【酒専門ブログが解説】キャンプにおすすめのお酒を紹介!ゆるキャン△に登場したあのお酒も!

こんばんは、猫田です。

大人のキャンプの必需品と言えば「お酒」
外で飲むお酒はいつもと違う美味しさがあります。

しかし、一言で“お酒”と言っても様々な種類や銘柄があります。
ビールに日本酒、ワインにウォッカ…

結局、自分の好きなお酒を持っていくのが一番ではありますが、せっかくのキャンプということで何を持っていくか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、キャンプにおすすめのお酒の「種類」をおすすめ度とともにご紹介します。
また、その種類の中で、特におすすめの「銘柄」を厳選してご紹介します!

キャンプのお供に、長い夜の時間をリラックスして過ごすことができるお酒を見つける参考になれば幸いです。

キャンプにおすすめの”お酒グッズ”はこちらの記事で紹介しています。

キャンプ酒:ラム(おすすめ:★★★★★)

あまり有名どころではないものの、「キャンプ」となれば真っ先にお勧めしたいのが「ラム」です。

夏キャンプではロックやラムコーク、モヒートなどで爽やかに…
冬キャンプではホットラムで暖まる…
まさに、外で飲むために生まれたお酒といっても過言ではないでしょう!

ラムにも様々な種類がありますが、最も分かりやすいのが色による分類。
以下の3つに分かれます。

・ホワイトラム:クセが少なく飲みやすい。カクテルベースにおすすめ。
・ゴールドラム:程よい樽香とカラメル香、甘味を感じられるバランス型。
・ダークラム:濃厚な香りと独特な風味、深いコクを感じられるどっしり派。

>ラムについての解説はこちら

キャンプに特におすすめなのは「ゴールドラム」です。

王道のラムであり、ロックやストレートでも、カクテルのベースにしても楽しめる万能さがキャンプにおすすめの理由です。

いろいろな飲み方をしたいけど、持ち物は無限に増やせない…
そんな悩みを1本で解決してくれます。

おすすめの飲み方:

氷を用意できるのであれば「オンザロック」が手軽でおすすめ。
氷を入れたグラスにラムを注ぐだけで十分楽しめます。
しっかり甘いラムもあるのでそれだけで美味しく飲むことができます。

カクテルの種類も豊富です。
コーラを用意して「ラムコーク」、炭酸水を用意して「ラムハイボール」、炭酸水に加えライムとミントまで用意できれば清涼感のある「モヒート」をつくることができます。
簡単に作れるカクテルが多いのもおすすめの理由です。

また、冬キャンプには“ホットラム”がおすすめです。
様々なレシピがありますが、最も手軽でお勧めなのが「ホットラムココア」
作り方は非常に簡単で、ココアにお好みの量のラムを混ぜるだけ。
大人な味わいに仕上がり、体もあったまるカクテルが簡単に作れます。

続いて、特におすすめのラムの銘柄を紹介します!

キャプテンモルガン

バニラなどの香辛料で香りづけをした“スパイスドラム”。
甘いお酒が好きな方はぜひ一度試していただきたい一本です。

バニラフレーバーが香り、しっかり甘いのでそのままでも十分にその味わいを楽しむことができます。
氷を用意してロック、グラスだけ用意してストレート…シンプルな飲み方で楽しめる有能なラムになっています。

17世紀にカリブ海で活躍した海賊“ヘンリー・モーガン”が名前の由来となっています。

ちなみにアニメ「ゆるキャン△」で、グビ姐がココアに入れて飲んでいたお酒でもあります。

アルコール度数は35%。
スピリッツとしてはやや低めですが、しっかりアルコール。
しかし飲みやすいため飲みすぎには注意が必要です。

お財布が許すのであれば、より特徴が出ている「キャプテンモルガン プライベートストック」もおすすめです。甘いラムの代名詞とも言えるどっしりと甘い、贅沢な味わいを楽しむことができます。

こちらも「ゆるキャン△」で、グビ姐が飲んでいましたね。
やはり、冬キャンプには、甘いスパイスドラムがおすすめです。

バカルディ ゴールド

ラムベースのカクテルでもロックやストレートでも楽しみたい方におすすめの、飲み方を選ばない定番のゴールドラム。

熟成による厚みのある味わいがありながら、カクテルのベースとしてもマッチするバランスの良い1本です。

甘すぎるラムはちょっと…。
という方はバカルディ ゴールドを試してみても良いでしょう。

お財布が許すのであれば、より香り豊かで口当たりのよい「バカルディエイト」もおすすめです。
しっかりとしたラムの風味が出ており、アルコール感もあまり感じさせない素晴らしい仕上がりです。

バカルディエイトもカクテルのベースとしてはもちろん、ロックやストレートでも楽しめる味わいになっています!

ラム+α:シナモンスティック

冬キャンプにラムを持っていくなら、もう一品鞄に入れていただきたいのがこちら。

特にホットラムをつくる場合におすすめなのがシナモンスティックです。
ラムにシナモンは王道の組み合わせ。

ホットラムには様々なレシピがありますが必要なものが多くなりがち。
そこで最もシンプルかつ、人気のあるアレンジであるシナモンスティックに絞ることをおすすめします。

シナモンスティックをホットラムココアなどシンプルなカクテルにプラスするだけで、味の変化や見た目のお洒落さを味わうことができます。荷物を多くしすぎないために少量の製品を選ぶか、密閉できる容器に必要な分だけ入れて持っていくのがおすすめです。

キャンプ酒:ウイスキー(おすすめ:★★★★☆)

ラムに次いでお勧めしたいのが、人気のジャンル「ウイスキー」です。

ロックでもハイボールでも様々な飲み方ができるウイスキーはキャンプにおすすめ。
大人な雰囲気をより醸し出してくれます。

グッズにこだわってみて必要な量だけを”スキットル”に入れて持っていくのも良いでしょう。
特別な雰囲気を味わうことができ、飲みすぎも防止できるのでソロキャンプにもおすすめです。

>ウイスキーについての解説はこちら

おすすめの飲み方:

ウイスキーといえば、氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐだけの「オンザロック」
時間とともに氷が溶けて変化する味を楽しむことができるので、アルコール度数がきつくなりすぎず自分好みの楽しみ方をできることもおすすめの理由です。

そのほかにウイスキーのみで楽しめる飲み方としては「ストレート」がありますが、それだとアルコール感が強すぎて…という方も多いかと思います。
そんな方におすすめしたいのが「水割り」です。
そのウイスキー特有の香りがふわりと香る、ウイスキー本来の味を楽しむ飲み方でもあります。

また、カクテルとして楽しみたい方は、氷と炭酸水を用意して「ハイボール」にするのもおすすめです。レモンなども用意すると爽やかさが加わり豪華なカクテルになります。

それでは、キャンプにおすすめのウイスキーの銘柄をご紹介します!

自分の好きな銘柄がある方はもちろんその銘柄で構いませんが、せっかくキャンプでウイスキーを飲むのであれば雰囲気にマッチしており美味しいウイスキーを、という観点で選びました。

ジャックダニエル

ウイスキーの種類:テネシー

芳醇でまろやかなバランスの良い味わいが特徴のテネシーウイスキー。
テネシーウイスキーとは、バーボンウイスキーのうち、アメリカ南部のテネシー州で製造され、樽で熟成する前にテネシー州産サトウカエデの木炭を用いて濾過したものです。

ジャックダニエルでは、ブラック(Old No.7)がスタンダードかつ人気のある製品です。
その他にゴールドやシナトラセレクトなど様々な製品があります。

キャラメルのような芳醇な香り、まろやかな口当たり、スパイシーさを感じる後味は、複雑でありながら飲みやすい味わいであり、初心者にもおすすめのウイスキーです。

高すぎず、しかし高い品質、そしてキャンプ道具からも浮かないデザインは、まさにキャンプにおすすめのウイスキーと言えるでしょう。

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年

ウイスキーの種類:スコッチ

世界で最も売れているウイスキー。
程よくスモーキーな香り、バニラの甘い香り、シトラス系のフルーティな香り、など複雑な香りがバランスよくまとまり、非常に飲みやすい味わいに仕上がっています。

スリムなボトルはかさばらず持ち運ぶことが可能です。

ストレートやロックなどシンプルな飲み方で楽しめるウイスキーでもあり、荷物を少なくしたいキャンプ酒としてもおすすめの一本です。

ボウモア 12年

ウイスキーの種類:スコッチ

スモーキーなウイスキーなため、好みに合うかは注意が必要です。
スモーキーさが特徴のアイラモルト(アイラ島で造られるウイスキー)の中では比較的飲みやすい味わいでもあり、スモーキーなウイスキーの入門銘柄とされることも多い銘柄です。

12年はボウモアシリーズの中で最も若いボトルですが、スモーキーさの他にフルーティな香りや爽やかな味わいが感じられるため、初心者に特におすすめの一本です。

スモーキーなウイスキーに慣れていない、けどこの機会にチャレンジしたい方におすすめの一本。
保険として、ハイボールとして飲めるように炭酸水を用意しておくとなお良いでしょう。

キャンプ酒:ジン(おすすめ:★★★☆☆)

ジュニパーベリーを中心としたボタニカル(植物)で香りづけをした蒸留酒。

あまり外飲みするイメージのないお酒かもしれませんが、爽快感を感じられるジンは、暑い時期のキャンプにおすすめです。

>ジンについての解説はこちら

おすすめの飲み方:

ジンの他にトニックウォーターを準備する必要がありますが、やはり“ジントニック”がおすすめです。

出来ればライムを飾りたいところですが、スーパーに置いてある可能性は50%程度(猫田の主観ですがあながち間違いではない気がしています)。
近くのスーパーにライムがない場合はレモンでも代用可能です。

キャンプにジンを持っていくのであれば是非おすすめしたい銘柄を紹介します!

ジンマーレ

地中海で造られる、爽快感が特徴のクラフトジン。
スタンダードなジンとは一味違い、シトラス系の香りや、オリーブやバジルなどの香草の香りが感じられる、爽やかな味わいのジンになっています。

しかし、キャンプにジンマーレをおすすめする理由は、爽快感のある味わいだけではありません。

「キャップが50mlを計れるメジャーカップになっている」という面白いギミックが、外飲みの機会には非常に役に立ちます。

わざわざメジャーカップを買ったり、家から持って行ったり、するのは面倒ですが、カクテルをつくるときに目分量だけでつくっているとつい濃くなってしまったりしがち。その点ジンマーレは、持っていくだけでメジャーカップもついてくるという一石二鳥のお酒なのです。

>ジンマーレのレビューはこちら

ボンベイサファイア

四大ジンの一つ、ボタニカルがしっかり香る、香り豊かなジンです。
カクテルのベースとしても優秀で、お酒が好きな方であればロックで飲んでも、その香りを楽しむことができます。

ジンをストレートやロックで飲むのは、あまりメジャーではありませんが、香りがしっかりしているジンであれば比較的、抵抗感なく楽しめるかと思います。

ボンベイサファイアは「カクテルとして楽しみたいけど、ロックも試してみたい」という方にイチオシの一本です。
そのため、荷物を減らしたいキャンプ酒にピッタリのジンと言えます。

キャンプ酒:ビール(おすすめ:★★★★☆)

暑い時期のキャンプに欠かせないお酒と言えば、やはりビール。
度数が比較的低いため、作業中にも飲んでも安心なので、日が落ちる前にも飲みたくなりますよね。

基本的にはご自分の好きな銘柄を選ぶのがおすすめ。
さらにビールはウイスキーやラムと異なり、複数銘柄を持っていくことも可能です。

そのため、基本的には好みでいろいろ選んでしまって問題ないのですが、特に好みがない場合や、他の人のビールもまとめて購入する場合のために、選ぶ基準をご紹介します。

キャンプビールの選び方1「容器」

迷ったら「缶ビール」を選ぶと間違いがないでしょう。
これは単純に瓶ビールだと荷物が重くなるという理由からです。

プラスαとして、缶ビールだけどいつもと違う雰囲気を味わうためには海外のビールを選ぶのも手です。
特に「バドワイザー」は爽快感のある味わいのため、暑い日に外で飲むのにピッタリのビールです。

ただし、雰囲気重視で「瓶ビール」を選ぶ挑戦に出ることも良し。

キャンプにおすすめの瓶ビールは「コロナビール」です。

ライムを挿して飲むのが王道のスタイルですが、コロナビールをおすすめしたい理由はそこではありません。

通常のビールは日光にさらすとホップの成分が変化し、日光臭と呼ばれる不快なにおいが生まれてしまいます。一方コロナビールは使用するホップを加工しており、日光臭を生じさせないようになっています。

そのため透明なボトルでおいしく飲むことができる、外飲みにピッタリのビールと言えるでしょう。

キャンプビールの選び方2「適温」

ビールによっておすすめの温度が異なります。
そのため、ご自分のキャンプ道具でキンキンに冷やすことができるかどうか、によって選ぶべきビールが異なります。

キンキンに冷やすことができるのであれば「スーパードライ」など、0度近くで飲むために造られた爽快感のあるビールがおすすめです。
さらに発売当初人気すぎて品切れが続いた”生ジョッキ缶”であれば、お店のような泡をキャンプでも楽しむことができます。

一方、そこまで冷やすことができないのであれば、「ヱビスビール」などのどっしり系のビールか、15度程度が適温のエールタイプのビールがおすすめです。

手軽にキャンプができるレンタルサービス

ここまで、キャンプ酒をご紹介してきましたが、いざキャンプをするとなると準備が大変です。

「キャンプ酒に興味はあるけど、実際にするのはハードルが高い」という方も多いかと思います。
実際キャンプをするとなると、道具一式をそろえると5万円、10万円、それ以上、簡単にかかってしまいます。

そこでキャンプ初心者の方におすすめしたいのが、キャンプ道具のレンタルサービスです。

hinataレンタル」ではキャンプに必要なもの一式をレンタルすることができます。
キャンプ初心者セットなどもあり、ソロキャンプセットで8,500円~とかなり手軽に楽しむことができます。

「試しに一度キャンプしてみたい!」という方におすすめのサービスとなっています。

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まとめ

キャンプにおすすめのお酒の種類は以下の通りです。

ラム   (おすすめ度:★★★★★)
ウイスキー(おすすめ度:★★★★☆)
ジン   (おすすめ度:★★★☆☆)
ビール  (おすすめ度:★★★★☆)

ラム酒はあまり馴染みのないお酒かもしれませんが、キャンパーさんには是非試していただきたいキャンプにぴったりのお酒です。

暑い時期のキャンプにはモヒートやラムコークなどのカクテルやロックで、冬キャンプにはホットラムのカクテルで、シーンに応じた楽しみ方ができます。

猫田イチオシの銘柄はこちらです。

ラム:「キャプテンモルガン」

ゆるキャン△にも出てきたあのお酒です。
詳細は本文をご覧ください!

その他に気になったお酒があれば本文に戻って、検討していただけると幸いです!

もっとラムの銘柄を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

キャンプにおすすめのお酒グッズはこちらの記事で紹介しています。