楽しみたい」という人におすすめです。
<個人的感想>
個性を感じられるクラフトジンです。
フローラルのような単純な華やかさではなく、味と一緒になった複雑な華やかさがあります。
個性的なジンとして満足度がある一本です。
ジーヴァイン・フロレゾン
ジーヴァイン・フロレゾンは、フランスで造られるクラフトジンです。
大きな特徴は、ブドウ由来のスピリッツをベースにしていること。
一般的なジンとは少し違い、ジュニパーベリーの香りに、ブドウや花を思わせる華やかでやわらかいニュアンスが重なります。
ゴードンやタンカレーのようなドライでキリッとしたジンとは、かなり方向性が違います。
どちらかというと、軽やかでフローラルな香りを楽しむタイプで、ジンに強い香草感やスパイス感を求める人よりも、華やかで飲みやすいジンを探している人に向いています。
シンプルに割ることで、ブドウ由来のやわらかさや花のような香りが出やすく、見た目も味わいも上品な一杯になります。
<個人的感想>
香りが際立つジン。
かなり特徴的なので、初めてジンを飲むにはおすすめできませんが、いつもと違うジンを飲んでみたいときに試していただきたい一本です。
ジンの歴史を感じたい人向け
ボルス ジュネヴァ
ボルス ジュネヴァは、オランダで造られるジュネヴァです。
ジュネヴァは、現在のジンのルーツともいえるお酒。
一般的なロンドンドライジンがジュニパーベリーの香りをドライに楽しむタイプだとすると、ジュネヴァは穀物由来のコクやまろやかさがあり、ウイスキーにも少し近い印象があります。
ボルス ジュネヴァは、ジンとして見るとかなり変化球です。
すっきり爽やかなジントニック向きというより、穀物の甘みや厚みを楽しむタイプなので、定番ジンとはまったく違う方向性の一本として試してみると面白い銘柄です。
<個人的感想>
普通のジンと違うお酒なので注意です!
ジンのルーツでありますが、ウォッカとウイスキーの間のような印象があります。
ジンの歴史を含めて楽しみたい方におすすめできる一本です。
ジンクス オールドトムジン
ジンクス オールドトムジンは、イギリスで造られるオールドトムスタイルのジンです。
オールドトムジンは、一般的なロンドンドライジンよりも少し甘みを感じやすいスタイル。
ジュニパーベリーの香りを軸にしながらも、ドライでキリッとしたジンとは違い、やわらかく親しみやすい印象があります。
ゴードンやタンカレーのようなシャープなジントニック向きというより、ほんのり甘みのある丸い味わいを楽しみたいときに向いています。
また、トムコリンズのようなオールドトムジンを使うクラシックカクテルを試してみるのも面白いです。
<個人的感想>
砂糖を添加した甘口のジン、とはいいつつ思ったほどの甘味は感じません。
イギリス禁酒時代のジンを味わうために飲みたい一本。
ジン選びに迷ったときの選び方
ここまで読んでも、「結局、自分にはどのジンが合いそうかまだ迷う…」という方もいると思います。
ジンは王道・個性派、軽やか・重厚といった方向性の違いが大きく、飲み方の幅や好みによっても向いている一本が変わります。
そこでこの章では、迷ったときの考え方ごとに、特におすすめしやすい銘柄を1本ずつ紹介します。
王道らしいジンを選びたい人におすすめの銘柄
王道らしいジンを選びたい方に、おすすめしたいのはゴードンです。
ジュニパーベリーの香味がしっかりと立っていて、ロンドンドライジンらしいドライな方向性をきちんと感じやすく、重厚感もあります。
王道ジンの中でも存在感があり、ジンらしさをしっかり味わいたいときに選びやすい一本です。
ビーフィーターやタンカレーのような定番ジンも優れていますが、ゴードンはその中でも「もう少し力強さがほしい」「ジュニパー感をもう少しはっきり感じたい」という人に特に合いやすいと思います。ジントニックやジンソーダのようにシンプルに割っても香味が埋もれにくく、王道の魅力をわかりやすく楽しみたい人におすすめです。
個性派のジンを楽しみたい人におすすめの銘柄
個性派のジンを楽しみたい方に、おすすめしたいのはジンマーレです。
ジュニパーや柑橘の王道的な要素を土台にしながら、オリーブ、バジル、タイム、ローズマリーといった地中海らしいボタニカルが重なっていて、王道のロンドンドライジンとは違う華やかさとハーブ感を楽しめます。
個性派ジンの中でも、ただ奇抜な方向に振れているのではなく、爽やかさと香りの完成度がしっかり両立しているのがジンマーレの魅力です。王道ジンとは違う方向の個性を味わいたい人や、香りの印象がはっきりしたクラフトジンを選びたい人に特におすすめできる一本です。
軽やかなジンを選びたい人におすすめの銘柄
軽やかなジンを選びたい方に、おすすめしたいのはヘンドリックスです。
きゅうりとバラのニュアンスが加わった個性的なジンですが、重すぎず華やかさとやわらかさを感じやすいのが特徴です。
王道のロンドンドライジンのような力強いジュニパー感とは少し違い、軽やかで飲みやすい方向の個性派ジンとして選びやすい一本だと思います。
特にジントニックにするとヘンドリックスらしい爽やかさや香りの個性が出やすく、個性派でありながら構えすぎず楽しめるのも魅力です。
重厚なジンよりも軽やかな飲み口を重視したい人や、華やかさのあるクラフトジンを試してみたい人に特におすすめしやすい銘柄です。
重厚なジンを選びたい人におすすめの銘柄
重厚なジンを選びたい方に、おすすめしたいのはプリマスジンです。
ジュニパーベリーの香りがしっかりありながら、全体として落ち着きのある硬派な印象にまとまっています。
軽やかさや華やかさよりも、王道の延長線上にある厚みや存在感を楽しみたい人に合う一本です。
ビーフィーターやタンカレーのような定番ジンと比べても、プリマスジンはより重厚でクラシックな方向に寄っているのが魅力です。派手さよりも実績のある正統派らしさを重視したい人や、ゴードンのようなジュニパー感のあるジンが好きで、さらに落ち着いた一本も試してみたい人に特におすすめです。
飲み方の幅を重視したい人におすすめの銘柄
飲み方の幅を重視したい方に、おすすめしたいのはタンカレーです。
王道のロンドンドライジンらしいジュニパー感をしっかり持ちながら、シトラスの爽やかさや後味のキレも感じやすく、ジントニックやジンソーダはもちろん、さまざまなカクテルでも使いやすいバランスのよさがあります。
定番ジンの中でも王道感と使いやすさの両立がしやすく、一本持っておくと活躍の幅が広いのがタンカレーの魅力です。王道の方向性を押さえつつ、いろいろな飲み方で楽しみたい人や、カクテルベースとしても使いやすいジンを選びたい人に特におすすめしやすい一本です。
おすすめのジン|国別まとめ
ジンはイギリスのロンドンドライジンのイメージが強いお酒ですが、現在は世界各地でさまざまなジンが造られています。
王道のロンドンドライジンが多いイギリス、和素材を使ったジンが目立つ日本、ハーブやスパイス、ワイン由来の個性を楽しめるヨーロッパのクラフトジンなど、産地ごとに違った魅力があります。
以下の画像では、この記事で紹介しているジンを国・地域別にまとめました。

※ピンの位置は厳密な蒸溜所所在地ではなく、国・地域の目安です。イギリス周辺の銘柄は数が多いため、地図上ではまとめて表示しています。
まとめ
ジンはどれも同じように見えて、実際には銘柄ごとの差がかなり大きいお酒です。王道らしいジュニパー感をしっかり楽しめるものもあれば、ハーブやフローラルな香りが前に出た個性派のクラフトジンもあり、さらに軽やかさや重厚感によっても印象は大きく変わります。
この記事では、王道・個性派という切り口をベースにしながら、飲み方の幅、価格に対する満足度、手に入りやすさ、そして味わいの方向性もあわせて整理しました。どのジンが優れているかというより、自分がどんな方向性のジンを飲みたいかで選ぶことが大切だと思います。
王道らしいジンを選びたいならゴードン、飲み方の幅を重視したいならタンカレー、個性派を楽しみたいならジンマーレ、重厚な一本を選びたいならプリマスジン、軽やかな個性派を探しているならヘンドリックスが特におすすめです。
気になる銘柄があれば、ぜひジントニックやジンソーダなど自分の好きな飲み方で試してみてください。一本ごとの違いがわかってくると、ジン選びはもっと楽しくなるはずです。
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