キャンプで飲むお酒のおすすめ|外飲みに合う種類とおすすめ銘柄を紹介

キャンプで飲むお酒は、家で飲むときとはまた違ったおいしさがあります。
外の空気の中で飲むだけでも特別感がありますし、焚き火を見ながらゆっくり飲む一杯は、それだけでかなり満足感があります。

とはいえ、キャンプに持っていくお酒は何でもいいわけではありません。
荷物を増やしすぎたくなかったり、できるだけ手軽に楽しみたかったり、季節や飲み方に合わせて選びたかったりと、家飲みとは少し違った考え方もしやすいと思います。

 

この記事では、キャンプで飲みやすいお酒の種類と、それぞれの魅力、おすすめの銘柄を紹介します。

  • キャンプに向いているお酒の種類
  • それぞれの魅力や向いているシーン
  • 持っていきやすいおすすめ銘柄
  • 迷ったときに最初に選びやすいお酒

こうした内容をまとめているので、「キャンプにはどんなお酒を持っていけばいいのか迷う」「せっかくならキャンプらしい一杯を楽しみたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

キャンプ酒を選ぶときに見たいポイント

キャンプに持っていくお酒を選ぶときは、家飲みとは少し違う視点で考えると選びやすいです。
味の好みだけで決めるというより、持っていきやすさ現地での飲みやすさまで含めて考えると、自分に合う1本を見つけやすくなります。

この記事では、次の4つを基準にしながら、キャンプにおすすめのお酒を整理しています。

持ち運びやすさ

荷物になりにくいか、キャンプに持っていきやすいかという視点です。
瓶の大きさだけでなく、スキットルに移し替えられるか、割り材をたくさん持たなくてよいかといった点も含めて見ています。

手軽さ

現地で準備に手間がかかりすぎないか、という視点です。
開けてすぐ飲みやすいか、簡単な割り方で楽しめるかによって、気軽さはかなり変わります。

飲み方の幅

1本でどれだけ楽しみ方を広げやすいかという視点です。
ロック、ソーダ割り、お湯割りなど、季節や気分に合わせて飲み方を変えやすいお酒は、キャンプでも使いやすいです。

キャンプらしさ

外で飲んだときの雰囲気の良さや、焚き火、景色、季節との相性を含めた視点です。
少し主観も入りますが、「キャンプで飲むとよりおいしく感じやすいか」は、やはり大事なポイントだと思います。

 

結論:キャンプにおすすめのお酒

キャンプに持っていくお酒を選ぶときは、味の好みだけでなく、持ち運びやすさや手軽さ、飲み方の広さまで含めて考えると選びやすいです。
結論からいうと、キャンプにおすすめしやすいのは次の4種類です。

  • ラム
    持ち運びやすさ:★★★★☆
    手軽さ:★★★☆☆
    飲み方の幅:★★★★★
    キャンプらしさ:★★★★★
    → キャンプらしい雰囲気を楽しみたいなら特におすすめ
  • ウイスキー
    持ち運びやすさ:★★★★☆
    手軽さ:★★★★☆
    飲み方の幅:★★★★☆
    キャンプらしさ:★★★★☆
    → 迷ったときに選びやすい定番
  • ビール
    持ち運びやすさ:★★★☆☆
    手軽さ:★★★★★
    飲み方の幅:★★☆☆☆
    キャンプらしさ:★★★★☆
    → 手軽さを重視するなら強い
  • ジン
    持ち運びやすさ:★★★★☆
    手軽さ:★★★☆☆
    飲み方の幅:★★★☆☆
    キャンプらしさ:★★★☆☆
    → すっきり飲みたい人向け

 

キャンプらしさや飲み方の広さまで含めて考えると、一番おすすめしやすいのはラムです。
甘さや香りのある雰囲気が外で飲む時間とよく合いやすく、季節に合わせて飲み方を変えやすいのも強みです。

一方で、迷ったときに選ぶとよいのはウイスキーです。
ロックやハイボール、お湯割りなどに広げやすく、キャンプでも扱いやすいので、最初の1本としてかなり安定感があります。

ビールは手軽さではかなり強く、準備のしやすさを重視したいときに向いています。
ただし、飲み方の幅や特別感という意味では、ラムやウイスキーに少し譲ります。

ジンはすっきりした飲み方が好きな方には向いていますが、今回挙げた4種類の中ではやや好みが分かれやすく、キャンプ酒の主役というよりは好みに合う人向けの選択肢という印象です。

 

 

 

キャンプに最もおすすめなのは「ラム」

あまり有名どころではないものの、「キャンプ」となれば真っ先にお勧めしたいのが「ラム」です。

キャンプで飲むお酒として一番おすすめしやすいのがラムです。
持ち運びやすさ、飲み方の幅、キャンプらしい雰囲気の出しやすさのバランスがよく、外で飲む一杯としてかなり相性がいいと思います。

夏キャンプではロックやラムコーク、モヒートなどで爽やかに…
冬キャンプではホットラムで暖まる…
まさに、外で飲むために生まれたお酒といっても過言ではないでしょう!

 

ラムにも様々な種類がありますが、最も分かりやすいのが色による分類。
以下の3つに分かれます。

・ホワイトラム:クセが少なく飲みやすい。カクテルベースにおすすめ。
・ゴールドラム:程よい樽香とカラメル香、甘味を感じられるバランス型。
・ダークラム:濃厚な香りと独特な風味、深いコクを感じられるどっしり派。

>ラムについての解説はこちら

キャンプに特におすすめなのは「ゴールドラム」です。

王道のラムであり、ロックやストレートでも、カクテルのベースにしても楽しめる万能さがキャンプにおすすめの理由です。

 

いろいろな飲み方をしたいけど、持ち物は無限に増やせない…
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おすすめの飲み方:

まずは定番。
氷を用意できるのであれば「オンザロック」が手軽でおすすめ。
氷を入れたグラスにラムを注ぐだけで十分楽しめます。
しっかり甘いラムもあるのでそれだけで美味しく飲むことができます。

カクテルの種類も豊富です。
コーラを用意して「ラムコーク」、炭酸水を用意して「ラムハイボール」、炭酸水に加えライムとミントまで用意できれば清涼感のある「モヒート」をつくることができます。
簡単に作れるカクテルが多いのもおすすめの理由です。

冬キャンプには“ホットラム”がおすすめです。
様々なレシピがありますが、最も手軽でお勧めなのが「ホットラムココア」
作り方は非常に簡単で、ココアにお好みの量のラムを混ぜるだけ。
大人な味わいに仕上がり、体もあったまるカクテルが簡単に作れます。

 

 

キャンプに持っていくならこの1本

キャプテンモルガン スパイスド ラム

バニラなどの香辛料で香りづけをした“スパイスドラム”。
甘いお酒が好きな方はぜひ一度試していただきたい一本です。

バニラフレーバーが香り、しっかり甘いのでそのままでも十分にその味わいを楽しむことができます。
氷を用意してロック、グラスだけ用意してストレート…シンプルな飲み方で楽しめる有能なラムになっています。

17世紀にカリブ海で活躍した海賊“ヘンリー・モーガン”が名前の由来となっています。

ちなみにアニメ「ゆるキャン△」で、グビ姐がココアに入れて飲んでいたお酒でもあります。

アルコール度数は35%。
スピリッツとしてはやや低めですが、しっかりアルコール。
しかし飲みやすいため飲みすぎには注意が必要です。

お財布が許すのであれば、より特徴が出ている「キャプテンモルガン プライベートストック」もおすすめです。甘いラムの代名詞とも言えるどっしりと甘い、贅沢な味わいを楽しむことができます。

こちらも「ゆるキャン△」で、グビ姐が飲んでいましたね。
やはり、冬キャンプには、甘いスパイスドラムがおすすめです。

 

ラムについて興味が出てきた方は、おすすめの銘柄をまとめたこちらの記事もご覧ください。

ラムのおすすめ銘柄13選|王道から個性派まで人気ラムを特徴別に紹介

 

定番で失敗しにくい「ウイスキー」

ラムに次いでお勧めしたいのが、人気のジャンル「ウイスキー」です。

持ち運びやすさ、手軽さ、飲み方の幅、キャンプらしさのバランスがよく、迷ったときに最初の1本として選びやすいお酒だと思います。

ウイスキーの良さは、シンプルに楽しみやすいことです。
ロックや水割りはもちろん、炭酸水があればハイボールにもできますし、寒い時期ならお湯割りにすることもできます。
飲み方を広げやすいのに、ラムほど「少し遊びたい気持ち」が前に出るわけではなく、全体としてかなり安定感があります。

また、ウイスキーはキャンプの雰囲気にもよく合います。
焚き火を見ながらゆっくり飲む一杯とも相性がよく、外で飲むことでいつもより少しおいしく感じやすいお酒のひとつです。
「特別感はほしいけれど、あまり外したくない」というときにも選びやすいです。

>ウイスキーについての解説はこちら

 

おすすめの飲み方:

ウイスキーといえば、氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐだけの「オンザロック」
時間とともに氷が溶けて変化する味を楽しむことができるので、アルコール度数がきつくなりすぎず自分好みの楽しみ方をできることもおすすめの理由です。

また、カクテルとして楽しみたい方は、氷と炭酸水を用意して「ハイボール」にするのもおすすめです。レモンなども用意すると爽やかさが加わり豪華なカクテルになります。

 

 

それでは、キャンプにおすすめのウイスキーの銘柄をご紹介します!

キャンプに持っていくならこの1本

ジャックダニエル ブラック

ウイスキーの種類:テネシー

芳醇でまろやかなバランスの良い味わいが特徴のテネシーウイスキー。
テネシーウイスキーとは、バーボンウイスキーのうち、アメリカ南部のテネシー州で製造され、樽で熟成する前にテネシー州産サトウカエデの木炭を用いて濾過したものです。

ジャックダニエルでは、ブラック(Old No.7)がスタンダードかつ人気のある製品です。
その他にゴールドやシナトラセレクトなど様々な製品があります。

キャラメルのような芳醇な香り、まろやかな口当たり、スパイシーさを感じる後味は、複雑でありながら飲みやすい味わいであり、初心者にもおすすめのウイスキーです。

高すぎず、しかし高い品質、そしてキャンプ道具からも浮かないデザインは、まさにキャンプにおすすめのウイスキーと言えるでしょう。

 

他のウイスキーも比較して検討したい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

【2026年】ウイスキーのプレゼントにおすすめの銘柄|予算別に失敗しにくい人気銘柄を紹介

 

 

オシャレに楽しみたいならジン

キャンプで飲むお酒として、すっきりした一杯を楽しみたいときに向いているのがジンです。
ラムやウイスキーに比べると、キャンプ酒の主役というよりは好みに合う人向けの選択肢という印象ですが、爽やかに飲みたいときにはかなり相性がいいと思います。

ジンの良さは、香りの軽やかさと飲みやすさです。
ソーダで割るだけでもすっきり楽しみやすく、暑い時期や昼寄りの時間帯にも合わせやすいです。
焚き火の前でしっぽり、というよりは、景色を見ながら気軽に飲む一杯に向いている印象があります。

 

また、蒸留酒なので持ち運びやすさは十分あります。
ただし、ロックで飲むよりもソーダやトニックで割ることが一般的なので割材は必須といえそうです。

重すぎるお酒は避けたいときや、夏のキャンプで爽やかに飲みたいときにはかなり使いやすいです。
ラムやウイスキーほどの“キャンプらしさ”は強くないものの、気分に合う場面ではしっかり良さが出るお酒だと思います。

>ジンについての解説はこちら

おすすめの飲み方:

ジンの他にトニックウォーターを準備する必要がありますが、やはり“ジントニック”がおすすめです。

出来ればライムを飾りたいところですが、スーパーに置いてある可能性は50%程度(猫田の主観ですがあながち間違いではない気がしています)。
近くのスーパーにライムがない場合はレモンでも代用可能です。

キャンプにジンを持っていくのであれば是非おすすめしたい銘柄を紹介します!

 

ボンベイサファイア

四大ジンの一つ、ボタニカルがしっかり香る、香り豊かなジンです。
カクテルのベースとしても優秀で、お酒が好きな方であればロックで飲んでも、その香りを楽しむことができます。

ジンをストレートやロックで飲むのは、あまりメジャーではありませんが、香りがしっかりしているジンであれば比較的、抵抗感なく楽しめるかと思います。

ボンベイサファイアは「カクテルとして楽しみたいけど、ロックも試してみたい」という方にイチオシの一本です。
そのため、荷物を減らしたいキャンプ酒にピッタリのジンと言えます。

 

ジンの銘柄を特徴別にまとめた記事はこちらになります。

【2026年】ジンのおすすめ銘柄|王道から個性派まで人気ジンを特徴別に紹介

 

 

手軽さ重視ならビール

暑い時期のキャンプに欠かせないお酒と言えば、やはりビール。
度数が比較的低いため、作業中にも飲んでも安心なので、日が落ちる前にも飲みたくなりますよね。

 

ビールの良さは、とにかく手間がかからないことです。
割り材を用意しなくてもよく、グラスがなくても飲みやすいので、「あまり準備を増やしたくない」「着いてすぐに一杯飲みたい」というときにはかなり向いています。
昼の時間帯や食事と一緒に楽しむお酒としても相性がよく、キャンプの中でも取り入れやすいです。

 

一方で、ラムやウイスキーのように飲み方を広げて楽しむタイプではありません。
そのままで完成されているぶん、応用の幅はそこまで大きくなく、夜にゆっくり雰囲気を味わいながら飲む一杯としては、蒸留酒に少し譲る部分もあります。

また、缶で持っていける手軽さはありますが、本数が増えるとかさばりやすいのもビールの特徴です。
そのため、一番特別感のあるお酒というよりは、手軽に楽しめる定番のお酒として考えるのが自然だと思います。

 

それでも、キャンプで飲むビールのおいしさはやはり強いです。
外で飲む開放感や、食事と合わせたときの気軽さはかなり魅力があるので、「難しく考えずに楽しめるお酒を持っていきたい」という方にはかなり向いています。

 

キャンプに持っていくならこの1本

よなよなエール

せっかくキャンプでビールを飲むなら、普段より少しだけ特別感のある1本を選ぶのも楽しいです。
よなよなエールは香りも楽しみやすく、外でゆっくり飲む一杯としても雰囲気を出しやすいので、キャンプとの相性も悪くないと思います。

定番のラガーを気軽に持っていくのももちろんありですが、「せっかくなら少し印象に残るビールを持っていきたい」というときには選びやすい1本です。

 

初めて持っていくならこの2本

ここまでラム、ウイスキー、ジン、ビールを見てきましたが、初めてキャンプにお酒を持っていくなら、まずはラムウイスキーから選ぶのがおすすめです。

どちらも持ち運びやすく、キャンプらしい雰囲気も出しやすく、飲み方を広げやすいので、1本持っていくだけでも満足感を出しやすいと思います。

 

キャンプらしい雰囲気を楽しみたいならラム

せっかくキャンプで飲むなら、家飲みとは少し違う雰囲気も楽しみたいという方にはラムがおすすめです。
少し甘さのある香りや、ロック・ソーダ割り・ホットラムまで広げやすいところがキャンプとかなり相性がよく、外で飲む一杯として印象に残りやすいです。

特に、焚き火を見ながらゆっくり飲みたいときや、少し特別感のある一杯にしたいときは、ラムの良さが出やすいと思います。
「キャンプで飲むお酒らしさ」を重視するなら、おすすめの1本です。

 

まず失敗しにくい定番を選びたいならウイスキー

一方で、まずは無難に選びたい、飲み方の広さもほしいという方にはウイスキーがおすすめです。
ロック、ハイボール、お湯割りなどに広げやすく、キャンプでもかなり扱いやすいので、最初の1本として安定感があります。

ラムほど雰囲気に振り切ってはいないですが、そのぶん外しにくく、ソロでも複数人でも使いやすいのが魅力です。
「まずは定番から入りたい」「いろいろな場面に合わせやすい方がいい」という方には、ウイスキーの方が決めやすいと思います。

 

迷ったらこの考え方で選べばOK

  • キャンプらしい雰囲気を楽しみたいならラム
  • まず失敗しにくい定番を選びたいならウイスキー

この2本を基準に考えると、かなり選びやすくなります。
手軽さを重視するならビール、すっきり飲みたいならジンももちろんありですが、最初の1本として満足感を出しやすいのは、やはりラムかウイスキーだと思います。

 

 

ちなみに、猫田イチオシの銘柄はこちらです。
ラム:キャプテンモルガン
ゆるキャン△にも登場するお酒です。

 

 

まとめ

キャンプで飲むお酒は、家で飲むときとはまた違ったおいしさがあります。
外の空気や景色、焚き火の雰囲気も合わさることで、同じお酒でも少し特別に感じやすいのがキャンプのおもしろさです。

 

そのうえで、キャンプに持っていくお酒を選ぶときは、味の好みだけでなく、持ち運びやすさ・手軽さ・飲み方の幅・キャンプらしさまで含めて考えると選びやすくなります。
今回紹介した4種類の中では、キャンプらしい雰囲気まで含めて特におすすめしやすいのはラム、迷ったときに選びやすい定番はウイスキーです。

ビールは手軽さを重視したいときに強く、ジンはすっきり飲みたいときに向いています。
どれが一番いいというより、自分がキャンプでどんな一杯を楽しみたいかで選ぶのがいちばん自然だと思います。

 

初めて持っていくなら、

  • キャンプらしい雰囲気を楽しみたいならラム
  • まず失敗しにくい定番を選びたいならウイスキー

この2本を基準に考えると決めやすいです。

 

「キャンプで飲むお酒を選びたい」「いつもと少し違う一杯を楽しみたい」という方は、ぜひ気になったものから試してみてください。
外で飲むだけでも、きっと家飲みとは少し違ったおいしさが感じられると思います。

 

 

 

キャンプにおすすめのお酒グッズはこちらの記事で紹介しています。

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