こんばんは、猫田です。
「女性におすすめのお酒」を調べると、甘いお酒・度数の低いお酒だけが紹介されているサイトをよく見かけます。
しかし、「女性=甘いお酒」「女性=度数の低いお酒」というのはあまりに短絡的すぎると思いませんか?日本酒が好きな女性もいれば、ウイスキーが好きな女性も多くいます。
では、「女性におすすめのお酒」とは何か…
この記事では「見た目が無骨すぎない」ことを女性におすすめの理由としました。
そこで、「家にあっても恥ずかしくない」お酒をご紹介いたします!
もちろん見た目だけでなく、味も美味しく、評価の高いものを選んでいます!
また、甘いお酒も含めて紹介しています。
この記事は
・家飲みのお酒を探している女性の方
・女性へのプレゼントをお探しの方
に読んでいただきたい内容になっています!
■筆者「猫田」について
・某ビール会社で生産管理の業務に携わっていました。
・趣味はお酒を飲むこと、バー巡り、カクテルづくり。
・特に好きなお酒はジンです。
・お酒の情報に特化したブログを運営しています。
女性におすすめのウイスキー
女性におすすめしたい、見た目が美しい本格派のウイスキーを紹介します。
世界的に人気の高いスコッチウイスキーから3銘柄、あっさり飲みやすいアイリッシュウイスキーを1銘柄、人気高騰中のジャパニーズウイスキーから2銘柄を紹介します。
どれも品質や評価は申し分なく、さらには見た目も重厚感がありすぎず、家の雰囲気を壊さないウイスキーになっています。それぞれおすすめの飲み方も紹介していますが、基本的には“ハイボール”にすると飲みやすくもなるためおすすめです!
グレンモーレンジィ オリジナル
柑橘系の香りが特徴のシングルモルトのスコッチウイスキー。
爽やかな柑橘の香りやバニラの風味が感じられ、複雑でありながらスムースな飲み口のウイスキーになっています。
グレンモーレンジィは、伝統的なスコッチウイスキーの製法を守りながらも、常に革新的なウイスキーを造り出しているブランドです。スコットランドのハイランド地方にあるグレンモーレンジィ蒸溜所で造られています。
本格派のウイスキーでありながら、淡いオレンジ色に美しい曲線を持つボトルは女性の家にあっても浮かない、女性におすすめのスコッチウイスキーになっています。
【おすすめの飲み方】
複雑な味わいでありながらフルーティで飲みやすいため”ロック”がおすすめ。
また、ハイボールにするとフルーティな香りが広がるため”ハイボール”にしてもよし。
ハイボールにする際はレモンなど柑橘類を添えると見た目も華やかになりますよ。
>より詳細な情報はこちらのレビュー記事をご覧ください。
グレングラント 10年
青リンゴの香りが爽やかなシングルモルトのスコッチウイスキー。
爽やかな香味と軽く飲みやすい口当たりであり、ハイボールに最適なウイスキーになっています。
グレングラントはスコットランドのスペイサイド地方にあるグレングラント蒸溜所で造られています。イタリアでは「シングルモルトと言えばグレングラント」とされるほどに人気の銘柄になっています。
リニューアルされた新ボトルは、透明なボトルにグリーンのラベル。
明るいゴールドの見た目の中身とあいまって、シンプルで重厚感を感じさせない見た目になっています。清涼感を感じるボトルになっているので、ぜひ目に入る位置にインテリアの一部としておいていただきたい一本です。
【おすすめの飲み方】
やはり”ハイボール”が最もおすすめです。
さわやかな青リンゴの香りが感じられ、食事と一緒に楽しむのに最適なハイボールになるでしょう。
ライトで雑味がないグレングラントにピッタリの飲み方です。
グレンファークラス 105
強い女性を象徴する本格派ウイスキー。
強い女性を代表するマーガレット・サッチャーが愛したスコッチウイスキー。
シェリー樽で熟成されており、スモーキーな香りを感じられるフルボディのブレンデッドウイスキーです。
グレンファークラスは、スコットランドのスペイサイド地方にあるグレンファークラス蒸溜所で造られます。「105」はアルコール度数60%と非常に高いため要注意です。
通常の度数である43%のものが良ければ「グレンファークラス12年」がおすすめです。
価格は高めではありますが、アルコール度数が60%(通常は40%程度)、容量が1000ml(通常は700ml程度)ということを考慮すると高すぎることはありません。
【おすすめの飲み方】
グレンファークラスは水を少し加えることで香りがふわっと広がります。そのため“トワイスアップ”と呼ばれる、ウイスキーと同量の水を注ぐ飲み方がおすすめです。
しかし度数の高さもあり、飲みやすさを考えると、氷と水を加える水割りや、氷と炭酸水でつくるハイボールにしても良いでしょう。
「偉人・有名人が愛したお酒」はこちらの記事で紹介しています。
ブッシュミルズ オリジナル
アイリッシュウイスキーを代表するさわやかな味わいの銘柄。
アイリッシュウイスキーは、フルーティで爽やかな香味のものが多く、ピートを使用しないものが多いためスモーキーさがない味わいが特徴です。クセが強いウイスキーはあまり好きではない方におすすめのジャンルです。
ブッシュミルズ オリジナルは軽やかでスムース、ライトな飲み口とクセのないクリアな味わいが感じられるブレンデッドウイスキーです。オリジナルはブレンデッドですが、シングルモルトも製造されています。
ブッシュミルズ蒸留所は北アイルランド・アントリム州にあり、1784年から続くアイリッシュウイスキー最古の蒸留所のひとつです。アイリッシュウイスキーの伝統的な製法を用いて造られます。
ボトルもスリムでシンプルなため、部屋のデザインを崩しません。
【おすすめの飲み方】
”ハイボール”がおすすめです。
ブッシュミルズならではのスムースな口当たり、フレッシュな果実の香りが感じられる爽快感のあるハイボールになります。
白州
山崎に匹敵する人気を誇るサントリーのシングルモルトウイスキー。
みずみずしく爽やかでスムース、軽やかな味わいが特徴のシングルモルトです。しかし程よいスモーキーな香りはジャパニーズウイスキーらしく、全体的に個性を感じる仕上がりになっています。
白州の12年、18年、25年と熟成期間の記載があるボトルはプレミアム価格がついてしまっています。また、ボトルデザインも重厚感のあるものになってしまっているため、まずはノンエイジの白州がおすすめです。
山梨県にある白州蒸溜所で造られます。蒸留所見学も行っており、製造工程を観られるだけでなく原酒のテイスティングもすることができます。
白州のグリーンのボトルは重たい印象もなく、インテリアに溶け込んでくれます。
ジャパニーズウイスキーは好きだけど、山崎や響の茶色いボトルは無骨すぎて…という女性におすすめしたい本格派のジャパニーズウイスキーです。
【おすすめの飲み方】
”ハイボール”がおすすめです。
ミントを添えると、香味の爽やかさと見た目の華やかさが加わります。
もちろんロックなどそのままの味わいを楽しむ飲み方もおすすめです。
アマハガン エディション山桜
2016年に誕生した長濱蒸溜所のブレンデッドウイスキー。
AMAHAGAN(アマハガン)は、世界のモルト原酒をブレンドすることに焦点を当てたシリーズです。
海外のモルトウイスキーをベースに、長濱蒸溜所のモルト原酒をブレンド、日本原産の「山桜」にて後熟を行ったブレンデッドウイスキーです。
桜餅のような香りにモルトの甘さ、優しい後味が特徴。
見た目は赤みがかった琥珀色で、桜が描かれたラベルも他にはない美しさです。
WWA2022において、ワールドベスト・マルチナショナルブレンデッドモルトに選ばれ、TWSC, IWSCなどの国際コンペティションでも高位の賞を受賞する実績ある銘柄です。
【おすすめの飲み方】
”オンザロック”でゆっくり飲みたい味わいになっています。
ただし、アルコール感が気になる場合は、ハイボールにしても特徴である桜餅の香りを十分楽しむことができます。
女性におすすめのジン
カロリーの低い蒸留酒を探しているけどウイスキーのクセのある味わいはあまり…
という方におすすめしたいお酒のジャンルが“ジン”です。
ジンとは、ジュニパーベリーをはじめとするボタニカル(植物)で香りづけをした蒸留酒です。
基本的な飲み方は、トニックウォーターで割る「ジントニック」ですが、香りや味わい豊かなジンであれば炭酸水で割るだけの「ジンソーダ」や、氷を入れたグラスに注ぐだけのロックなどジンの味わいをそのまま楽しむことができる飲み方もおすすめです。
定番の“ロンドンドライジン”だけでなく、瓶詰め前に砂糖を加えた甘口の“オールドトムジン”や、蒸留後の原酒に香草などを漬け込んだ“コンパウンドジン”も含めて紹介します。
ボンベイサファイアジン
10種類のボタニカルを使用した香り豊かなロンドンドライジン。
シトラスやフローラルな香り、口あたりはスムース、フィニッシュには少しピリッとするスパイシーさ、など複雑な香味を感じられます。
世界中で人気のジンであり、ビーフィーター、タンカレー、ゴードンと並ぶ四大ジンと呼ばれるジンでもあります。
サファイア色のボトルも美しく、キッチンを彩るアイテムにもなってくれます。
プレミアムシリーズであるスター・オブ・ボンベイはさらに洗練されたデザインになっています。
ボンベイ自体が複雑な香りを持つため、飲み方は“ジンソーダ”などシンプルなカクテルがおすすめです。アレンジでライムやオレンジを入れると味の変化を楽しむことができます。
鮮やかな青いボトルは目に入る位置においていただきたい一本です。
クローバージン オリジナル
ベルギーで3姉妹の醸造家が造る話題のクラフトジン。
「洋梨」、「カモミール」、「クローバー」、「エルダーフラワー」など個性的なボタニカルで香りづけをした、フローラルな香りを感じられるクラフトジン。
華やかさを感じる一方で、ジンのベースである「ジュニパーベリー」とそれを引き立たせる「コリアンダー」もしっかり効いており、ジンの基本に忠実なクオリティの高いジンになっています。
見た目はシンプルで可愛く、目につく場所に置いておきたくなるデザインです。
プレゼントにもおすすめです!
ブルームジン
ドライな口当たりのスタイリッシュなジン。
ジンの本場イギリスの大手ジン蒸溜企業G&J Distillersが造るロンドンドライジン。
女性がマスターディスティラーを務めているということでも知られています。
味わいはドライで辛口。
使用しているボタニカルは、ジュニパー、アンジェリカルート、コリアンダー、カモミール、スイカズラ、ザボンなど。しっかりしたジンらしい香りの中にフローラルな香りが感じられます。
日本での知名度はあまり高くありませんが、評価の高い一本です。
シンプルなボトルデザインもその魅力の一つであり、女性の家に置いてあっても何も違和感はありません。
バスタブジン
かわいい包装紙に包まれた個性ある王道クラフトジン。
一本ずつ包装紙と撚り紐で梱包された可愛いボトルも人気の理由です。
ヨーロッパでは高級デパートにギフト用としても並べられている銘柄です。
「ジュニパーベリー」をメインに、「カルダモン」、「オレンジピール」、「シナモン」の香味が確かに感じられる飲みやすい仕上がりになっています。
2014年に「ワールド・ジン・アワード」でコンパウンドジン部門世界一に輝き、その他にも様々な賞を受賞しているなど、実力も確かなジンでもあります。
こちらの記事でバスタブジンのレビューをしています。
ジンクス オールドトムジン
ジンの本場ロンドンで製造される新時代のオールドトムジン。
普通のジンだとちょっと飲みにくい…という人におすすめしたいのが“オールドトムジン”です。
瓶詰め前に2%程度の砂糖を加えて造られるジンであり、甘口の飲みやすいジンになっています。
ジンクスはオールドトムジンの中でもさらに飲みやすく、オレンジの香りが豊かに香る個性派のオールドトムジンになっています。ガツンとくるオレンジフレーバーと、程よい甘さを感じる味わいです。
ボトルデザインの猫(ジンクスくん)がトレードマークですが、これを可愛いととるか不気味ととるかは人次第。オールドトムジンは、トムキャットという黒猫が目印でもあり、ボトルに描かれることが多くなっています。
オールドトムジンについてはこちらの記事で解説しています。
女性におすすめのリキュール
リキュールとは、“蒸留酒をベースとして、果実や薬草、香辛料、甘味料、香料などを加えたお酒”を指します。
果実系のリキュールや薬草系のリキュールなど、様々な種類のリキュールがあり、基本的な飲み方はカクテルですが、ロックで飲むことができるリキュールもあり様々です。
そこでこの記事では、「どのようなリキュールがあり」「どの銘柄がおすすめなのか」を知っていただくために、代表的なリキュールの種類と、そのリキュールを代表する銘柄を紹介します。
キュラソー
キュラソーは、“オレンジの果皮で香りをつけたリキュール”です。
カクテルの材料として使用されることが多く、キュラソーを使うカクテルは数えきれないほどの種類があります。キュラソーの中にも種類があり、無色透明のホワイトキュラソー、熟成をすることでオレンジ色がつくオレンジキュラソー、青色で着色したブルーキュラソーなどがあります。
コアントロー
圧倒的に有名なホワイトキュラソー。
最も有名なホワイトキュラソーの銘柄であり、バーには必ず置いてある一本です。
ホワイトキュラソーの別名にもなっている“トリプルセック”は、もともとこの製品の名前でした。
ホワイトキュラソーと言えばコアントロー。
初めてホワイトキュラソーを飲む場合はこのコアントローがおすすめです。
【おすすめの飲み方】
コアントローを使用して造られるカクテルは、ジンベースの「ホワイトレディ」、ウォッカベースの「バラライカ」、ブランデーベースの「サイドカー」など様々なカクテルがありますが、シェークするものが多く家でつくるには手間がかかるのも事実です。
そこで、コアントローを手軽に楽しむには、コアントローをトニックウォーターで割ったカクテル「コアントロートニック」がおすすめです。シンプルなカクテルでありながらオレンジの爽やかさがクセになるカクテルです。レモンを軽く絞って入れるとより美味しさがひろがります。
グランマルニエ
最高峰のオレンジキュラソー。
オレンジキュラソーで最も有名な銘柄であり、最高峰とも称される銘柄です。
オレンジの爽やかな香りに、しっかりとした苦味と甘味が感じられます。
コニャックにビターオレンジのエキスを加え、オーク樽で熟成して造られます。
熟成をすることにより深みと丸みのある味が生まれます。
デザート酒としても根強い人気のあるリキュールです。
【おすすめの飲み方】
グランマルニエは、キュラソーをカクテルの材料としてではなく飲んでみたい方におすすめの銘柄です。カクテルの材料やお菓子の材料にするだけではもったいない。
ストレートやオンザロック、時にはソーダ割りで飲むのにも適しています。
オレンジの風味と熟成によるまろやかさを味わうことができます。
ボルス ブルーキュラソー
鮮やかな青色が美しい、ブルーキュラソーの有名銘柄。
ブルーキュラソーで最も有名な銘柄です。
主にカクテルの材料として使用され、鮮やかな青色によりカクテルに涼しげな印象を与えることできます。
【おすすめの飲み方】
ブルーキュラソーを使用したカクテルはホワイトキュラソー同様に非常に多く、ラムベースの「ブルーハワイ」、テキーラベースの「マルガリータ」、ライチリキュールと組み合わせた「チャイナブルー」などがあります。
コーヒーリキュール
コーヒー系のリキュールも人気のカテゴリです。
最も有名なコーヒーリキュールは「カルーア」です。
カルーア コーヒーリキュールを牛乳で割ったカクテル「カルーアミルク」は特に女性に人気の知らない大人がいないほどに有名なカクテルです。
【おすすめの飲み方】
銘柄に共通しておすすめの飲み方は牛乳で割る飲み方です。
カルーアミルクはカルーアという銘柄のコーヒーリキュールを牛乳で割ったカクテルであり、他の銘柄のコーヒーリキュールでは厳密には作れませんが、いずれにせよコーヒーリキュールを牛乳で割ったスタイルは人気があります。
その他にも、「ブラックルシアン」「ホワイトルシアン」などウォッカベースのカクテルもありますが、基本的にコーヒーに合うものはコーヒーリキュールにも合うので様々なアレンジができるのもコーヒーリキュールの面白さといえます。
カルーア コーヒーリキュール
カルーアミルクの名前にもなった有名銘柄。
定番のコーヒーリキュール。
氷を入れたグラスにカルーアを入れて、牛乳を注ぐだけで最高に飲みやすいカクテルに仕上がります。ただ甘い缶チューハイを飲むよりも、自分好みのカクテルをつくる楽しみを感じられます。
しっかり甘い味わいで、牛乳で割ったカルーアミルクはあまりの飲みやすさに、飲みすぎないよう注意が必要なほどです。アルコール度数は割り方次第ですが、基本的なレシピのカルーアミルクは20%としっかりとしたお酒であることに注意が必要です。
パトロンX.O.カフェ
大人な風味のコーヒーリキュール。
テキーラベースのコーヒーリキュールです。
パトロンはテキーラ界の二大巨頭とも言われる高級ブランドになっています。
テキーラ特有の味わいと、甘さを抑えたドライな味わいと大人のコーヒーリキュールになっています。(お酒自体が大人のものなのでこの表現が正しくない気もしますが…)
牛乳で割ってみると、カルーアミルクとの違いに驚くでしょう。
甘いだけではないカルーアミルクを楽しみたい方におすすめです。
カシスリキュール
カシスソーダ、カシスオレンジ、カシスウーロン…など様々な人気カクテルのベースとなっているのが、“カシスリキュール”です。
「カシス」とは和名「クロスグリ」というベリー系の果物を指すフランス語です。
ルジェ・クレーム・ド・カシス
カシスリキュールの元祖であり、圧倒的な定番銘柄。
数あるカシスの品種から選び抜かれた「ノワール・ド・ブルゴーニュ」「ブラックドーン」という品種のみを使用して造られます
「クレーム・ド」の名前がついたリキュールは、1Lあたりの糖分が400g以上のものになりますので、カシスリキュールを選ぶ際には「クレーム・ド」がついているか否かも判断材料になります。カシスリキュールを初めて購入するのであれば、こちらを選んでおけばまず間違いはありません。
【おすすめの飲み方】
カシスリキュール自体がしっかり甘いので、炭酸水と割った「カシスソーダ」がおすすめです。
人気カクテルの「カシスオレンジ」もオレンジジュースで割るだけでつくることができますが、その際はレモンを添えるか絞るかすることで味に爽やかさと奥行きがでるのでおすすめです。
その他リキュール
特に人気のあるリキュールについて、おすすめの銘柄を含めご紹介してきました。
しかしその他にもリキュールは非常に種類が多く、用途や好みによって選んでいただくしかありません。
そこで「こんな選択肢もありますよ」ということで、いくつか少し変わったリキュールをご紹介します。しかし美味しいものを選んでいますので気になったものがあれば安心して試してみてください。
ヒプノティック
鮮やかなボトルが何よりも目を引く一本。
淡いブルーが魅力的なフルーツリキュールです。
数種類のトロピカルフルーツをウォッカとコニャックとブレンドして造られています。
甘酸っぱい味わいが特に女性に人気です。
【おすすめの飲み方】
ジントニックの材料にも使われる“トニックウォーター”で割ることで簡単にお洒落なカクテルができあがります。
女性におすすめの果実酒
果実酒は女性にとても人気のあるジャンルです。
しかし、果実酒の種類はフルーツの数だけあるといっても過言ではありません。
そこでこの記事では、どのような果実酒があるのか、そのジャンルで特におすすめの銘柄を紹介します!
梅酒
梅酒とは、一般的には6月頃に収穫される青梅を蒸留酒に漬け込んだ果実酒を指します。
スーパーで販売されているものもあれば、プレゼントに適した高価な梅酒もあります。
梅香 百年梅酒 プレミアム
白加賀という梅を使用しており、梅のエキス分が42.5%と圧倒的な梅感が感じられます。
香り味ともに濃厚であり、はちみつと黒糖によるコクも人気のヒミツです。
明利酒類は最近人気のVtuber「兎田ぺこら」ともコラボをしており、こちらはフレッシュな梅の香味が楽しめる仕上がりになっているとのことです。もともとポテンシャルの高いメーカーのため、単なる見た目だけのコラボ商品ではなくしっかり美味しいことが期待できます。
シードル(リンゴ酒)
ブドウから造られる醸造酒が“ワイン”と呼ばれるのと同様に、リンゴから造られる醸造酒は“シードル”と呼ばれます。他の果実酒と比べかなり市場の大きいジャンルになり、高価なシードルから手軽に楽しめる商品まで販売されています。
発泡性の有無に限らずシードルと呼ばれますが、日本で一般的にシードルと呼ばれるのは発泡性のあるスパークリングワインのようなお酒です。
ヴァル ド ランス クリュ ブルトン ブリュット
フランスのブルターニュ産のりんごを100%使って造られるシードル。
40種類以上のりんごを使用しており、深みのある味わいが特徴です。
杏露酒(あんず酒)
近年人気が高まっているリキュールがあんずの果実酒「杏露酒(しんるちゅう)」です。
名前からは意外と思われますが、杏露酒は日本で生まれたお酒です。
果実酒特有のフルーティで甘味のある味わいのため、デザート酒として楽しむことができます。飲み方は杏露酒自体にしっかりと甘味があるためソーダ割りがおすすめです。炭酸の爽快感が加わり、飲みやすさがアップします。もちろんオンザロックでゆっくり飲むのもアリです。
にごり杏露酒
杏露酒の生みの親キリングループの杏露酒です。
スタンダードな杏露酒もありますが、より果実感を感じられるにごり杏露酒がおすすめ。
発売以来、40年以上ひそかな人気を保っており、最近になり杏露酒自体に注目が集まったことでさらに確かな人気を集めるようになったお酒です。
国産あんず100%の浸漬酒を使用しており、じっくり漬け込むことによるしっかりしたあんずの香味が感じられます。
ゆず酒
さわやかな香りと風味が特徴のゆず酒も人気のカテゴリです。
炭酸水で割ったり、オンザロックで楽しんだりと、そのまま楽しむことができます。
鶴梅 ゆず(平和酒造)
濃厚なゆず酒として真っ先に名前があがるのが「鶴梅ゆず酒」です。
和歌山県産のゆずを100%使用しており、果汁の使用濃度は50%。
ゆず感たっぷりのゆず酒になっています。
みかん酒
みかん酒は他の果実酒と比べ市場はやや小さいものの、人気のカテゴリです。
特にお酒がそこまで好きではない方に人気があります。
あらごしみかん(梅乃宿酒造)
果実酒で有名な梅乃酒酒造がつくる果実感たっぷりのみかん酒です。
温州みかんの果肉が使われています。
しっかりみかんの甘さを感じる、デザート感覚で楽しめる人気のお酒です。
その他の女性におすすめのお酒
ラム
四大スピリッツの一つ“ラム”も女性におすすめです。
ラムは“サトウキビを原料にした蒸留酒”です。
特にスパイストラムと呼ばれる、バニラなどでフレーバーをつけたラムであれば、しっかりとした甘さもあり、それだけで美味しく楽しむことができます。
初心者におすすめのラムはこちらのリンクで紹介していますので、気になった方は是非ご確認ください。
テキーラ
海外セレブに最も人気のお酒“テキーラ”もいいでしょう。
テキーラは“リュウゼツラン(アガベ)を原料にしたメキシコの蒸留酒”です。
ショットで飲むイメージの強いテキーラですが、オレンジジュースと割ったテキーラサンライズや、トニックウォーターと割ったテコニックなど手軽につくれるカクテルも人気です。
初心者におすすめのテキーラはこちらのリンクで紹介しています。気になった方は是非ご覧ください。
ワイン
もちろんワインもおすすめのお酒です。
しかしワインには非常に多くの銘柄があり、価格幅も非常に広いため、一概にこれがおすすめということが言いにくく、別の記事にてご紹介させてください。
ワインに香りづけしたフレーバードワインの一種である“ベルモット”や、ワインに糖分を加えたフォーティファイドワインの一種である“シェリー”もおすすめです。
日本酒
こちらもワイン同様に、様々な銘柄、地域によるおすすめの銘柄、が様々あるため別の記事でご紹介させていただきます。
ビール
ビールが好きという女性も多くいらっしゃいます。
ただしビールの銘柄は今回紹介したお酒とは異なり、缶ビールとして手軽に楽しむことができるため「試してみてください」というのが正直な答えになります。
しかし選ぶ基準として2点おすすめの基準を解説します。
選ぶ基準:「ラガー」と「エール」
最近の缶ビールでよく見かける表記に「エール」があるかと思います。
これは“発酵方法”による違いであり、下面酵母を用いて低温で発酵させるのがラガーで、上面酵母を用いて比較的高温で発酵させるのがエールです。
ラガーはすっきりとした味わい、エールは華やかな味わい、が特徴です。
選ぶ基準:ビアスタイル
こちらは最近の缶ビールでよく見かける「IPA」や「ベルジャンホワイト」についてです。
ビアスタイルは数多くありますが、好みのビールを見つけるうえで最も必要になるのが、苦味の強度です。実際、ビアスタイルも苦味の強いスタイル、弱いスタイルに分けることができます。
以下の記事で、苦味の強さ、と見た目の色で代表的なビアスタイルを分類していますので是非ご覧ください。
まとめ
この記事では、女性におすすめの「見た目が良くしっかり美味しい」以下のジャンルから23銘柄を紹介しました。
・ウイスキー
・ジン
・リキュール
・果実酒
・その他のお酒
おすすめのお酒のジャンルから、本当におすすめできる銘柄のみを厳選して紹介しています。甘いお酒も甘くないお酒も含めてご紹介していますので、好みに合わせてお選びください!
プレゼントしたいお酒をお探しの方はこちらの記事もご覧ください。